近隣のお年寄りからのプレゼントに困っています…気持ちの良いお付き合いを続けるには?

近所づきあいについてです。この土地には10年前引っ越してきて、小学2・4年の娘がいる4人家族です。引越し当初からお向かいの老夫婦にとてもよくしていただいています。ご夫婦とは血縁関係は一切ありません。 すぐ近くに頼れる方がいて、共働きの我が家にはとても心強いのですが・・ このご夫婦、お子さんは結婚されていますがお孫さんがおられず、娘たちを孫のようにかわいがってくださいます。 娘たちも、ご夫婦に良くなついています。 それはいいのですが、困ったことに、ご主人が娘たちになんやかんやと購入してくれて。 何でも買い与えるとか、高価なものまでいただくとか、ではないのですが、「買い物に行ったら見つけたから」と言っては文房具やおもちゃ(100均に売っているような)や電化製品購入時のノベルティなども二人分もらってきてくれたり、など。 こう書いていると非常にほほえましいのですが、実際は限られた収納場所に物があふれて子供の部屋が散らかり、結局いただいた物の大半はゴミになっている始末です。新品のものはだれかにあげたり。 ものの大切さを学ばせるのが私自身下手なのがいけないのですが、次から次へと持ってこられては片付け場所を考える、と言うことの繰り返しで疲れます。 「お金使わせて申し訳ないから、わざわざ買ってこなくてもいいですよ」と、夫婦でお伝えしたことはあるのですが 「好きでやってることだから」と、まったく耳をかしてくれませんでした。 年金暮らしの方の楽しみ程度のことで、先方の生活に支障が出ているわけではないようですが やはりたびたび買い与えられると、気を使います。 子供たちに大変良くして頂いて、文句をいう筋合いは私にはないのですが、物攻め(のように思えてしまうのです)は勘弁してほしい・・けど、せっかくの好意を無碍にすることはできません。 同じような経験された方、おられますでしょうか? 私はどうしたら、この近所さんの行為、快くお受けすることが出来ますか?

お気持ち、よく分かります!「物」ではなく「時間」を共有する関係を目指しましょう

お隣のご夫婦の温かいお気持ち、そして、溢れる物に困っているお気持ち、両方よく分かります。 ご近所づきあい、特に年配の方との関係は、感謝の気持ちと同時に、うまく距離感を保つのが難しいものです。 「物」ではなく「時間」を共有することに焦点を当てて、関係性を築き直すことをお勧めします。

現状分析:なぜご主人は娘さんたちに物を贈り続けるのか?

ご主人が娘さんたちに物を贈り続ける理由は、単なる好意だけではありません。 おそらく、以下のような理由が考えられます。

  • 孫のような存在への愛情表現: お孫さんがいないご夫婦にとって、娘さんたちはかけがえのない存在です。 愛情表現として、自然と物を贈ってしまうのかもしれません。
  • 日々の生活の楽しみ: 年金生活の中で、娘さんたちへのプレゼント選びは、ご主人にとって楽しみの一つになっている可能性があります。 何か目標や生きがいを見つけるお手伝いが必要かもしれません。
  • コミュニケーション手段: 物を贈ることで、娘さんたちとコミュニケーションを取ろうとしているのかもしれません。 言葉でのコミュニケーションが苦手な場合もあります。
  • 感謝の気持ちの表現:日頃から娘さんたちを可愛がっていただき、感謝の気持ちを表しているのかもしれません。

これらの理由を理解した上で、次のステップに進みましょう。

具体的な解決策:好意を尊重しつつ、物があふれる状況を改善する

まずは、ご夫婦の好意を尊重しつつ、物があふれる状況を改善するための具体的な方法を提案します。

1. 「もらう」から「一緒に過ごす」へシフトチェンジ

これまで「物」を介した交流が多かった関係を、「時間」を共有する関係へとシフトチェンジしましょう。

  • 定期的な交流: 週に一度でも良いので、一緒に散歩をしたり、お茶をしたりする時間を設けましょう。 娘さんたちも一緒に参加することで、自然なコミュニケーションが生まれます。
  • 手伝いをお願いする: ご夫婦に得意なことがあれば、それを手伝ってもらう代わりに、娘さんたちが何かお手伝いをする時間を設けるのも良いでしょう。 例えば、一緒に庭の手入れをしたり、簡単な料理を作ったりするなどです。
  • 娘さんたちの得意分野を披露: 娘さんたちが得意なことを披露する機会を作るのも良いでしょう。 絵を描いたり、楽器を演奏したり、得意なことを披露することで、ご夫婦との絆を深めることができます。

2. プレゼントの受け取り方を変える

「物は本当にありがたいけれど、収納スペースが限られている」ことを丁寧に伝えましょう。

  • 具体的な例を挙げる: 「○○が大好きなので、それは本当に嬉しいです!でも、おもちゃが増えると片付けが大変なので、今回は少し控えめにしていただけると助かります」など、具体的な例を挙げて伝えましょう。
  • 代わりに欲しいものを伝える: 「○○が欲しいので、もしよろしければそれをプレゼントしていただけませんか?」と、具体的なものをリクエストするのも効果的です。 これによって、ご主人のプレゼント選びの負担を軽減できます。
  • 体験型のプレゼントを提案する: 「遊園地に行きたい」「映画を見に行きたい」など、体験型のプレゼントを提案してみましょう。 物ではなく、思い出を作ることに重点を置くことで、ご夫婦の好意を尊重しつつ、物の増加を防ぐことができます。

3. 断捨離と整理収納術の導入

ご自宅の収納スペースを見直し、整理整頓を行いましょう。

  • 定期的な断捨離: 定期的に不要な物を処分することで、収納スペースを確保しましょう。 子供たちにも参加させ、物の大切さを教え込む良い機会になります。
  • 収納用品の活用: 収納ボックスや棚などを活用し、効率的に収納しましょう。 100均ショップなどで手軽に購入できる収納用品もたくさんあります。
  • 整理収納アドバイザーの活用: どうしても整理整頓ができない場合は、整理収納アドバイザーに相談してみるのも良いでしょう。 プロのアドバイスを受けることで、効果的に収納スペースを確保できます。

4. 専門家の意見:高齢者の心理とコミュニケーション

高齢者の心理に詳しい専門家によると、高齢者は「役に立ちたい」「必要とされたい」という気持ちがとても強いと言われています。 ご主人の行為は、単なる好意だけでなく、娘さんたちとの繋がりを通して自身の存在意義を感じている可能性があります。 そのため、感謝の気持ちを伝えつつ、上記の方法で関係性を築き直すことが重要です。

まとめ:感謝の気持ちと適切な距離感を保つ

お隣のご夫婦の温かい気持ちは、本当に素晴らしいことです。 しかし、物があふれてしまう状況は、あなたにとって負担になっているのも事実です。 「物」ではなく「時間」を共有することに重点を置き、感謝の気持ちと適切な距離感を保つことで、より良い近隣関係を築けるはずです。 焦らず、少しずつ変化を試みていきましょう。

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