部屋が片付かない!迷子にならないための整理収納術と、モチベーション維持のコツ

どーーーーーしても部屋を片付けられないです… よし、やろう‼と思っても、部屋に行くと何からしようか迷って結局何もしないままなんです。あまりにも部屋は汚いのに、それをわかっているのに片付けられないんです。どうにか、この堕落した性格を叱咤してくださいませんか…

部屋の散らかりに悩んで、片付けを始めるも、何から手を付けていいのか分からず、結局何もできない…そんな経験、誰しもあるのではないでしょうか。 「やる気はあるのに、行動に移せない」というジレンマは、整理収納のプロでも経験するほど、難しい問題です。この悩みを解決するために、具体的なステップと、モチベーションを維持するためのコツをご紹介します。

1. 部屋が片付かない原因を探る:現状把握と心理分析

まず、なぜ片付けられないのか、その原因を分析することが重要です。単なる「やる気の問題」ではなく、様々な要因が絡み合っている可能性があります。

1-1 物の多さ、収納不足をチェック

  • 収納スペースの不足:クローゼットや棚が一杯で、物を置く場所がない状態では、片付けは困難です。収納用品を活用し、収納スペースを増やすことを検討しましょう。
  • 不要な物の多さ:本当に必要な物だけを残し、不要な物は処分することで、空間が広く感じられ、片付けやすくなります。断捨離のテクニックを参考に、不要な物を減らすことから始めましょう。
  • 物の定位置がない:どこに何があるか分からなければ、片付けも効率が悪くなります。それぞれの物に定位置を決めて、きちんと収納しましょう。ラベルを貼るのも効果的です。

1-2 心理的な要因の分析

  • 完璧主義:完璧に片付けないと気が済まないという完璧主義は、かえって片付けを妨げます。「完璧を目指す」のではなく「とりあえず片付ける」という意識を持つことが大切です。まずは小さなことから始めましょう。
  • 疲れている、ストレスを抱えている:心身ともに疲れていると、片付けのやる気が出ません。まずは休息を取り、心身のリフレッシュを図りましょう。軽い運動や趣味の時間を取り入れるのも効果的です。
  • 過去のトラウマ:過去の失敗体験などが原因で、片付けに抵抗がある場合があります。そういったトラウマを克服するためには、専門家(カウンセラーなど)に相談してみるのも一つの方法です。

2. 具体的な片付けステップ:小さな成功体験を積み重ねる

一気に片付けようとせず、小さな目標を立て、一つずつクリアしていくことが重要です。焦らず、自分のペースで進めましょう。

2-1 まずは「捨てる」ことから始める

片付けの第一歩は「捨てる」ことです。不要な物を処分することで、空間が生まれ、片付けがスムーズに進みます。以下の手順で進めてみましょう。

  • 不要な物を分別する:捨てる物、寄付する物、売る物などを分別します。分別が済んだら、すぐに処分しましょう。ゴミ袋に詰めて、すぐにゴミ捨て場へ持っていくと、後戻りしにくくなります。
  • 「1年間使っていない物」は捨てる:目安として、「1年間使っていない物」は処分することを検討しましょう。本当に必要な物であれば、1年間で一度は使うはずです。
  • 「いつか使うかも…」は捨てる:「いつか使うかも…」と迷う物は、ほとんどの場合、使われません。迷わず処分しましょう。

2-2 収納を見直す

収納スペースが不足している場合は、収納用品を活用してスペースを有効活用しましょう。様々な収納用品があるので、自分の部屋のレイアウトや収納したい物に合わせて選びましょう。

  • 引き出し収納:衣類や小物などを収納するのに便利です。仕切りを使って整理整頓すると、さらに使いやすくなります。
  • 棚収納:本や雑貨などを収納するのに適しています。棚の高さを調整できるタイプを選ぶと、収納したい物に合わせて調整できます。
  • 壁面収納:壁面を利用することで、収納スペースを大幅に増やすことができます。スペースを有効活用したい場合におすすめです。

2-3 定位置を決めて、片付ける

全ての物に定位置を決めて、片付けましょう。定位置が決まっていれば、片付けもスムーズに行えます。また、定位置を家族全員で共有することで、片付けやすい環境を作ることができます。

  • ラベルを貼る:収納ボックスや棚などにラベルを貼ると、どこに何があるか一目瞭然で、片付けがスムーズになります。
  • 収納用品を活用する:収納用品を活用することで、収納スペースを有効活用し、整理整頓しやすくなります。様々な種類の収納用品があるので、自分の部屋のレイアウトや収納したい物に合わせて選びましょう。
  • 定期的な見直し:定期的に収納を見直して、不要な物を処分したり、収納方法を見直したりすることで、常に整理された状態を保つことができます。

3. モチベーションを維持するためのコツ

片付けは、一度で終わるものではありません。継続することが大切です。モチベーションを維持するために、以下のコツを試してみてください。

  • 小さな目標を設定する:大きな目標を立てると、途中で挫折しやすいため、まずは小さな目標から始めましょう。「今日はこの引き出しだけ片付ける」など、小さな目標を立てて、達成感を味わうことが大切です。
  • タイマーを使う:タイマーを使って、決まった時間だけ片付けをするのも効果的です。時間を区切ると、集中して片付けができます。
  • 好きな音楽を聴く:好きな音楽を聴きながら片付けをすると、気分転換になり、モチベーションを維持することができます。
  • ご褒美を設定する:片付けが終わったら、自分にご褒美を与えましょう。好きなものを食べたり、映画を見たりするなど、自分へのご褒美はモチベーション維持に効果的です。
  • 誰かと一緒に片付ける:友達や家族と一緒に片付けをすると、楽しく片付けができます。また、誰かと一緒に取り組むことで、モチベーションを維持しやすくなります。

4. 専門家への相談も検討してみよう

どうしても自分だけでは片付けられない、という場合は、整理収納アドバイザーなどの専門家に相談してみるのも良い方法です。専門家は、あなたの状況に合わせて、最適なアドバイスをしてくれます。

片付けられないという悩みは、決してあなただけではありません。多くの皆さんが同じような悩みを抱えています。焦らず、少しずつ、そして継続することで、必ず片付いた部屋を手に入れることができます。まずは小さな一歩から始めてみましょう。

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