赤ちゃん、ペット、そして実家のインテリア問題:安全で快適な共存空間を作る方法

赤ちゃんに関しての質問です。 来月、赤ちゃんが生まれる予定です。 ですが、実家の件で問題が山積みです。 実家は小型犬を飼っているのですが、全然躾けてくれないので ①トイレのしつけが全くなっていないので、部屋の至る所に おしっこのシートが敷かれていて、うんちもどこでもし放題 ②とにかく無駄吠えが多いので、赤ちゃんを連れていくとほぼ間違いなく襲ってくる。 ③ゲージに入る躾がまったくできていない という問題があります。 僕からも色々と注文を言っているのですが、「ペットがかわいそう」の一点張りで 全然聞く耳を持ちません(逆に躾けてもらえないことがかわいそうだと思うのですが) ②と③はどうにかなるにしても ①は衛生面からして強い抵抗感があります。 ペットの排泄物はやはり赤ちゃんにとっては悪影響でしょうか。 また、赤ちゃんとペットとの共存で何かいいアドバイスがあれば教えてください。補足犬の年齢は今年で4歳です。 あと、実家とは別の場所に住んでいるので自分から躾けることはできませんし、本来飼ってはいけないマンションで飼っているのでペットを飼うことには反対してました。 言い方悪いですが、ダメ飼い主と思っていただいて結構です。

赤ちゃんにとってのペットの排泄物の危険性

まず、ご懸念されているペットの排泄物と赤ちゃんの健康についてお話ししましょう。犬の糞尿には、カンピロバクターやサルモネラ菌などの病原菌が含まれている可能性があり、赤ちゃんは免疫力が未発達なため、これらの菌による感染症にかかるリスクが高まります。特に、口にする可能性のある赤ちゃんにとって、衛生面での配慮は非常に重要です。 おっしゃる通り、部屋中に散らばった排泄物は、衛生上大きな問題です。 赤ちゃんの健康を守るためにも、この問題は早急に解決する必要があります。

実家でのペット問題への具体的な対策

実家の犬の問題は、①トイレのしつけ、②無駄吠え、③ゲージへの入室の3点に集約されます。 それぞれについて、具体的な対策を提案します。

1. トイレのしつけ:徹底的な清掃と環境整備

現状の改善:まず、部屋中の排泄物と汚れたシートを徹底的に清掃・消毒しましょう。 市販のペット用除菌スプレーや、赤ちゃんにも安全な天然成分の洗剤を使用することをお勧めします。 床は、アルコール消毒液で拭き掃除を行い、菌の繁殖を防ぎましょう。 その後、犬がトイレとして認識できる場所を明確に作り、そこ以外では排泄しないよう徹底的にトレーニングする必要があります。

予防策: 犬がトイレを覚えるためには、継続的なトレーニングと適切なご褒美が不可欠です。 トイレシートを決められた場所に置き、犬がそこで排泄したらすぐに褒めてご褒美を与えましょう。 失敗した場合は、叱るのではなく、静かにシートのある場所へ誘導します。 このトレーニングは根気強く続けることが重要です。 また、犬種や年齢に合わせた適切なトイレシートのサイズや種類を選ぶことも大切です。

2. 無駄吠え:原因究明とトレーニング

無駄吠えの原因は様々です。 寂しさ、不安、遊びたい気持ち、あるいは何か刺激に対する反応など、犬の行動を観察し、原因を特定することが重要です。

原因特定と対策:

  • 寂しさや不安:十分な愛情と、安全で落ち着ける場所(犬用のベッドなど)を提供しましょう。
  • 遊びたい気持ち:十分な運動と遊びの時間を与えましょう。 散歩やボール遊びなどで、犬のエネルギーを発散させることが重要です。
  • 刺激への反応:特定の音や物に反応して吠える場合は、その刺激を徐々に慣れさせるトレーニングが必要です。 例えば、音に慣れさせるには、最初は小さな音から始め、徐々に音量を上げていく方法があります。

専門家の活用: もし、ご自身で対処が難しい場合は、動物行動専門家に相談することをお勧めします。 専門家は、犬の行動を分析し、適切なトレーニング方法をアドバイスしてくれます。

3. ゲージへの入室:安心できる空間の提供

ゲージは、犬にとって安全で落ち着ける場所であるべきです。 ゲージの中に、犬がお気に入りの玩具やベッドなどを入れ、快適な空間を作ることで、ゲージに入ることを嫌がらなくなります。

トレーニング方法:

  • おやつや褒め言葉で誘導する:ゲージの中に犬がお気に入りのオヤツや玩具を置き、ゲージに入ったら褒めてご褒美を与えます。
  • 徐々に時間を長くする:最初は短時間から始め、徐々にゲージにいる時間を長くしていきます。
  • 無理強いはしない:犬がゲージに入ることを嫌がる場合は、無理強いせず、ゆっくりと時間をかけて慣れさせていきましょう。

赤ちゃんとペットの安全な共存

赤ちゃんとペットが安全に暮らすためには、以下の点に注意しましょう。

安全対策

  • 常に赤ちゃんから目を離さない:特に、ペットと赤ちゃんが一緒にいる時は、常に注意深く見守りましょう。
  • ペットの行動を予測する:ペットの性格や行動パターンを理解し、危険な行動を事前に予測しましょう。
  • 赤ちゃんの手の届かない場所にペット用品を置く:ペットフードや玩具などは、赤ちゃんが触れない場所に保管しましょう。
  • ペットに専用のスペースを作る:ペットが落ち着いて過ごせる、赤ちゃんが近づけない専用のスペースを作りましょう。

インテリアの工夫

赤ちゃんとペットが安全に暮らせるよう、インテリアにも工夫が必要です。

  • 床材:滑りにくい床材を選び、転倒事故を防ぎましょう。 また、掃除がしやすい素材を選ぶことも重要です。
  • 家具の配置:家具の配置は、赤ちゃんやペットが安全に移動できるよう、十分なスペースを確保しましょう。 尖った角のある家具には、クッションなどを付けて安全対策をしましょう。
  • 収納:赤ちゃんやペットが触れてはいけないものを、安全に収納できるよう工夫しましょう。

専門家への相談

どうしても問題が解決しない場合は、動物行動専門家や獣医に相談することをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な解決策を見つけることができるでしょう。

まとめ

赤ちゃん、ペット、そして実家のインテリア問題、解決への道のりは長く、大変なこともあるかもしれませんが、ご家族の安全と健康のために、諦めずに一つずつ解決していきましょう。 今回ご紹介した対策を参考に、赤ちゃんもペットも安心して過ごせる、快適な空間を作ることができれば幸いです。

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