迷子の仔猫を保護する方法と、その後のお世話について

朝6〜7時頃に帰宅すると家の近くで野良の仔猫に出会う事があります。 土地柄野良猫を駆除しようという人はいないようですが、アパートばかりの地域のためか保護しようという人もいないようで目 やにが眼を覆いそうになってぐったりとしている仔猫を見ます。 親猫や兄弟と一緒のところを見た時には引き離すのも可哀想かとそのまま立ち去ったのですが、今日一匹でとても具合が悪そうにしているところに出会いました。一応手を伸ばすと逃げていってしまったのでそれだけの警戒心と体力は残ってるようですが…… ひとり暮らしでペットを飼った経験もなくペット禁止のアパートなのですが、どうにかして体調をよくし、飼い主を見つけるところまでの責任は取りたいと考えています。 昼夜逆転の身で朝早くにしか見かけることがなく、動物病院に駆け込める時間でもないのですがこのまま放っておくと最悪の事態を迎えてしまいそうでとても心配です。 朝早くに外に出て待ち伏せし、そのまま段ボール等に入れて(蓋をして)保護して動物病院が開くまで待ってもいいものでしょうか? 時間も時間ですし、部屋のなかを歩かれると困るので、どうしてよいものか途方に暮れてますがどうにかして元気に暮らせるようにしてあげたいです。

迷子の子猫を発見!保護するまでのステップ

朝早くに具合の悪そうな子猫を発見し、保護したい気持ちと、ペット禁止のアパートに住んでいるという現実との間で葛藤されていることと思います。まずは、落ち着いて状況を整理し、段階的に対応していきましょう。

1. 子猫の状態の確認

子猫が本当に助けを必要としているか確認することが大切です。単に眠っているだけ、あるいは親猫が近くにいる可能性もあります。 怪我や病気の兆候(目やに、ぐったりしている、呼吸が苦しそうなど)がないか、注意深く観察しましょう。

2. 安全な保護方法

子猫が警戒している様子なので、無理強いはせず、徐々に距離を縮めることが重要です。 朝早くに待ち伏せし、段ボールで保護するというアイデアは、状況によっては有効です。しかし、子猫が逃げ出さないよう、十分な工夫が必要です。

* 段ボールは、通気性の良いものを選び、蓋は完全に閉めないようにしましょう。
* 段ボールの中にタオルや布を入れて、子猫が落ち着けるようにします。
* 捕獲器を使用するのも一つの方法です。ペットショップや動物病院で購入できます。捕獲器を使うと、安全に子猫を保護することができます。

3. 動物病院への搬送

保護したら、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。早朝のため病院が開いていない場合は、夜間診療に対応している動物病院を探し、連絡を取りましょう。緊急性の高い場合は、動物救急病院に連絡するのも良いでしょう。

アパートでの一時的な保護と、その後

ペット禁止のアパートで子猫を保護するのは難しい状況ですが、一時的に保護する工夫をしてみましょう。

1. 狭い空間の確保

トイレや洗面所など、比較的狭い空間を子猫の一時的な居場所として確保します。ケージがあればベストですが、なければ段ボールでも代用できます。

2. 清潔な環境の維持

子猫の排泄物や食べ残しは、こまめに処理し、清潔な環境を保ちましょう。感染症予防にも繋がります。

3. 必要なものの準備

子猫に必要なものは、ペットショップで購入できます。

* ペットシーツ: 排泄物の処理に必要です。
* 猫用フード: 子猫用のミルクやウェットフードを用意しましょう。
* : 常時新鮮な水を用意しましょう。
* タオル: 寝床や汚れを拭くのに使用します。

4. 飼い主探し

動物病院で治療を受けさせながら、飼い主を探しましょう。近隣住民に聞き込みをしたり、迷子猫のポスターを作成して掲示したり、SNSなどを活用して情報を発信しましょう。

専門家の意見:獣医師からのアドバイス

獣医師の立場から、迷子の子猫の保護とケアについてアドバイスします。

* 早急な獣医への受診が不可欠です。脱水症状や感染症の可能性もあります。
* 無理に抱き上げたりせず、優しく近づきましょう。子猫はストレスを感じやすいので、穏やかな対応が大切です。
* 保護した子猫は、他のペットと接触させないようにしてください。感染症のリスクがあります。
* 子猫の年齢や健康状態によって、必要なケアは異なります。獣医師の指示に従いましょう。

まとめ:責任ある行動を

野良猫の保護は、責任と覚悟が必要です。しかし、助けを求めている子猫を放っておくことはできません。今回のケースでは、早朝に発見した子猫を保護し、動物病院に連れて行くことが最優先です。一時的にでも、清潔で安全な環境を提供し、飼い主を探したり、里親探しをするなど、責任ある行動を取りましょう。

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