部屋が片付かない!散らかった部屋が落ち着く理由と片付けが続く方法

部屋を片付けることができません。正確にいうと、片付けることは出来るのですが綺麗な状態から長続きしません。長続きしても一週間でもと通りになってしまいます。小さい頃から部屋が汚く、親に何度も掃除しろ、掃除しないと外出禁止だと言われ続け、流石に外出禁止は嫌なので片付けていても途中で嫌になったりやる気がなくなってまた元通りになったり。正直綺麗な部屋よりも少しものが散らかってゴチャっとした部屋の方が落ち着きます。何回か本気で掃除をしたことはあります。その時は家族が一瞬放心状態になるほど綺麗になりました。しかし、どんなに本気で掃除をしても気がついたらまた元通り。私に何か深刻な問題があるのでしょうか。不思議なんですが汚いのは自分の部屋だけで人のものや違う部屋は綺麗にしてしまいます。

片付かない部屋の悩み、あなただけではありません!

部屋の片付けに苦労されている、というお気持ち、よく分かります。 「片付けられるのに長続きしない」「綺麗にしてもすぐに元通りになる」という経験は、多くの人が抱える共通の悩みです。 特に、幼少期からの親御さんの強い言葉が、片付けに対するネガティブな感情やプレッシャーに繋がっている可能性があります。 ご自身の部屋だけ汚く、他の場所は綺麗にするという点も、その感情が影響していると考えられます。 深刻な問題というよりは、片付けに対する心理的なブロックが原因である可能性が高いです。 まずは、ご自分を責めるのではなく、その原因を探ることから始めましょう。

散らかった部屋が落ち着く理由を探る

「綺麗な部屋よりも、少し散らかった部屋の方が落ち着く」という感覚は、決して珍しいことではありません。 これは、心理学的にいくつかの理由が考えられます。

1. 適度な刺激と安心感

完全に整理整頓された空間は、時に無機質で緊張感を感じさせることがあります。 一方、少し散らかった空間には、視覚的な刺激があり、それが脳を活性化させ、安心感を与えてくれるという説があります。 これは、自分の居場所、自分のテリトリーであることを強く感じさせる効果もあると考えられます。

2. コントロール感の喪失

完璧に片付いた部屋は、常に維持しなければいけないというプレッシャーを生み出します。 そのプレッシャーから解放され、自分自身でコントロールできる範囲を少し広げたいという無意識の願望が、散らかった状態を好むことに繋がっている可能性があります。

3. 過去のトラウマ

幼少期から親御さんからの厳しい言葉と共に片付けを強いられてきた経験は、片付けに対してネガティブな感情を植え付けている可能性があります。 綺麗に片付けることが、強制や制限、罰と結びついていると無意識に感じていると、片付けを避け、散らかった状態に落ち着きを感じてしまうのです。

片付けが続くための具体的なステップ

では、どのようにすれば片付けを継続できるようになるのでしょうか? 以下に、具体的なステップをご紹介します。

1. 小さな目標設定から始める

一気に全てを片付けるのではなく、小さな目標を設定しましょう。「今日は引き出し一つを片付ける」「今週は本棚を整理する」など、無理のない範囲で始めましょう。 小さな成功体験を積み重ねることで、自信とモチベーションを高めることができます。

2. 片付け時間を決める

毎日決まった時間(例えば、15分間)だけ片付けに集中する時間を設けましょう。 タイマーを使って時間を区切ると、集中力も高まります。 時間を区切れば、短時間で終わらせる必要があるので、無理なく続けられます。

3. 不要なものを捨てる

片付けられない大きな原因の一つに、不要な物の多さが挙げられます。 思い切って不要なものを処分しましょう。 「1ヶ月使っていないものは捨てる」「本当に必要なものだけを残す」といった基準を設けると、判断しやすくなります。 処分に迷うものは、写真に撮って保管しておくと安心です。

4. 収納方法を見直す

収納方法を見直すことで、片付けやすさが大きく変わります。 収納ボックスやケースを活用し、物を分類して収納しましょう。 透明なケースを使うと、中身が見えて探しやすくなります。 また、ラベリングをすることで、収納場所が明確になり、片付けがスムーズになります。

5. 好きなインテリアを取り入れる

お部屋のインテリアを、自分が好きな色やデザインにすることで、部屋にいる時間をより快適に過ごすことができます。 好きなものに囲まれることで、部屋を片付けて綺麗に保ちたいというモチベーションも高まります。 「いろのくに」のようなインテリアポータルサイトを活用して、お好みの色やスタイルを探してみるのも良いでしょう。

6. プロの力を借りる

どうしても自分だけでは片付けられない、という場合は、整理収納アドバイザーなどのプロの力を借りるのも一つの方法です。 プロは、あなたの状況やニーズに合わせた適切なアドバイスやサポートをしてくれます。

7. 自分を褒める

片付けが完了したら、自分を褒めてあげましょう。 小さな成功体験を積み重ねることで、自信がつき、継続するモチベーションを高めることができます。

専門家の視点:整理収納アドバイザーからのアドバイス

整理収納アドバイザーの視点から、以下の点をアドバイスいたします。

* 過去からのトラウマを克服する:幼少期の経験が影響している可能性が高いので、心理的なブロックを取り除くことが重要です。必要であれば、カウンセリングも検討してみましょう。
* 完璧主義を捨てる:完璧に片付いている状態を維持しようとすると、疲れてしまいます。ある程度の散らかりは許容しましょう。
* 継続が重要:片付けは、一度で終わるものではありません。毎日少しずつ続けることが大切です。

まとめ

部屋が片付かないのは、あなただけの問題ではありません。 心理的な要因も大きく関わっているため、焦らず、小さなステップから始め、自分にあった方法を見つけることが重要です。 今回ご紹介した方法を参考に、少しずつ片付け習慣を身につけて、心地よい空間を手に入れてください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)