退去直後の汚部屋内見?!不動産屋の対応と、安心な部屋探しの方法

先日引っ越す事になり、色々不動産屋さんに足を運び物件を選んできました。A社の不動産屋さんで気に入った物件があったのですが、まだ現在住んでいる人が退去してないということで中の様子は退去後に見せるという条件で仮契約しました。その三週間後に部屋の中が見れるという連絡があったので見に行く事になったのですが、不動産屋さんから鍵は開いてるから勝手に1人で見に行ってくださいという風に言われ渋々行きました。見に行って見ると退去した直後で何も掃除されてなく、ホコリだらけで普通ならば見せられる状況ではない感じでした。不動産屋さんに問い合わせた所、「管理会社からちゃんと聞いてなくて知らなかったからしょうがない」と答えてきたのでビックリしました。何も私はそのような状況を行く前に説明もされず、ちゃんと謝らない不動産屋に苛立ちを感じましたが、このような借りる本人が1人で内見し、ハウスクリーニングされてない状況の部屋を見せるのは普通なのでしょうか?

退去直後の部屋内見:これは普通ではない!

ご経験された状況、大変でしたね。結論から言うと、退去直後の、掃除もされていない部屋を、借り主が単独で内見するのは、決して普通ではありません。 不動産会社には、物件の状態を正確に説明し、安全で快適な内見環境を提供する義務があります。今回のA社の対応は、プロとして明らかに不適切です。

内見における不動産会社の責任

不動産会社は、物件の仲介を行うだけでなく、借り主が安心して物件を選べるよう、適切な情報を提供する責任を負っています。具体的には、以下の点が重要です。

  • 物件の状態を正確に伝える:写真や動画だけでなく、実際に現地を見て、現状を正確に説明する必要があります。特に、退去直後の物件は、汚れや破損がある可能性が高いため、その点を明確に伝えるべきです。
  • 安全な内見環境を確保する:単独での内見は、危険が伴う可能性があります。少なくとも、不動産会社担当者同席の上、内見を行うべきです。また、鍵の受け渡し方法なども、事前に明確に伝える必要があります。
  • 適切な対応をする:今回のケースのように、問題が発生した場合には、誠実に謝罪し、適切な対応をする必要があります。「知らなかった」では済まされないでしょう。

安心な部屋探しのためのチェックポイント

二度とこのような経験をしないために、部屋探しにおけるチェックポイントをまとめました。

1. 不動産会社選びの重要性

不動産会社選びは、部屋探し成功の鍵となります。

  • 複数の不動産会社に相談する:複数の会社に相談することで、情報収集の幅が広がり、より良い物件を見つけやすくなります。比較検討することで、各社の対応や信頼性も判断できます。
  • 口コミや評判を確認する:インターネットなどで、不動産会社の口コミや評判を確認しましょう。良い評判が多い会社を選ぶことが重要です。
  • 担当者の対応を確認する:担当者の対応が丁寧で、質問にもきちんと答えてくれるかを確認しましょう。対応が悪い場合は、別の会社に相談することを検討しましょう。

2. 内見時の注意点

内見時は、以下の点に注意しましょう。

  • 日中に内見する:日中は、部屋の様子をより正確に確認できます。
  • 複数人で内見する:できれば、友人や家族と一緒に行くことで、安全性を高めることができます。万が一の場合にも安心です。
  • 不動産会社担当者と同行する:担当者と同行することで、物件の状態について質問したり、不明点を解消したりすることができます。
  • 写真や動画を撮る:物件の状態を記録するために、写真や動画を撮っておきましょう。後からトラブルになった場合に証拠として役立ちます。
  • 契約前にしっかりと確認する:契約書の内容をしっかり確認し、不明な点は担当者に質問しましょう。特に、修繕やクリーニングに関する事項は、しっかりと確認することが大切です。

3. ハウスクリーニングについて

退去後のハウスクリーニングは、多くの場合、原状回復義務の範囲内で行われます。しかし、その範囲や費用については、契約内容によって異なります。契約書に明記されているか、事前に不動産会社に確認しましょう。

4. トラブル発生時の対応

もし、トラブルが発生した場合には、以下の対応をしましょう。

  • 冷静に対処する:感情的にならず、冷静に対処することが大切です。
  • 証拠を確保する:写真や動画、メールなどの証拠を確保しておきましょう。
  • 消費者センターなどに相談する:解決できない場合は、消費者センターなどに相談しましょう。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士の視点から見ると、今回のケースは、不動産会社に説明義務違反があった可能性が高いです。 物件の状態を事前に説明せず、単独での内見を強要したことは、契約上の瑕疵担保責任の問題にも発展する可能性があります。 もし、この物件に何か問題があり、後から費用が発生するような事態になった場合、不動産会社に責任を問える可能性があります。 不安な場合は、弁護士に相談することをお勧めします。

まとめ:安心安全な部屋探しを

部屋探しは、人生における大きなイベントです。今回の経験を教訓に、より慎重に、そして安心して部屋探しを進めていきましょう。 複数の不動産会社に相談し、内見時には十分に注意を払い、契約書の内容もきちんと確認することで、トラブルを未然に防ぐことができます。 そして、何か問題が発生した場合は、すぐに対応できるよう、準備しておきましょう。

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