退去時の現状回復費用、どこまでが借主負担?2DK賃貸物件の事例から解説

退去の現状回復について 今2DKの大東建託に2年住んでいて退去します。 子供がいるため、歩行器などの使用によりドアや部屋の入口などの木のわくがけずれてしまいました。 その他にも浴室 の入口の木のわくも水で濡れて跡が残ってしまっています。 画鋲のあと、たばこによる壁の黄ばみなど…どこまでが借り主負担なんでしょうか? またハウスクリーニング、エアコンのクリーニングなどは契約書に記載されていなくても払わなくてはいけないのでしょうか?

賃貸物件の退去時、現状回復の費用負担について

賃貸物件を退去する際に、気になるのが現状回復費用です。特に、小さなお子さんを持つご家庭では、生活に伴う傷みがどうしても発生してしまい、退去時の費用負担について不安に感じる方も多いのではないでしょうか。今回の質問では、2DKの大東建託物件を2年間居住された後、ドアや壁の傷み、浴室の汚れ、画鋲の跡、タバコのヤニなど、様々な箇所の損傷について、どこまでが借主負担なのかを詳しく解説します。さらに、ハウスクリーニングやエアコンクリーニングについても、契約書に明記されていない場合の費用負担についてもご説明します。

故意・過失による損傷と経年劣化の区別

現状回復費用を判断する上で最も重要なのは、「故意または過失による損傷」と「経年劣化」の区別です。

  • 故意または過失による損傷:借主の故意または過失によって生じた損傷は、原則として借主が負担します。例えば、お子さんの歩行器によるドア枠の傷、画鋲の跡などは、この範疇に含まれる可能性が高いです。ただし、損傷の程度によっては、借主の責任が軽減される場合もあります。
  • 経年劣化:通常の使用によって生じる自然な摩耗・損耗は、経年劣化とみなされ、借主の負担とはなりません。例えば、多少の壁の汚れや、日焼けによる色あせなどは、経年劣化に該当する可能性があります。

今回のケースでは、お子さんの歩行器によるドア枠の傷や、浴室入口の木枠の水跡は、必ずしも故意または過失とは断定できません。使用頻度や状況によっては、経年劣化と判断される可能性もあります。専門家に見てもらうことで、より正確な判断が得られます。

具体的な損傷と費用負担の例

それぞれの損傷について、費用負担の観点から見ていきましょう。

ドア枠・浴室入口の木枠の傷

お子さんの歩行器によるドア枠の傷や、浴室入口の木枠の水跡は、程度によります。小さな傷であれば、経年劣化として扱われる可能性がありますが、深い傷や剥がれがある場合は、借主負担となる可能性が高いです。大東建託などの賃貸会社は、修繕費用を算出する際に、専門業者に依頼することが多いです。

画鋲の跡

画鋲の跡は、小さな穴であれば、補修費用は比較的安価です。しかし、複数箇所に穴が開いている場合や、壁の材質によっては、修繕費用が高額になる可能性もあります。

タバコのヤニ

タバコのヤニによる壁の黄ばみは、借主負担となる可能性が高いです。ヤニの付着は、喫煙者の故意または過失によるものと判断されるためです。クロス張替えが必要となる場合、費用は高額になる可能性があります。

ハウスクリーニングとエアコンクリーニングの費用負担

ハウスクリーニングとエアコンクリーニングは、契約書に明記されていない場合でも、借主の負担となるケースがあります。

  • ハウスクリーニング:通常の清掃では落とせない汚れ、例えば、タバコのヤニや油汚れなどが残っている場合は、ハウスクリーニングが必要となる可能性があります。これは借主負担となることが多いです。
  • エアコンクリーニング:エアコンクリーニングは、契約書に明記されていない場合でも、状況によっては借主負担となる場合があります。特に、カビや汚れが酷い場合は、クリーニングが必要となる可能性が高いです。

しかし、一般的な汚れであれば、借主自身で清掃することで費用負担を回避できる可能性があります。

退去時のトラブルを防ぐための対策

退去時のトラブルを防ぐためには、以下の対策が有効です。

入居時の状態を写真や動画で記録する

入居時に、部屋全体の状況を写真や動画で記録しておきましょう。特に、傷や汚れがある箇所は、詳細に撮影することが重要です。退去時に、これらの記録と比較することで、借主の責任範囲を明確にできます。

定期的な清掃とメンテナンスを行う

定期的な清掃とメンテナンスを行うことで、汚れや傷の蓄積を防ぎ、退去時の費用負担を軽減できます。特に、浴室やキッチンなどの水回り、そしてお子さんが触れる箇所は、こまめな清掃を心がけましょう。

専門業者への相談

退去前に、専門業者に現状回復の見積もりを依頼しましょう。専門業者であれば、損傷の程度や費用負担について、客観的な判断をしてくれます。これにより、不当な請求を回避できます。

大東建託との交渉

大東建託との間で、費用負担について交渉することも可能です。状況を説明し、可能な範囲での負担を交渉することで、合意に至る可能性があります。

まとめ

賃貸物件の退去時の現状回復費用は、故意または過失による損傷と経年劣化の区別が重要です。お子さんのいるご家庭では、どうしても傷みが発生しやすいですが、入居時の状態を記録し、定期的な清掃・メンテナンスを行うことで、トラブルを最小限に抑えることができます。不明な点があれば、専門業者や大東建託に相談することをお勧めします。

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