赤ちゃん&室内犬との安全な同居生活:赤ちゃんのいる家庭での犬との接し方

赤ちゃんとの室内犬の同居で注意することを教えてください。先日、第一子を出産しました。そろそろ退院も近づきつつあります。我が家では4歳になるチワワ(オス)を1匹飼っています。赤ちゃんとの室内犬の同居で注意することを教えていただきたいです。赤ちゃんはベビーベッドで寝ます。病院では犬が赤ちゃんの顔などをなめることがないようにと話をされました。それ以外は特に指導がなかったのですが、どのようなことに気をつければよいでしょうか?赤ちゃんを噛むことがないよう(もともと噛むクセはないのですが念には念を入れて)、接触はできないようにベッドやサークルで隔てているのですが、部屋自体は一緒の部屋です。アドバイスをどうぞ宜しくお願い致します。

赤ちゃんと犬の同居:安全対策と注意点

ご出産おめでとうございます!愛犬との生活に赤ちゃんが加わるのは、喜びとともに不安も伴うことでしょう。4歳になるチワワと赤ちゃん、初めての同居生活を安全に送るための具体的な対策と、注意点を詳しく解説します。

1.犬の行動と赤ちゃんの安全を確保する空間づくり

犬と赤ちゃんが完全に隔離できる空間を作ることが、まず第一です。ベビーベッドやサークルだけでなく、犬が絶対に入れないように、ベビーゲートなどを活用して、赤ちゃんのいる空間と犬の活動範囲を完全に分けることが重要です。

* ベビーゲートの設置:赤ちゃんのいる部屋の出入り口にベビーゲートを設置し、犬が侵入できないようにします。
* 犬専用のスペース:犬が落ち着いて過ごせる、安全で快適な空間(犬小屋、ベッドなど)を用意しましょう。赤ちゃんと離れた場所に設置することで、犬のストレスも軽減できます。
* 赤ちゃんの身の回り品を安全に保管:犬が触ったり、口にしたりできないよう、おもちゃや哺乳瓶など、赤ちゃんの身の回り品は、犬が届かない場所に保管しましょう。

2.犬のストレス軽減と安心感の提供

赤ちゃんが家に来たことで、犬は環境の変化にストレスを感じている可能性があります。犬のストレス軽減と安心感の提供も、安全な同居生活には欠かせません。

* いつものルーティンを守る:散歩や食事、遊びの時間など、犬の生活リズムはできる限り変えずに維持しましょう。
* 十分な愛情と関わりを:赤ちゃんに気を取られて、犬への関心が薄れないように注意しましょう。普段通りの愛情表現(撫でる、話すなど)を忘れずに、犬にも十分な時間を割きましょう。
* 新しいおもちゃや遊び:犬に新しいおもちゃを与えたり、新しい遊び方を教えたりすることで、刺激を与え、ストレス軽減に繋がります。
* 専門家への相談:犬の行動に変化が見られたり、ストレスが大きいと判断した場合は、動物行動学の専門家や獣医に相談することをお勧めします。

3.犬と赤ちゃんの接触:段階的な慣れ合い

犬と赤ちゃんをいきなり接触させるのは危険です。最初は完全に隔離し、徐々に距離を縮めていくことが重要です。

* 匂いの慣れ合い:赤ちゃんのタオルや服を犬に嗅がせ、赤ちゃんの匂いに慣れさせることから始めます。
* 視覚的な慣れ合い:ベビーベッドやサークル越しに、犬と赤ちゃんをゆっくりと見慣れさせます。最初は短い時間から始め、徐々に時間を延ばしていきます。
* 聴覚的な慣れ合い:赤ちゃんの泣き声や話し声を聞かせることで、犬に赤ちゃんの存在を認識させます。
* 直接の接触:犬が落ち着いていて、赤ちゃんも安全な状況下で、犬と赤ちゃんの短い接触を試みます。この時、必ず大人が介在し、犬の行動を注意深く観察します。決して目を離さないようにしましょう。

4.具体的な注意すべき点

* 噛み癖への対策:チワワは小型犬ですが、噛む力は意外と強く、赤ちゃんを怪我させる可能性があります。たとえ過去に噛んだことがない犬であっても、赤ちゃんに対しては、常に注意が必要です。
* 飛びつき防止:犬が興奮して赤ちゃんに飛びつくことを防ぐため、犬の興奮を抑えるトレーニングを行いましょう。
* 排泄物の管理:赤ちゃんのいる場所には、犬の排泄物が絶対に残らないように、こまめな掃除を心がけましょう。
* 食中毒予防:犬の食べ物や排泄物を赤ちゃんが触ったり、口にしたりしないよう、注意が必要です。

5.専門家のアドバイス

動物行動学の専門家によると、「犬と赤ちゃんの同居は、適切な対策と注意があれば、安全で幸せな生活を送ることができます。しかし、犬の行動を常に観察し、危険な兆候を見逃さないことが重要です。不安な場合は、すぐに専門家に相談してください。」とのことです。

まとめ:安全第一で、幸せな同居生活を

赤ちゃんとの同居は、愛犬にとっても大きな変化です。犬のストレスを軽減し、安全対策を徹底することで、犬と赤ちゃん、そして家族みんなが幸せな生活を送ることができるでしょう。 この記事で紹介した対策を参考に、安全第一で、愛犬と赤ちゃんとの素敵な時間を過ごしてください。

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