近所の知人との犬の飼い方に関する相談

近所の仲良しの知人の件で相談です。知人は犬の件で小言が多いんです。「飼い主」「エサ」と言うなから始まり、この部屋熱いからクーラー入れてとか、ご飯はこれがいいから食べさせてと毎回押しつけや、あなたの旦那さんのしつけは暴力だとか、同じテーブルで食べないのもよくない「家族の一員じゃないの?」などいちいち言ってくるんです。その知人は考えが昭和すぎるといいますが、家族の一員って意識があるなら、他人の子育てにいちいち文句言ってくるなんて信じられません。私からすると初めて小型洋犬を飼った人に、多く見られる姿のように感じます。要するに子供の頃から側に犬がいなくて育った人。犬も家族の育て方で、どうにでも変わると思うんです。確かに基本的性質はありますが・・。日本人なら育て方はこうです! なんておかしいはずです。主人は主に和犬担当で、子犬のころからほんとに厳しく育てたのですが、なにも問題ありません。忠犬でなく相棒といった感じです。散歩の時もどうやって教えたのか横にぴったり寄り添い友達と歩いてるように歩きます。主人は「俺が何かあった時でも、こいつは野良犬となっても生きていけるように鍛えてある、保健所なんかに連れていかせない」「昭和の飼い方で何が悪い、大正だろうと明治だろうとズッと犬はこうやって生きてきたじゃないか。平成になってから犬は急に生命体を変えたのか」と言っています。よく引き取り手がない犬たちが保健所にいますが、野良犬になっても生きていけるように育てあげることは間違っていますか?この知人は「私は犬が死ぬまで絶対に死なない」って豪語しますが、どっからそんな自信が出でくるのか不思議です。知人は毛のクルクルしたぬいぐるみのように可愛い小型の洋犬を一匹飼っています。私からするとなんというか・・・ワガママは全部通ると思っているふしのある犬です。うちは大きめの和犬を一匹に、ダックス3匹です。平成の犬の飼い方ってなんでしょうか?知人のように小型の洋犬が必須で、「アスファルトがぁ〜」「紫外線がぁ〜」って言って散歩もさせない、留守番させない、24時間365日クーラーで涼しく、公園で自慢の為にサロンは月に一回(そしてカットの形が悪いって文句を言う)。犬の写真だけやたらに多く撮り、ご飯は吠えた分だけあげ、同じテーブルで食べるのが、昭和じゃない飼い方なんでしょうか?これが犬の気持ちを分かってあげた「家族の一員」の育て方なんですか?補足祖父が言ってました。「味噌には麹菌が有り免疫力を付ける大切な食材、熱中症の特効薬の塩分は味噌汁を薄めてあげてれば大丈夫。煮干しに鰹ぶしこれでタンパク源。カロリー少なめで病気知らず、昔はガンにかかる犬はいなかった」と。確かにこれで18年から20年は生きたんです。でもこれは和犬のみだと主人がいいます。紀元前から純血種で生き残ってきた和犬だけかもしれません。ダックスにはプラスドッグフードあげてます。

犬の飼い方に関する様々な考え方

近年、犬との暮らし方は多様化しており、「昭和の飼い方」と「平成以降の飼い方」といった単純な分類は適切ではありません。 大切なのは、犬種、個体差、そして飼い主のライフスタイルを考慮した上で、犬にとって最適な環境とケアを提供することです。

昭和の犬の飼い方と現代の犬の飼い方の違い

かつての日本の犬の飼い方は、主に実用性を重視していました。番犬、猟犬としての役割が強く、飼育環境も比較的シンプルでした。一方、現代では犬は家族の一員として迎え入れられることが多く、より高度なケアや愛情が求められています。 これは、経済状況の向上、ライフスタイルの変化、動物愛護意識の高まりなどが影響しています。

しかし、だからといって「昭和の飼い方が悪い」とは一概に言えません。 例えば、質問者様の主人が行っているような、自然の中でたくましく生きる力を養うという考え方にも一理あります。 これは、特に大型犬や、体力的に丈夫な犬種においては、健康面や精神面においてプラスに働く可能性があります。

知人の犬の飼い方について

知人の飼い方は、過保護と言える部分があります。 小型犬だからといって、常にクーラーの中で生活させたり、散歩を制限したりすることは、犬の健康や精神面に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、吠える度にご飯を与えるのは、問題行動を強化することになりかねません。

犬の性格や行動は、遺伝的要因と環境的要因の両方に影響されます。 小型犬は、一般的に独立心が強く、自己主張が激しい傾向があると言われています。 そのため、適切なトレーニングと社会化が必要です。

和犬と洋犬の違い

質問者様の祖父の言葉にあるように、和犬は古くから日本の風土の中で育まれてきた犬種であり、比較的丈夫で病気になりにくい傾向があります。 しかし、これは全ての和犬に当てはまるわけではありませんし、洋犬が必ずしも弱いかというとそうではありません。 犬種によって体質や気質は大きく異なります。 適切な食事、運動、ケアは、犬種を問わず重要です。

「野良犬になっても生きていけるように」という考え方

主人の「野良犬になっても生きていけるように」という考え方は、一見厳しすぎるように見えますが、犬の自立性を高めるという点では有効な側面もあります。 しかし、過度な鍛錬は、犬の心身に負担をかける可能性があるため、バランスが重要です。 大切なのは、犬が安全で快適な生活を送れるように配慮しつつ、自立心を育むことです。

平成以降の犬の飼い方:バランスの取れた飼育を目指して

「平成の犬の飼い方」という明確な定義はありませんが、現代の犬の飼い方は、犬の個性を尊重し、健康と幸せを第一に考える方向に向かっています。

具体的なアドバイス

* 適切な運動:犬種や年齢、体格に合わせた散歩や遊びを取り入れましょう。 小型犬でも、適度な運動は必要です。
* 社会化:子犬の頃から、様々な人や犬と触れ合う機会を与え、社会性を養いましょう。
* しつけ:基本的なコマンドを教え、犬とのコミュニケーションを円滑にしましょう。 暴力的なしつけは避け、ポジティブな強化を用いることが重要です。
* 健康管理:定期的な健康診断、適切な食事、予防接種などを行いましょう。
* 適切な環境:犬が安全で快適に過ごせる環境を整えましょう。 ただし、過保護にならないように注意が必要です。
* 専門家への相談:しつけや健康に関する悩みがあれば、獣医師やドッグトレーナーに相談しましょう。

専門家の意見

獣医や動物行動学の専門家は、犬の飼育において、犬種に合わせた適切なケアを行うことの重要性を強調しています。 また、飼い主の知識と責任が、犬の健康と幸せに大きく影響すると指摘しています。 一方、過度な人間中心の飼育は、犬のストレスにつながる可能性があるとして、注意を促しています。

まとめ

犬の飼い方については、様々な考え方があり、正解はありません。 大切なのは、犬の個性やニーズを理解し、愛情を持って接することです。 知人との意見の相違は、犬に対する考え方の違いから生じている可能性があります。 お互いの考え方を尊重しつつ、犬にとって何が一番良いのかを話し合うことが重要です。 そして、専門家の意見を参考にしながら、バランスの取れた飼育を心がけましょう。

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