退去時の敷金トラブルと現状回復費用:7年間居住したアパートの事例

退去時の敷金トラブルについてです。7年間住んだアパートを結婚を機に引っ越すことになりました。見積書が届き見てみると、クロス張り替え費や畳表替えし費等全額負担になっていました。こちらの現状回復補修工事費として188.160円が請求されています。内訳は ・壁クロス張替え(剥がし等)3m 2850円(単価950円) ・壁クロス張替え(剥がし等)18m 17100円(単価950円) ・襖張替え11本 31900円(単価2900円) ・天袋張替え2本 3600円(単価1800円) ・畳表替え16.5畳 74250円(単価4500円) ・襖下地補修(張替え共)3本 19500円(単価6500円) ・ハウスクリーニング30000円 大家さんが負担する金額も一緒にかかれていてそちらは415.380円との事です。国土交通省ガイドラインによると経過年数によりこちらの負担割合はへるとありました。クロスは6年で10%もまで減額するということで、こちらで全面負担するとしても 950円(クロス代)×21m(全面積)×0.1(10%負担)=1995円。また、畳に関しては2畳のみしか汚していないので 4500円(1畳の代金)×2(畳)×0.1=900円。襖の張り替えは経過年数が考慮されないということで全額負担。ハウスクリーニング代はきちんと掃除して出れば貸主負担とありました。また調べると、クロス張替え費に関しては汚した場所(m単位)のみ払えば良いと書いてあるところと部屋一面払うと書いてあるところ、襖張替えも汚した場所(1枚単位)で払えば良いと書いてあるところと部屋一面払うと書いてあるところがありますがどうなのでしょう?全面と考えても、上記の経過年数による計算により57.895円(ハウスクリーニング代がかかった場合+3万円)でよいのではないかと思います。詳しい方是非お力をかして下さい。

退去時の敷金精算トラブル:現状回復費用の請求について

7年間居住したアパートからの退去に伴い、188,160円の現状回復費用を請求されたとのこと。内訳を見ると、クロス、畳、襖の張り替え、ハウスクリーニングが含まれています。しかし、国土交通省のガイドラインに基づき、経過年数による減額を考慮すると、請求額に疑問を感じているとのことです。特に、クロスと畳の張り替え費用について、面積や損耗状況を考慮した適切な金額なのかどうかが焦点となっています。

国土交通省ガイドラインと現状回復費用

国土交通省のガイドラインでは、借主の負担は「通常の使用による損耗」の範囲内とされています。7年間の居住期間を考慮すると、クロスや畳の劣化は避けられず、全面的な張り替えが必要なケースでも、借主の負担割合は減額される可能性があります。具体的には、経年劣化による損耗分は大家さんの負担となります。

クロス張替え費用

* ガイドラインの解釈:クロスは6年経過で10%の減額が適用される可能性があります。しかし、これはあくまで目安であり、損耗の程度によって判断が異なります。汚れや破損が著しい場合は、減額が適用されない可能性もあります。また、張り替えが必要な面積も重要です。全面張り替えではなく、汚損部分のみの修繕で済む場合もあります。
* 具体的な対応:請求書に記載されている面積と、実際に汚損している面積を比較し、必要以上の面積が請求されていないかを確認しましょう。写真や動画で証拠を残しておくと、交渉に有利です。専門業者に依頼して、損耗状況の鑑定を行うのも有効です。

畳表替え費用

* ガイドラインの解釈:畳についても、経年劣化による損耗分は大家さんの負担となります。2畳のみの汚れであれば、全面張り替えではなく、部分的な修繕で済む可能性が高いです。
* 具体的な対応:汚損している畳の写真を撮影し、大家さんに提示しましょう。部分的な修繕で済むことを説明し、費用を減額交渉しましょう。

襖・天袋張替え費用

* ガイドラインの解釈:襖は、経年劣化による損耗分が認められる場合もあります。しかし、汚れや破損が著しい場合は、減額が適用されない可能性があります。
* 具体的な対応:襖の損耗状況を写真で記録し、大家さんと交渉しましょう。必要以上に費用を請求されていると感じた場合は、専門家に相談することをお勧めします。

ハウスクリーニング費用

* ガイドラインの解釈:ハウスクリーニング費用は、通常の清掃では取り除けない汚れがある場合にのみ、借主が負担する必要があります。通常の清掃で綺麗になる状態であれば、大家さんの負担となります。
* 具体的な対応:退去前に、入念な清掃を行いましょう。清掃後も汚れが残っている場合は、写真で証拠を残しておきましょう。

敷金精算トラブルの解決策

大家さんとの交渉が難航する場合は、以下の方法を検討しましょう。

1. 国土交通省ガイドラインの提示

国土交通省のガイドラインを提示し、現状回復費用の妥当性を主張しましょう。

2. 専門家への相談

弁護士や不動産会社などに相談し、法的アドバイスを求めましょう。

3. 証拠の提示

写真や動画、見積書などの証拠を提示し、請求額の妥当性を主張しましょう。

4. 減額交渉

大家さんと交渉し、現状回復費用の減額を交渉しましょう。

5. 裁判

交渉がまとまらない場合は、裁判を検討することもできます。

事例:敷金トラブル解決事例

Aさんは、5年間居住したマンションから退去する際に、クロス張り替え費用を全額請求されました。しかし、Aさんは国土交通省のガイドラインを参考に、経年劣化を考慮した減額交渉を行い、最終的に請求額の30%を減額することに成功しました。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士によると、「敷金トラブルは、証拠が非常に重要です。退去前に、現状を写真や動画で記録しておきましょう。また、交渉の際には、国土交通省ガイドラインを参考に、冷静に主張することが大切です。」とのことです。

まとめ:退去時の敷金トラブルを回避するために

退去時の敷金トラブルを回避するためには、以下の点を心がけましょう。

  • 入居前に、現状を写真や動画で記録する
  • 定期的に、お部屋の清掃を行う
  • 退去前に、入念な清掃を行う
  • 国土交通省ガイドラインを理解する
  • 不明な点は、大家さんや専門家に相談する

今回のケースでは、請求された金額の内訳と国土交通省ガイドラインに基づいた減額交渉を行うことで、妥当な費用を支払うことができる可能性があります。 ご自身で判断が難しい場合は、弁護士や不動産会社などの専門家に相談することをお勧めします。

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