赤ちゃんがいる家庭での蟻対策:寝室への侵入を防ぐ方法

蟻の侵入を防ぐ方法について。先日出産し、3日前に自宅へ帰って来ました。赤ちゃんもいるので、寝室を今まで使っていなかった部屋に変えました。一階の庭に面した部屋なのですが、帰ってきてから、体に数ヶ所、蚊に刺されたような見た目と痒みが出てきました。その後、部屋で蟻を2,3匹発見し潰しました。今日、換気をしようと窓を開けているとそこに蟻が7,8匹いるのを発見しました。網戸の隙間から入ってきているようです。家にゴキジェットしかなかったので、とりあえず振り掛けておきましたが、なんとなく気持ち悪くてムズムズします…。旦那が帰って来たら、蟻用の殺虫剤等を買ってきてもらおうと思うのですが、蟻が家に入ってくるのを防ぐ方法って何かありませんか?幸い、赤ちゃんの体にかまれた形跡はありませんでしたが、心配です。よろしくお願いいたします。

赤ちゃんがいる家庭での蟻の侵入を防ぐための対策

ご出産おめでとうございます!そして、新居での蟻問題、ご心配ですね。赤ちゃんがいると、害虫対策は特に重要です。ゴキジェットは蟻にもある程度の効果がありますが、赤ちゃんがいる環境では、より安全で効果的な対策が必要です。以下、具体的な対策と、専門家のアドバイスも交えてご説明します。

1. 蟻の侵入経路の特定と遮断

まず、蟻がどこから侵入しているのかを特定することが重要です。

  • 窓枠の隙間: 網戸の隙間だけでなく、窓枠と壁の隙間、サッシの劣化部分などもチェックしましょう。隙間があれば、蟻は容易に侵入できます。
  • ドアの隙間: 同様に、ドアの隙間、特に下部にも蟻が侵入する可能性があります。ドアストッパーなどで隙間を塞ぎましょう。
  • 配管の穴: 壁や床を通る配管の穴から侵入することもあります。隙間を埋めるパテなどで塞ぎましょう。
  • 基礎部分の亀裂: 外壁の基礎部分に亀裂があれば、そこから侵入する可能性があります。専門業者に点検してもらうことをおすすめします。

侵入経路を見つけたら、隙間を埋める、コーキング剤を使用するなどして徹底的に遮断しましょう。ホームセンターで簡単に手に入る材料で対応できます。

2. 蟻の誘引源の除去

蟻は餌を求めて侵入してきます。家の中に蟻を誘引するものが残っていないか確認しましょう。

  • 食べこぼし: 床やテーブルに食べこぼしがないか確認し、こまめに掃除しましょう。特に、砂糖や甘いもの、油汚れは蟻を誘引します。
  • ゴミ: ゴミ箱は密閉式のものを使い、こまめにゴミ出ししましょう。生ゴミは特に注意が必要です。
  • ペットフード: ペットフードも蟻の餌になります。こぼれないように注意し、食べ残しはすぐに片付けましょう。
  • 水回り: 水回りには、蟻が好む湿気や食べかすなどが残りがちです。こまめな清掃と乾燥が重要です。

これらの対策を行うことで、蟻の侵入を抑制できます。

3. 赤ちゃんに安全な蟻対策

赤ちゃんがいる家庭では、殺虫剤の使用には細心の注意が必要です。

  • 天然成分の忌避剤: 柑橘系の香りや酢、重曹などは蟻を忌避する効果があります。赤ちゃんが触れない場所に置くなど、安全に配慮して使用しましょう。ただし、効果は限定的です。
  • 蟻の通り道を遮断する: 蟻の通り道に、ベビーパウダーやチョークなどを引いて物理的に侵入を防ぐ方法もあります。ただし、一時的な対策です。
  • 専門業者への相談: 蟻の駆除は専門業者に依頼することもできます。赤ちゃんがいることを伝え、安全な薬剤を使用してくれる業者を選びましょう。見積もりを比較し、信頼できる業者を選びましょう。

殺虫剤を使用する場合は、必ず赤ちゃんが触れない場所に置き、換気を十分に行いましょう。使用後は手をしっかり洗い、説明書をよく読んでから使用してください。

4. 予防策

蟻の侵入を防ぐためには、日頃から予防策を行うことが重要です。

  • 定期的な清掃: こまめな掃除は蟻の侵入を防ぐ第一歩です。特にキッチンや食べこぼしがしやすい場所は重点的に清掃しましょう。
  • 窓やドアの点検: 定期的に窓やドアの隙間をチェックし、必要に応じて修理や補修を行いましょう。
  • 庭の手入れ: 庭に蟻の巣がある場合は、駆除したり、蟻の通り道を遮断したりする必要があります。庭の草木を刈り込み、清潔に保つことも重要です。

専門家のアドバイス

害虫駆除の専門家によると、「蟻の駆除は、単に殺虫剤で駆除するだけでなく、侵入経路の遮断と誘引源の除去が非常に重要です。特に赤ちゃんがいる家庭では、安全性を最優先し、天然成分の忌避剤や物理的な遮断を優先し、殺虫剤の使用は最小限に抑えるべきです。」とのことです。

まとめ

蟻の侵入を防ぐためには、侵入経路の特定と遮断、誘引源の除去、そして赤ちゃんに安全な対策が重要です。今回ご紹介した方法を参考に、安全で快適な生活環境を築いてください。それでも不安な場合は、専門業者に相談することをおすすめします。

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