退去時の敷金返還が遅れている!不動産会社への対応と解決策

去年のお盆に6年以上住んでいた1LDKのアパートを退去しました。その際不動産業者と部屋の中を破損などないか確認をし特に問題ないようならクリーニング代差し引いた額 (六万円前後?)入金しますからと銀行口座をつたえるも二ヶ月余り連絡も入金もない‥ 電話を入れてみると、ごめんなさい、まだ大家と確認とれてなくって。とのこと。 ちょっと大家さん捕まえてから連絡しますんでね?よろしいですかね?すいません‥ と面倒そうでした。 それからやはり何の連絡もないので、先月始め催促の電話をしてみるも、あそこ何件か空きになったまま掃除すら入ってなくて‥大家と話できてないんでね、うちが立て替えてもいいんだけど、もう少し時期を見てからでいいですかね? と、言われ、確かに大家は居るか居ないかいつもわからないような人なんですが、これ程まで延ばされますか? 特に破損などもないので、特別修繕費を別途請求されることはおそらくですがないと思います(^_^;) このまま泣き寝入りでしょうか? 何かお知恵頂戴できるとうれしいです。 旦那はそんなんあてにすんのか?とノータッチです; 宜しくお願いします ちなみに地方で不動産も小規模な会社です。

敷金返還が遅れる原因と対応策

賃貸物件を退去した際に、敷金の返還が遅れるケースは残念ながら珍しくありません。今回のケースでは、不動産会社が大家との連絡が取れない、物件の清掃が滞っているなどが理由として挙げられています。しかし、これらはあくまで表面的な理由であり、根本的な原因を探る必要があります。

考えられる原因

* 大家との連絡不良:大家との連絡がスムーズに取れないため、手続きが遅れている可能性があります。これは、大家の事情(高齢、多忙など)や、不動産会社側の連絡体制の不備が原因と考えられます。
* 物件の清掃・修繕の遅れ:退去後の清掃や修繕に時間がかかっている可能性があります。複数の空室があり、対応が後回しになっている可能性も考えられます。
* 敷金精算の不備:不動産会社側で敷金精算の手続きに不備があり、遅延している可能性があります。
* 故意の遅延:稀なケースですが、故意に敷金の返還を遅らせている可能性も否定できません。

具体的な対応策

まずは、不動産会社に書面で敷金返還を請求しましょう。口頭でのやり取りだけでは証拠が残らないため、書面で請求することで、証拠を確保できます。

1. 内容証明郵便で請求する

内容証明郵便で敷金返還を請求することで、相手方にあなたの強い意思を示すことができます。内容証明郵便は、郵便局で作成でき、送付記録が残るため、証拠として有効です。請求内容には、以下の点を明確に記載しましょう。

* 賃貸契約期間
* 退去日
* 敷金金額
* 返還請求日
* 銀行口座情報

2. 具体的な期日を設定する

内容証明郵便には、具体的な返還期日を設定しましょう。「○○年○○月○○日までに敷金を返還しない場合は、法的措置を検討せざるを得ない」といった文言を入れることで、相手方に圧力をかけることができます。

3. 不動産会社への電話連絡を継続する

内容証明郵便を送付した後も、定期的に不動産会社に電話連絡を行い、返還状況を確認しましょう。その際、担当者名や通話日時を記録しておきましょう。

4. 必要に応じて弁護士に相談する

内容証明郵便を送付しても返還されない場合、弁護士に相談することを検討しましょう。弁護士に依頼することで、法的措置(訴訟など)をスムーズに進めることができます。弁護士費用はかかりますが、敷金を取り戻すためには有効な手段です。

敷金返還に関する法律

敷金返還に関する法律は、民法に規定されています。民法では、家主は、借主が賃貸物件を明け渡した際に、敷金を返還する義務があると定められています。ただし、物件の損耗や滞納金などを差し引いた金額が返還されます。

敷金と償却

敷金は、家賃の滞納や物件の損傷に対する担保として預けられます。退去時に物件に損傷がない場合、敷金は全額返還されます。しかし、損傷がある場合は、その修繕費用を敷金から差し引いて返還されます。この損傷の範囲や修繕費用については、家主と借主の間で紛争が生じる可能性があります。

過剰な修繕費用の請求への対応

不動産会社から過剰な修繕費用を請求された場合は、その根拠を明確にさせましょう。写真や見積書などを提示させ、妥当な金額かどうかを判断する必要があります。必要であれば、専門家(不動産鑑定士など)に相談し、客観的な判断を求めることも有効です。

インテリアと敷金返還の関係

今回の質問は敷金返還に関するものですが、インテリアにも関連する部分があります。例えば、退去時の清掃状況は敷金返還に大きく影響します。

退去時の清掃とインテリア

退去時には、原状回復義務があります。これは、賃貸物件を借りた時の状態に戻す義務です。そのため、壁や床、設備などに汚れや傷がないように、丁寧に清掃する必要があります。インテリアの撤去や清掃も、この原状回復義務に含まれます。

インテリア選びと損傷防止

賃貸物件では、インテリアを選ぶ際に、損傷しにくい素材やデザインを選ぶことが重要です。例えば、壁に傷がつきにくい家具を選ぶ、床を傷つけにくい素材のラグを選ぶなどです。これらの工夫をすることで、退去時の修繕費用を抑えることができます。

まとめ

敷金返還が遅れている場合、まずは書面で請求し、その後も積極的に連絡を取り続けることが重要です。それでも解決しない場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。また、退去時の清掃やインテリア選びにも注意することで、トラブルを未然に防ぐことができます。

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