部屋が温まらない!その原因と対策|快適な空間づくりのための保温対策

暖房をつけてるのに、部屋が温まりません。窓も扉も締め切ってます。間違えて冷房にもしてません。いったい、どうしてでしょうか??

部屋が温まらない原因:断熱性、気密性、暖房器具、配置、その他

暖房をつけているのに部屋が温まらない、というのは非常に困りますよね。窓や扉を閉めているのに温まらない原因は、いくつか考えられます。大きく分けて、以下の5つの可能性が考えられます。

  • 断熱性の低さ:窓や壁、天井からの熱の逃げが大きい
  • 気密性の低さ:窓やドアの隙間、壁の亀裂などから冷気が侵入している
  • 暖房器具の能力不足:部屋の広さに対して暖房能力が低い
  • 暖房器具の配置:暖房器具の位置が悪く、部屋全体が温まらない
  • その他:家具の配置、換気扇、エアコンの設定など

これらの原因を一つずつ詳しく見ていきましょう。

1. 断熱性の低さ:窓、壁、天井からの熱の逃げ

日本の多くの住宅は、断熱性能が十分ではありません。特に古い住宅では、窓や壁、天井からの熱の逃げが大きく、暖房効率が悪くなりがちです。

窓からの熱の逃げ対策

窓は熱が逃げやすい部分です。対策として、以下の方法が有効です。

  • 断熱カーテンやブラインドの設置:厚手のカーテンやブラインドは、空気の層を作り、熱の逃げを抑制します。遮光性が高いものほど効果的です。特に、断熱効果の高い「遮熱カーテン」はおすすめです。
  • 窓ガラスの交換:複層ガラス(ペアガラス)やLow-Eガラスへの交換は、高い断熱効果が期待できます。初期費用はかかりますが、長期的にはランニングコストの削減につながります。
  • 窓枠の隙間を埋める:窓枠と壁の間に隙間がある場合は、コーキング剤などで隙間を埋めてください。ドラフトストッパーも有効です。
  • 内窓の設置:既存の窓の内側に窓を取り付けることで、断熱効果を高めることができます。

壁や天井からの熱の逃げ対策

壁や天井からの熱の逃げを防ぐには、断熱材の追加やリフォームが効果的です。しかし、これは大掛かりな工事となるため、費用も高くなります。

  • 壁の断熱材増設:壁の中に断熱材を追加することで、断熱性能を向上させることができます。専門業者に依頼する必要があります。
  • 天井の断熱材増設:天井裏に断熱材を追加することで、熱の逃げを防ぎます。こちらも専門業者への依頼が必要です。

2. 気密性の低さ:隙間からの冷気侵入

窓やドアの隙間、壁の亀裂などから冷気が侵入すると、いくら暖房をつけていても部屋が温まりません。

気密性向上のための対策

  • 窓やドアの隙間を埋める:窓やドアの隙間には、ドラフトストッパーやテープなどを活用して隙間を塞ぎましょう。窓枠とサッシの間に隙間がある場合は、コーキング剤で埋めるのも有効です。
  • 壁の亀裂を補修する:壁に亀裂がある場合は、速やかに補修しましょう。ひび割れから冷気が侵入しやすくなります。

3. 暖房器具の能力不足:部屋の広さとのバランス

暖房器具の能力が部屋の広さに合っていないと、部屋全体を温めることができません。暖房器具の能力は、ワット数(W)で表示されています。部屋の広さと必要なワット数は、目安として以下のように考えられます。

* 10畳程度:1.5kW~2.0kW
* 15畳程度:2.0kW~2.5kW
* 20畳程度:2.5kW~3.0kW

ただし、これはあくまでも目安です。部屋の断熱性や気密性、窓の数などによっても必要なワット数は変わってきます。

4. 暖房器具の配置:効率的な暖房のために

暖房器具の位置も重要です。暖房器具を壁際に置いてしまうと、壁に熱が奪われてしまい、部屋全体が温まりにくくなります。

  • 部屋の中央に置く:暖房器具は部屋の中央に置くことで、効率的に部屋全体を温めることができます。
  • 家具の配置に注意:家具が暖房器具の前にあると、暖気が遮られてしまいます。家具の配置にも注意しましょう。

5. その他:家具の配置、換気扇、エアコンの設定など

その他にも、以下のような要因が考えられます。

  • 家具の配置:大型の家具は、暖気を遮断してしまうため、配置に注意が必要です。
  • 換気扇:換気扇が回っていると、暖気が外に逃げてしまいます。暖房中は換気扇を止めるか、換気時間を短くしましょう。
  • エアコンの設定:エアコンの設定温度が高すぎたり、風量が弱すぎたりすると、部屋が温まりにくくなります。適切な設定にしましょう。
  • 窓の開閉:暖房中に窓を開けると、せっかく温まった空気が逃げてしまいます。暖房中は窓を閉めておきましょう。

専門家の意見:建築士からのアドバイス

建築士の視点から見ると、部屋が温まらない原因は、多くの場合、断熱性能や気密性能の不足にあります。特に古い住宅では、断熱材が不足していたり、窓の性能が低かったりすることが多いため、リフォームを検討する必要があるかもしれません。

リフォームは費用がかかりますが、長期的には省エネ効果によってランニングコストを削減できます。断熱リフォームを検討する際は、専門業者に相談し、適切な工事を依頼しましょう。

まとめ:快適な空間づくりに向けて

部屋が温まらない原因は様々ですが、上記の方法を試すことで、改善できる可能性があります。まずは、断熱性と気密性を高める対策から始め、それでも改善しない場合は、暖房器具の能力や配置を見直してみましょう。それでも解決しない場合は、専門家への相談を検討してみてください。快適な室内環境を手に入れるために、ぜひこれらの対策を試してみてください。

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