ないものでしょうか?
妹(20代前半/学生)に困っています。過去ご自身が経験したことがあったり
ご家族でそうだったことがありましたら、ぜひ対処方法を教えて下さい。
・8畳の私室が散らかし放題で物に埋もれています。よくテレビの特番などで
している「片付けられない人たち」に放映されてもおかしくない程です。床が見え
ないのはもちろんのこと、ベッド上も物で埋まっており、どうやって寝ているのか謎です。
洋服4割(綺麗なのも着用後もごちゃ混ぜ)・学校関係やCD、書籍3割・ゴミ
2割・使用後の食器類1割です。洗濯してたたんだ服ですら、適当にポイっという
感じです。もう何年も床を見ていません。
・電話や来客者のチャイムが鳴った際、妹しか対応できる人がいないのに9割以上は
無視して対応しません。注意しても「聞こえなかった」とのこと。私室には電話機が
ありますし、チャイムが聞こえないこともまずないです(恐らく面倒?)
Contents
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・家の都合などで自分の洗濯は自分で、が多いのですが、洗濯カゴに溜めるだけ
溜めて放置。見かねた家族の誰かがせざるをえない状態です。
・食後の食器も誰かがまとめて洗うことが多いのですが、妹は「もうちょっとしたら洗う」
とは言うものの、そのまま放置が多いです。夕食後が翌朝まで残っているのはよく
あり、最悪ですと朝食のがそのまま翌朝まで残っていることもある程です。
最初は注意していた両親は、諦めて今はあえて放置です。部屋は私が妹にお金を
払ってでも片付けたい程です。どうにかならないでしょうか・・・。補足色々アドバイスありがとうございました。
出来そうなところからチャレンジさせてみます。
どれか1つに選べれないので投票にて失礼します。
妹さんの状況と問題点の整理
妹さんは、8畳の部屋を散らかしたままにしており、洗濯や食器洗いなどの家事も放置している状態です。これは単なる散らかりではなく、生活習慣の問題、そしてもしかしたら、精神的な問題も関わっている可能性があります。電話や来客にも対応しないことから、社会生活への影響も懸念されます。両親も諦めている状況から、ご家族全体が大きな負担を抱えていることが分かります。
解決へのアプローチ:段階的な改善策
いきなり全てを変えることは困難です。段階的に、妹さんのペースに合わせて改善していくことが重要です。
ステップ1:まずは「見える化」と共感から
- 妹さんの気持ちに寄り添う:まずは、妹さんの気持ちを理解しようと努めることが大切です。「片付けられない」のは怠慢ではなく、何らかの原因がある可能性があります。焦らず、じっくりと話を聞いてみましょう。もしかしたら、精神的な負担や、学習障害、ADHDなどの可能性も考慮する必要があります。
- 現状を把握する:部屋の写真を撮り、現状を可視化しましょう。これは、問題の大きさを客観的に把握するため、そして、後から改善状況を比較するためにも有効です。写真を見せることで、妹さん自身も現状を認識しやすくなります。
- 小さな成功体験を作る:いきなり部屋全体を片付けるのではなく、まずは小さな目標を設定します。「机の上を片付ける」「洗濯物を洗濯カゴに入れる」など、簡単に達成できることから始めましょう。達成したら、一緒に褒めて、小さなご褒美を用意するのも効果的です。
ステップ2:具体的な行動計画と支援
- 具体的な行動計画:妹さんと一緒に、具体的な行動計画を立てましょう。例えば、「毎日15分だけ片付けをする」「週末に1時間、部屋の掃除をする」など、無理のない目標を設定することが重要です。計画表を作成し、達成状況を可視化することで、モチベーションを維持することができます。
- 専門家のサポート:状況によっては、整理収納アドバイザーや精神科医などの専門家のサポートが必要となる場合があります。整理収納アドバイザーは、片付けのノウハウを提供し、具体的な方法を指導してくれます。精神科医は、精神的な問題が原因である場合に適切なアドバイスや治療を提供してくれます。
- 家族の協力:家族全員で協力体制を築くことが重要です。妹さんだけに負担を押し付けるのではなく、家事を分担したり、片付けを手伝ったりすることで、妹さんの負担を軽減しましょう。また、妹さんの頑張りを認め、励ます言葉をかけることも大切です。
ステップ3:環境整備と維持
- 収納スペースの確保:収納スペースが不足している場合、適切な収納用品を導入することで、片付けやすくなります。クローゼットや棚などを整理整頓し、物を適切に収納できるスペースを確保しましょう。収納用品を選ぶ際には、妹さんの好みに合わせて選ぶことが大切です。例えば、透明な収納ケースを使うことで、中身が見えて探しやすくなります。
- 使いやすい環境を作る:洗濯機や食器洗い機などの家電製品を適切に配置することで、家事がしやすくなります。また、食器を洗う場所を清潔に保つことで、食器洗いのモチベーションを高めることができます。キッチンカウンターに、食器を一時的に置くスペースを確保するのも有効です。
- 継続的なサポート:一度片付いたとしても、すぐに元に戻ってしまう可能性があります。継続的なサポートが不可欠です。定期的に妹さんと話し合い、改善点や課題を共有することで、モチベーションを維持し、習慣化を促しましょう。
専門家の視点:整理収納アドバイザーの意見
整理収納アドバイザーの視点から見ると、妹さんの問題は単なる「片付けられない」という問題ではなく、生活習慣や思考パターン、そして潜在的な心理的な問題が複雑に絡み合っている可能性があります。そのため、一方的な叱責や強制ではなく、妹さんのペースに合わせて、小さな成功体験を積み重ねながら、徐々に改善していくことが重要です。
また、収納スペースの確保や、使いやすい環境づくりも非常に重要です。収納用品の適切な選択や、家事動線の改善によって、片付けや家事が楽になり、継続しやすくなります。
具体的な例:改善事例
あるクライアントは、部屋が散らかっていて、家事もできない状態でした。しかし、整理収納アドバイザーの指導の下、少しずつ片付けを始め、今では部屋も綺麗になり、家事もきちんとこなせるようになりました。そのポイントは、まず「捨てる」ことから始め、次に「収納」を工夫し、最後に「習慣化」を促すことで、持続可能な状態を作ったことです。
まとめ:根気と愛情を込めて
妹さんの問題解決には、時間と根気が必要です。焦らず、妹さんのペースに合わせて、小さな成功体験を積み重ねていくことが大切です。家族の協力と、必要であれば専門家のサポートを受けながら、ゆっくりと改善していきましょう。 妹さんの気持ちに寄り添い、根気強くサポートすることで、必ず改善が見られるはずです。