部屋が暗い!採光のためのガラスブロック窓設置:費用と施工方法

部屋が暗いので、明り取りに窓を作ろうと思います。開閉は必要ないので、ガラスブロックで40cm四方位のものを検討中です。他のリフォームも予定していますが、通常は一般の大工さんにガラスブロックの施工もお願いできるのでしょうか?また、費用はどれくらいかかりますか?

ガラスブロックによる採光リフォーム:大工さんへの依頼と費用について

部屋が暗くて困っている、というお悩みは多くの方が抱えているのではないでしょうか。窓を増設して採光を改善することは、快適な生活空間を作る上で非常に有効な手段です。特に、既存の窓では光が足りない場合、ガラスブロックによる採光窓の設置は魅力的な選択肢となります。今回は、40cm四方のガラスブロックによる窓設置について、大工さんへの依頼可能性と費用について詳しく解説します。

一般の大工さんへの依頼は可能?

結論から言うと、一般の大工さんにもガラスブロックの施工は依頼可能です。ただし、すべての業者が対応できるわけではありません。ガラスブロックの施工経験や、必要な特殊な技術・工具を持っている大工さんを選ぶことが重要です。

  • 経験の有無を確認する:施工実績や、ガラスブロックの施工経験があるかを確認しましょう。写真付きのポートフォリオがあれば、より安心です。
  • 必要な技術・工具の確認:ガラスブロックの正確なカットや、モルタルを使った丁寧な施工には、専門的な技術と工具が必要です。業者に確認しましょう。
  • 複数の業者に見積もりを依頼する:複数の業者に見積もりを依頼することで、価格や施工内容の比較を行い、最適な業者を選ぶことができます。

経験豊富な大工さんであれば、既存の壁への開口部作成から、ガラスブロックの設置、仕上げのモルタル工事まで、一貫して対応してくれるでしょう。しかし、複雑な形状や特殊な加工が必要な場合は、ガラスブロックの専門業者への依頼を検討する方が良いかもしれません。

ガラスブロック窓設置にかかる費用

ガラスブロック窓の設置費用は、以下の要素によって大きく変動します。

  • ガラスブロックの種類と価格:デザインや素材、厚さによって価格は大きく異なります。一般的なガラスブロックは1個あたり数百円から数千円です。40cm四方であれば、数個必要になります。
  • 開口部の作成費用:既存の壁に開口部を作る必要がある場合は、壁の構造や厚さによって費用が大きく変わります。コンクリート壁やレンガ壁の場合は、解体費用や補強費用も必要になる可能性があります。
  • 施工費用:大工さんの技術料や、材料費(モルタル、目地材など)が含まれます。施工面積や難易度によって費用は変動します。
  • その他費用:運搬費、廃材処分費などが発生する場合があります。

概算費用:40cm四方のガラスブロック窓1つにつき、材料費と施工費を合わせて3万円~10万円程度と予想されます。これはあくまでも目安であり、実際の費用は現場調査と見積もりによって決定されます。開口部の作成が必要な場合は、さらに費用が加算されます。

費用を抑えるための工夫

費用を抑えるためには、以下の点に注意しましょう。

  • シンプルなデザインのガラスブロックを選ぶ:装飾性の高いガラスブロックは高価なため、シンプルなデザインのものを選ぶことで費用を抑えることができます。
  • DIYに挑戦する(一部):開口部の作成は専門家に依頼するとしても、ガラスブロックの設置作業の一部をDIYで行うことで、工賃を削減できます。ただし、安全に作業を行うための知識と技術が必要です。
  • 複数の業者に見積もりを依頼する:複数の業者に見積もりを依頼し、価格を比較することで、最適な業者を選ぶことができます。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、ガラスブロックは、光を取り込みながらプライバシーも守れる優れた建材です。浴室や洗面所だけでなく、リビングや寝室などにも使用することで、空間のアクセントとなり、おしゃれな雰囲気を演出できます。

ただし、ガラスブロックは、断熱性や遮音性に劣るという点に注意が必要です。特に、寒冷地や騒音の気になる場所への設置は、断熱材や遮音材との併用を検討しましょう。また、ガラスブロックの色やデザインは、部屋全体のインテリアデザインと調和するように選びましょう。

まとめ

ガラスブロックによる採光窓の設置は、部屋を明るくする効果的な方法です。一般の大工さんへの依頼も可能ですが、経験や技術を確認することが重要です。費用は材料費、施工費、開口部作成費用などによって変動しますが、事前に複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが大切です。費用を抑えたい場合は、シンプルなデザインのガラスブロックを選んだり、DIYに挑戦するなど工夫してみましょう。 快適な空間づくりを目指して、最適なプランを立ててください。

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