逮捕後の流れと弁護士の必要性:婚約者の逮捕を乗り越えるために

窃盗、住居侵入で逮捕された場合、今後の罪の動きはどうなるんでしょうか? 今現在分かってる事は↓ 逮捕されて2日目 現在、地元の警察署の中にいます 明日、刑事さんが自宅の調査しにきます 彼は今まで捕まった事ありません 窃盗、住居侵入は何年も前からやっていたと言ったらしい 新聞にはのらない 部屋を調べたらスーパーのカゴと20本位の酒が出てきました。多分、窃盗物でしょう。 一瞬、隠そうと焦ってる自分がいましたが、止めておきました。 私は逮捕された彼の婚約で今、彼の実家で暮らしています。 今まで生きて来て誰かが逮捕や窃盗など犯罪で捕まった事がなくて心配です。 正直、『執行猶予』やそれ系専門用語の意味が全くわかりません。 沢山、窃盗、住居侵入、罪。なのでネットで沢山調べましたが専門用語が並んでいて理解しずらかったです。 留置場ってのもイマイチわかりません。 理解出来たら参考にしたいのですが。。。 かなり面倒臭いと思いますが、小学生に教えるレベルで私の質問に答えてほしいです。 補足本当に解りやすい解答有り難うございます。 彼は完全に過去1ども逮捕歴ありません。指紋も取られた事ない人です。運が良かっただけです。 何故、弁護士が必要なんですか?弁護士が弁護してくれる方なのはわかりますが、わたしの頭の中では初逮捕だし弁護士つける程ではないと思ってました。付ける、付けないで何か変わりますか?

逮捕後の流れ

まず、ご婚約者の方の逮捕から、今後の流れを分かりやすく説明します。まるで物語を読むように、一つずつステップを踏んでいきましょう。

1.逮捕から勾留まで

警察署に逮捕された後、警察は証拠を集め、容疑を固めます。これは「捜査」段階です。この段階で、警察はご婚約者の自宅を捜索し、証拠となる品物を押収します(スーパーのカゴやお酒など)。 この捜査期間中、ご婚約者は警察署の留置場にいます。留置場とは、逮捕された人が一時的に拘束される場所です。個室ではなく、複数人が同じ部屋にいる場合もあります。

2.逮捕状と勾留状

警察は、ご婚約者を逮捕する際に「逮捕状」を提示します。これは、裁判官が逮捕を認めた証拠です。その後、警察は裁判官に「勾留状」の発行を請求します。勾留状とは、一定期間(通常20日以内)ご婚約者を勾留(拘束)することを認める書類です。勾留は、逃亡や証拠隠滅の恐れがある場合に行われます。

3.検察庁への送致

勾留期間が終わる前に、警察はご婚約者を検察庁に送ります。検察官は、警察が捜査した内容を精査し、起訴するかどうかを判断します。

4.起訴と裁判

検察官が起訴を決定すると、裁判が始まります。裁判では、検察官がご婚約者の罪を証明し、弁護人がご婚約者を弁護します。裁判の結果、有罪と判断されれば、刑罰が言い渡されます。無罪の場合は釈放されます。

5.判決と執行猶予の可能性

判決は、懲役刑、罰金刑、執行猶予などがあります。「執行猶予」とは、一定期間、刑の執行を猶予する制度です。この期間に再び犯罪を犯さなければ、刑務所に入らずに済みます。執行猶予がつくかどうかは、犯罪の内容、反省の態度、前科の有無など、様々な要素によって判断されます。ご婚約者には前科がないとのことですので、執行猶予の可能性はあります。しかし、それは裁判の結果次第です。

専門用語解説

* **執行猶予:** 裁判所が、犯罪者に一定期間刑の執行を猶予する制度。この期間に再び犯罪を犯さなければ、刑務所には行きません。
* **留置場:** 警察署などに設置されている、逮捕された人を一時的に拘束する場所。
* **勾留:** 裁判官の許可を得て、容疑者を一定期間拘束すること。逃亡や証拠隠滅を防ぐために行われます。
* **起訴:** 検察官が、容疑者を裁判にかけることを決定すること。

弁護士の必要性

ご婚約者の方には前科がないとのことですが、弁護士を雇うことは非常に重要です。初犯だからといって、弁護士が不要というわけではありません。

弁護士が果たす役割

* **証拠の収集と分析:** 弁護士は、警察や検察が持っている証拠を精査し、有利な証拠を見つけ出します。
* **適切な弁護戦略の立案:** ご婚約者の状況や性格、事件の状況などを考慮し、最適な弁護戦略を立てます。
* **交渉による量刑の軽減:** 裁判官との交渉を通じて、刑罰を軽くしてもらえるよう努力します。
* **執行猶予獲得の可能性向上:** 弁護士は、執行猶予が認められるよう、ご婚約者の反省の態度や更生への意欲などを裁判官に訴えます。
* **手続きの説明とサポート:** 複雑な法律手続きを分かりやすく説明し、精神的なサポートも行います。

弁護士をつけない場合のリスク

弁護士をつけずに裁判に臨むと、以下のリスクがあります。

* **不利な判決を受ける可能性:** 法律の専門知識がないため、不利な証拠を提出したり、適切な反論ができなかったりする可能性があります。
* **適切な手続きができない可能性:** 裁判手続きは複雑で、専門知識がないと適切な対応ができない可能性があります。
* **精神的な負担が大きくなる:** 一人で裁判に対応するのは、精神的に大きな負担になります。

具体的なアドバイス

* **すぐに弁護士に相談する:** できるだけ早く、信頼できる弁護士に相談しましょう。弁護士会などに相談すれば、紹介してもらえます。
* **事実を正確に伝える:** 弁護士には、事件に関する事実を正確に伝えましょう。隠したり、誤魔化したりしないことが重要です。
* **冷静さを保つ:** 不安な気持ちは分かりますが、冷静さを保ち、弁護士の指示に従いましょう。
* **ご婚約者を支える:** ご婚約者にとって、あなたの支えは非常に大切です。励まし、寄り添いましょう。

まとめ

ご婚約者の逮捕は、あなたにとって辛い出来事でしょう。しかし、弁護士の力を借りながら、冷静に対処することで、事態を乗り越えることができます。 専門家の助けを借り、ご婚約者を支え、共にこの困難を乗り越えましょう。

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