Contents
白熱球60W相当から100W相当以上の明るさへ:照明選びのポイント
部屋が暗いとお悩みとのこと、お気持ちお察しします。白熱電球60W相当(810lm)からより明るい照明への変更をご希望で、かつ、密閉型器具に対応している電球を探されているのですね。 結論から言うと、100W相当以上の明るさを実現する電球型蛍光灯は存在しますが、密閉型器具への対応は必ずしも保証されていません。 しかし、諦める必要はありません!いくつか解決策がありますので、順を追って見ていきましょう。
1. 密閉型器具対応のLED電球の確認
まず、勘違いされやすい点として、「電球型蛍光灯」と「LED電球」は異なる製品であることをご理解ください。 現在、電球型蛍光灯はLED電球に取って代わられつつあり、市場ではLED電球の方が圧倒的に多く流通しています。 LED電球は省電力で長寿命、そして明るさも白熱電球を凌駕するものが多くあります。
重要なのは、「100W相当」という明るさではなく、「lm(ルーメン)」という明るさの単位に着目することです。 lmは光の明るさを表す単位で、数値が大きいほど明るくなります。 現在お使いの白熱電球が810lmなので、それ以上のlm値を持つLED電球を探しましょう。 多くのLED電球はパッケージにlm値が記載されています。
そして、「密閉型器具対応」という点も確認が必要です。 パッケージに明記されているか、もしくは店員さんに確認しましょう。 密閉型器具に対応していないLED電球を使用すると、発熱によって器具や電球が故障する可能性があります。
ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)
2. 明るさアップのための具体的なLED電球選び
100W相当以上の明るさを求めるなら、1200lm~1600lm程度のLED電球を探してみましょう。 これは白熱電球100W相当以上の明るさに匹敵します。 ただし、お部屋の広さや天井の高さ、壁の色なども明るさに影響しますので、明るすぎる、暗すぎるといった事態を避けるため、いくつかのlm値の電球を比較検討することをお勧めします。
例えば、同じ1200lmでも、電球の色温度(ケルビン)によって明るさの感じ方が変わります。 昼光色(6500K)は明るくシャープな印象、電球色(2700K)は暖かく落ち着いた印象を与えます。 お部屋の雰囲気に合わせて色温度を選びましょう。
3. 器具交換も視野に入れる
もし、適切なLED電球が見つからない、または既存の器具が古くて不安定な場合は、照明器具そのものの交換も検討しましょう。 最近の照明器具はデザイン性も高く、省電力で明るいLED電球に対応したものが豊富に揃っています。 器具を変えることで、より効率的に明るい空間を実現できます。 電気店やホームセンターで、お部屋の広さや雰囲気に合った照明器具を選んでみましょう。
4. 専門家の意見を参考に
どうしても最適な照明選びに迷う場合は、ホームセンターや電気店の店員さん、もしくは照明専門家に相談してみましょう。 プロのアドバイスを受けることで、お部屋に最適な照明を選ぶことができます。 写真や間取り図を持参すると、より具体的な提案を受けやすくなります。
5. その他の明るさ対策
照明器具を変える以外にも、部屋を明るくする工夫があります。
- 壁や天井の色を明るくする:暗い色の壁は光を吸収するため、明るい色に塗り替えることで部屋全体が明るくなります。
- 鏡を活用する:鏡は光を反射させるので、窓際に鏡を置くことで部屋全体が明るくなります。
- 窓をきれいにする:窓に汚れやホコリが付着していると、光の透過率が低下します。定期的に窓を掃除しましょう。
- 間接照明を取り入れる:メイン照明だけでなく、間接照明を取り入れることで、柔らかく落ち着いた雰囲気を演出できます。また、影を減らし、部屋を広く見せる効果もあります。
まとめ:明るくて快適な空間を手に入れよう
100W相当以上の明るさを求める場合、LED電球を選ぶことが最も現実的です。 lm値、色温度、密閉型器具対応などを確認し、お部屋の広さや雰囲気に合った電球を選びましょう。 それでも解決しない場合は、照明器具の交換や、その他の明るさ対策も検討してみてください。 快適な空間を実現するために、ぜひ色々な方法を試してみてください。