迷惑な借家人への対応と退去勧告:アパートの現状回復と法的措置

迷惑な店子に出ていってもらうためにはどうしたらいいでしょう?私の母のアパートに迷惑をかける性質の悪い夫婦とその甥が住んでいて困っています。どうしたら出て行ってくれるかどなたかお知恵を貸して下さい。 彼らの迷惑行為に母ももう限界で契約解除を申し出ましたが「出ていく気なんかありませんよ?裁判でも何でもして下さい。私たちは障害者だし法律は弱い者の味方ですから追い出せやしませんよ?裁判費用を全部出すのもそちらですからね?」と障害者であることを逆手にとり物凄い太太しい態度です。 この夫婦は前のアパートを夫が原因で追い出されてきた 契約時は夫とは離婚し心を入れ替えて母娘2人で住むという契約だったが、初めからその離婚した夫と住み始めた。現在、娘は嫌いだからと施設に入れ(本人談)勝手に自分の甥だとかいう男とその夫婦の3人で住んでいる パチンコに行って毎日遊び暮らし元気そうに見えるが何故か夫婦共々、障害者手帳を持っており生活保護を受けている 以前は家賃滞納(税金の着服)が多く役所に直訴し直接銀行口座に振り込んでもらうようにした 税金で支給される更新料を着服し過去4回の更新料を支払っていない。 また不動産屋が出す契約更新の通達にも返答していないが居続けているため自動更新されてしまっている 部屋は契約前にリフォームを行っており綺麗な状態で貸した 意図的に必要のない改装工事をやれとしつこい。また最近では自分の知り合いの工務店にやらせて欲しいと法外な値段を吹っかけてくる 煙草を吸いまくるのに雨戸を締め切り窓を一切開けないので部屋はカビ臭く湿気が溜まり床が腐って家が傷んできている、 ネコを勝手に飼っていて匂いが酷い、零したジュースを拭かない等とにかく使い方に問題がある。 その為、この前も床が腐って軋んできたから貼り換えろと訴えてきた(請求額7万円。他店での見積もりは17万円) 市役所はヤクザ紛いの夫に逃げ腰で他人事のような対応。更新料や家賃を着服した時も指導なし。 最近は「この部屋に住んでいて具合が悪くなった。最初からこんな所に来たくはなかった。役所に半年だけ住めと言われて仕方なく借りた」と言うので、「それならもっと日当たりの良い所に越したらどうですか?」と母が言うと、「出て行くから書面を送れ」と言ったくせに後日今度は電話で「出てけと言うなら立ち退き料を払え」と言ってきたので「出ていくと言ったのはそちらです」と伝えて切り、書面で契約解除を内容証明つきで送ると今度は「やっぱり気に入っているから出て行きたくない!書類は受け取り拒否にします!」などと言う始末。 本当に法律上この人達に出て行ってもらう事は出来ないでしょうか?

現状の把握と問題点の整理

まず、現状を整理し、問題点を明確化しましょう。問題点は以下の通りです。

* **契約違反:** 契約時に離婚した夫と同居、娘を施設に入れたこと、甥と同居していることなど、契約内容に反する行為が複数あります。
* **家賃・更新料滞納:** 家賃や更新料の滞納、税金の着服など、金銭的な問題が深刻です。
* **物件の損傷:** タバコによるカビ、湿気、床の腐敗など、物件に深刻な損傷を与えています。
* **不当な要求:** 必要のない改装工事の要求、法外な価格設定など、不当な要求を繰り返しています。
* **行政の対応:** 市役所の対応が不十分であることも問題です。

法的措置と具体的なステップ

現状を踏まえ、具体的なステップを踏んで対応していく必要があります。

1. 弁護士への相談

まず、弁護士に相談することが重要です。弁護士は、状況を正確に判断し、最適な法的措置をアドバイスしてくれます。特に、借家人に障害者手帳があること、生活保護を受けていることなどを考慮すると、専門家の助言が不可欠です。弁護士費用はかかりますが、後々のトラブルを防ぎ、効率的に解決を図るために、費用対効果は高いと言えます。

2. 証拠の収集

弁護士への相談と並行して、証拠を収集しましょう。以下の証拠は非常に重要です。

* **賃貸借契約書:** 契約内容を確認し、違反事項を明確にします。
* **家賃・更新料の領収書、振込明細書:** 滞納状況を証明します。
* **物件の損傷写真・動画:** カビ、湿気、床の腐敗などの状況を記録します。
* **不当な要求に関する書面、メール、録音データ:** 不当な要求を証明します。
* **市役所への相談記録:** 行政への対応状況を記録します。

3. 内容証明郵便による催告

弁護士のアドバイスに基づき、内容証明郵便で退去を催告します。内容証明郵便は、送達記録が残るため、証拠として有効です。催告状には、以下の点を明確に記載しましょう。

* **契約違反の内容:** 具体的にどの契約条項に違反しているかを記述します。
* **損害賠償請求:** 物件の損傷に対する修理費用、滞納家賃・更新料、その他損害を請求します。
* **期限付きの退去要求:** 具体的な退去期限を提示します。
* **訴訟提起の可能性:** 期限までに退去しない場合は、訴訟を起こすことを明確に伝えましょう。

4. 訴訟

催告後も退去に応じない場合は、訴訟を提起する必要があります。訴訟では、弁護士のサポートが不可欠です。裁判では、先に集めた証拠が重要な役割を果たします。

5. 具体的なアドバイス

* **写真や動画の撮影:** 物件の損傷状況を定期的に撮影し、記録を残しましょう。
* **証人確保:** 近隣住民など、迷惑行為を目撃した証人を確保しましょう。
* **記録の保管:** すべてのやり取りを記録し、大切に保管しましょう。
* **感情的にならない:** 相手を挑発したり、感情的に対応しないように注意しましょう。常に冷静さを保ち、証拠に基づいて対応することが重要です。

専門家の視点:不動産管理会社への相談

不動産管理会社に相談することも有効です。管理会社は、このような問題の解決に豊富な経験を持っています。弁護士への相談と並行して、管理会社にも相談し、アドバイスを求めることをお勧めします。

まとめ

迷惑な借家人への対応は、時間と労力を要する複雑な問題です。しかし、適切な手順を踏むことで、解決に導くことができます。弁護士や不動産管理会社などの専門家の力を借りながら、冷静かつ毅然とした対応を心がけましょう。

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