部屋が片付かない!30代男性の部屋の片付けられない原因と解決策

部屋の片付けができません。30代男です。正確に言うと片付けることはできるのですが、きれいな状態を維持することができません。妻は家中をとてもきれいにしますが、私は自分の部屋だけをキレイにすることができません。(妻に、私の部屋のものは触らないでと言ってあります。)12畳の部屋は趣味のものや仕事関係の本などでごちゃごちゃです。やはり性格なのでしょうか?子供の頃はあまり気にしませんでした。結婚して妻の片づけを見ているうちに自分は間違っていることに気付きました。いつもきれいにしておけるコツ等がありましたら教えてください。

片付けられない原因を探る:性格の問題?それとも環境の問題?

「片付けられない」という悩みは、多くの男性が抱える共通の課題です。質問者様のように、片付けることはできるのに維持できない、というケースは、性格の問題というよりは、環境や習慣の問題である可能性が高いです。子供の頃は気にしなかったのに、結婚後、妻の片付けを見て「間違っている」と感じたという経験は、そのことを裏付けています。

性格的な要因も完全に否定できませんが、まずは環境と習慣に焦点を当てて改善策を探ることが重要です。12畳の部屋に趣味のものや仕事関係の本が溢れている状態は、整理整頓の難しさ、そして維持の困難さを招く大きな要因となっています。

12畳の部屋を快適空間に変えるための具体的なステップ

では、具体的な解決策を見ていきましょう。以下のステップに沿って、段階的に部屋を片付けていきましょう。

ステップ1:徹底的な断捨離

まずは、不要なものを徹底的に処分しましょう。これは、片付けの第一歩にして、最も重要なステップです。

  • 「本当に必要か?」を基準に判断する:1年以上使っていないもの、今後使う予定のないものは、迷わず処分しましょう。思い出の品などは、写真に撮って残すのも一つの方法です。
  • カテゴリー別に整理する:本、趣味の道具、衣類など、カテゴリー別に分けて整理すると、不要なものが分かりやすくなります。各カテゴリーごとに、本当に必要なものだけを残しましょう。
  • 「いつか使うかも…」は禁句:これは、断捨離の最大の敵です。「いつか使うかも」と残しておくと、部屋はいつまでも散らかった状態になります。本当に必要なものだけを残すことを徹底しましょう。
  • 処分方法を考える:不用品は、リサイクルショップに売ったり、フリマアプリで売ったり、適切な方法で処分しましょう。粗大ごみとして捨てる場合は、自治体のルールに従って処分してください。

ステップ2:収納スペースの見直しと確保

断捨離後、残ったものを効率的に収納できるよう、収納スペースを見直しましょう。

  • 収納用品を活用する:収納ボックス、棚、引き出しなど、収納用品を活用することで、整理整頓がしやすくなります。特に、透明な収納ボックスを使うと、中身が見えて探しやすいためおすすめです。
  • デッドスペースを活用する:壁面収納、ベッド下収納など、デッドスペースを有効活用しましょう。収納スペースを増やすことで、散らかりにくくなります。
  • 収納場所を決める:それぞれのアイテムの収納場所を決めて、必ずその場所にしまう習慣を身につけましょう。場所が決まっていれば、片付けがスムーズになります。

ステップ3:習慣化のための工夫

片付けが習慣化するには、継続的な努力が必要です。

  • 毎日5分間の片付け:毎日5分間だけ片付ける習慣を身につけましょう。毎日少しずつ片付けていくことで、部屋が散らかるのを防ぐことができます。
  • 「ながら片付け」を取り入れる:テレビを見ている時や音楽を聴いている時などに、片付けを同時に行いましょう。そうすることで、片付けの負担を軽減できます。
  • 定位置を決める:リモコン、眼鏡、鍵など、よく使うものは定位置を決めて置きましょう。そうすることで、探し物に時間を費やすことがなくなります。
  • 週末の大掃除:週末に時間をとって、部屋全体の大掃除を行いましょう。普段の片付けでは行き届かないところまで掃除することで、より清潔で快適な空間を維持できます。

ステップ4:インテリアの工夫でモチベーションアップ

部屋の雰囲気を変えることで、片付けへのモチベーションを高めることもできます。

  • 好きな色を取り入れる:ブラウン系の家具や小物を配置することで、落ち着いた雰囲気を作り出し、リラックスできる空間を演出できます。落ち着きのある空間は、片付けやすい環境を作るのに役立ちます。
  • グリーンを取り入れる:観葉植物を置くことで、空間に緑が加わり、リラックス効果を高めることができます。また、植物の手入れをすることで、自然と部屋の掃除をする機会が増えるというメリットもあります。
  • 照明を工夫する:適切な照明を選ぶことで、部屋の雰囲気を大きく変えることができます。間接照明などを活用し、落ち着いた雰囲気を演出しましょう。

専門家の視点:整理収納アドバイザーのアドバイス

整理収納アドバイザーの視点から見ると、質問者様のケースは、「収納不足」と「習慣化されていない」という2点が大きな問題です。12畳の部屋とはいえ、趣味や仕事の本が多いと、収納が不足しがちになります。また、片付けることはできても維持できないのは、日々の片付け習慣が身についていないためです。

整理収納アドバイザーは、個々の状況に合わせた収納方法や片付け方を提案します。必要であれば、専門家のサポートを受けることも検討してみてください。

まとめ:継続が大切

片付けは、一度で完璧に終わるものではありません。継続的な努力が必要です。今回ご紹介したステップを参考に、少しずつでも良いので、片付けを習慣化していきましょう。そして、「片付いた状態を維持する」ことを目標に、快適な空間づくりを目指してください。

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