退去時のトラブルと金銭問題への対処法|大家との交渉と解決策

本日、片付けが終わり大家さんに鍵を返してきました。昨日の続きなんですが、鍵を返したら、部屋が片付いているかチェックして、すぐお金の話になり、「誠意を見せなさい」などと言ってお金 を払うよう言ってきました。しかも、私達が家を2年前に建てた事も知っており、「そんな家を建てるお金があるのだから」みたいに。頭金は私の親から借りており、すごく小さい家なのに・・・最終的に旦那の親ほとんど荷物おいてって、お金がないから自分達で片付けてるのに、居場所知っていて送ってるんじゃないか?と言うんです。そこで私が「保証人は誰なんですか?」と聞くと旦那の親戚で、もう亡くなったらしいのですが、こういう時どうしたら、いいのでしょうか?とにかく金、金言っている大家に「考えますから、1ヵ月待って下さい」と帰ってきました。教えて下さい。

退去時トラブル:想定される問題点と解決策

退去時における大家さんとのトラブル、特に金銭問題に関するご相談ですね。ご状況を拝見すると、以下の点が問題として考えられます。

* 不当な損害賠償請求の可能性: 部屋の現状回復費用として、妥当な範囲を超えた金額を請求されている可能性があります。
* 情報に基づいた不当な圧力: 家を建てたことを知っており、経済状況を把握していることを利用した、不当な圧力を感じます。
* 保証人に関する情報不足: 保証人の情報が曖昧で、責任の所在が不明確な状況です。

これらの問題を解決するために、具体的なステップを踏んでいきましょう。

ステップ1:冷静に状況を整理する

まず、感情的にならずに、冷静に現状を整理することが重要です。

現状の把握

* 契約書を確認する: 賃貸借契約書をよく読み、現状回復義務、損害賠償に関する条項を確認しましょう。契約書に明記されていない、または不当な請求は拒否できます。
* 損害箇所の特定: 大家さんが指摘する損害箇所を具体的にメモし、写真や動画で証拠を記録しましょう。
* 費用明細の要求: 大家さんに、損害賠償請求の具体的な内訳を示す費用明細書を要求しましょう。

証拠の確保

* 写真・動画撮影: 部屋の現状を写真や動画で記録しておきましょう。特に損傷箇所は複数角度から撮影し、日付と時刻がわかるようにしてください。
* メールや手紙の記録: 大家さんとのやり取りは、メールや手紙で行い、記録を残しておきましょう。

ステップ2:専門家への相談

一人で抱え込まず、専門家の力を借りることが重要です。

弁護士・司法書士への相談:

* 不当な請求への対応: 弁護士や司法書士に相談することで、不当な請求に対して適切な対応策を検討できます。
* 法的根拠の確認: 契約書の内容や法律に基づいて、大家さんの請求が正当かどうかを判断してもらえます。
* 交渉・訴訟への支援: 必要に応じて、大家さんとの交渉や訴訟手続きを支援してもらえます。

地域の消費生活センターへの相談:

* 無料相談: 消費生活センターでは、賃貸トラブルに関する無料相談を受け付けています。
* 客観的なアドバイス: 専門家の立場から、客観的なアドバイスを受けることができます。

ステップ3:大家さんとの交渉

専門家のアドバイスを基に、大家さんとの交渉に臨みましょう。

冷静な対応:

* 感情的にならず: 感情的な言葉遣いは避け、冷静かつ丁寧に交渉を進めましょう。
* 証拠を提示: 写真や動画、費用明細書などの証拠を提示して、自分の主張を明確に伝えましょう。
* 具体的な解決策を提案: 大家さんの要求を全て呑む必要はありません。具体的な解決策を提案し、交渉を進めましょう。例えば、修理費用の一部負担などを提案することも考えられます。

交渉の記録:

* メモ: 交渉内容をメモし、記録を残しておきましょう。
* 録音: 大家さんの承諾を得た上で、交渉内容を録音することも有効です。

ステップ4:保証人に関する調査

保証人が亡くなっている場合、保証人に関する責任の所在を明確にする必要があります。

賃貸借契約書の確認:

* 保証人に関する条項: 契約書に、保証人に関する条項が記載されているか確認しましょう。
* 連帯保証人か保証人か: 連帯保証人の場合は、保証人に責任が移行する可能性があります。

相続に関する調査:

* 相続人の確認: 亡くなった保証人の相続人を確認し、相続人に対して責任を問うことができるか検討しましょう。

事例:類似事例と解決策

過去に、同様のトラブルで、大家が不当な損害賠償を請求した事例が多数あります。多くの場合、弁護士や司法書士の介入によって、請求額が減額されたり、請求が取り下げられたりしています。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士の視点から見ると、今回のケースでは、大家さんの請求が不当である可能性が高いです。家賃滞納や故意の損傷がない限り、現状回復費用は契約書に定められた範囲内であるべきです。また、大家さんが経済状況を把握していることを利用して圧力をかける行為は、不当な行為にあたります。

まとめ:具体的な行動計画

1. 契約書と証拠を整理する: 賃貸借契約書、写真、動画などを整理し、損害状況を明確に把握します。
2. 専門家(弁護士、司法書士、消費生活センター)に相談する: 専門家のアドバイスを受け、適切な対応策を検討します。
3. 大家さんと冷静に交渉する: 専門家のアドバイスを基に、冷静に交渉を行い、解決策を探ります。
4. 保証人に関する調査を行う: 保証人に関する情報を集め、責任の所在を明確にします。

「1ヶ月待って下さい」と伝えたとのことですが、この期間中に上記のステップを確実に実行し、適切な対応をしましょう。一人で抱え込まず、専門家の力を借りながら、冷静に対処することが重要です。

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