賃貸退去時の立ち合いドタキャン!大家の対応と損害賠償請求について

賃貸のアパートを退去することになり、1ヶ月前に退去通知も出して、大家兼管理人の会社にも立ち合い日を電話で伝えて同意を得ていました。1人で立ち合いは不安だったので県外に住む姉を立ち合い3日前から呼んでて…いざ立ち合い当日に管理人に、すっぽかされました。有り得ないと姉も怒ってました。こちらも予定があるので、ぎりぎりまで待って…そのまま姉と田舎へ帰りました。翌日、管理会社から電話があり、私からの連絡が無かったから、立ち合いに行かなかったとか言われました。本当腹がたって仕方ありません。こちらは姉も呼んでホテルも取ってでの立ち合い予定だったので…無駄金を遣わされたという怒りでいっぱいです。何とかギャフンと言わしたいです。補足 姉は連帯保証人だったこともあって(不安だったのが一番の理由だけど)、呼んだだけで…姉を呼んだ労力が無駄になったのは、正直ムカつきますよ!友達と遊ぶのにドタキャンしたら、損害賠償払う事は無いですよね?立ち合いを私の都合で延期した場合は損害賠償っていう事が退去申請の際書かれてて…そのクセ…会社がドタキャンした場合は、おとがめ無しってのが腹たつわけで…

賃貸退去時の立ち合いドタキャン問題:大家の責任とあなたの権利

賃貸物件の退去手続きにおいて、立ち合いは非常に重要なプロセスです。管理会社や大家の無断欠席は、契約違反に当たる可能性があり、あなたには損害賠償請求の権利があるかもしれません。今回のケースでは、あなたが事前に連絡を取り、立ち会い日時を合意済みであるにも関わらず、大家側が一方的に欠席した点が問題です。 管理会社からの「連絡が無かった」という主張は、事実と異なる可能性が高く、証拠を揃えて反論することが重要です。

1.証拠の確保と記録

まず、重要なのは証拠の確保です。以下の点を徹底的に確認し、記録しておきましょう。

  • 退去通知の送付記録: いつ、どのように退去通知を送付したのか、配達証明やメールの送受信履歴などを記録しておきましょう。日付と時間、送付方法を明確に示すことが重要です。
  • 立ち会い日時の合意記録: 電話でのやり取りの内容をメモに残しておきましょう。できれば、電話の内容を録音しておくのが理想的です。録音できない場合は、電話後すぐにメモを作成し、日付と時間を記録しましょう。
  • 姉の来訪に関する証拠: 姉があなたの元に来たことを証明する証拠として、交通機関のチケット、ホテルの予約確認書などを保管しておきましょう。これらの証拠は、あなたの損害を証明する上で非常に重要となります。
  • 管理会社からの連絡記録: 管理会社からの電話の内容をメモし、日付と時間を記録しましょう。可能であれば、電話の内容を録音しておきましょう。

2.損害賠償請求の可能性

管理会社の無断欠席によって、あなたは時間と費用を無駄にしました。具体的には、姉の交通費、宿泊費、そしてあなたの時間的な損失などが損害として認められる可能性があります。

  • 姉の交通費・宿泊費: 領収書などの証拠を提出することで、実費を請求できます。
  • あなたの時間的損失: これは金額で換算するのが難しいですが、あなたが立ち合いのために費やした時間を、時給換算して請求することも可能です。ただし、裁判になった場合、裁判官が納得する根拠が必要になります。
  • 精神的苦痛: 管理会社の対応に精神的な苦痛を受けた場合、慰謝料の請求も検討できます。ただし、慰謝料の請求は、裁判で認められるかどうかが不確定です。

3.専門家への相談

今回のケースは、弁護士や司法書士に相談することを強くおすすめします。専門家は、あなたの状況を詳しく聞き取り、適切なアドバイスや手続きをサポートしてくれます。特に、損害賠償請求を行う場合、証拠の整理や請求方法、交渉方法など、専門家の知識と経験が不可欠です。

4.具体的な対応策

まずは、管理会社に改めて状況説明を行い、謝罪と損害賠償を求める内容証明郵便を送付しましょう。内容証明郵便は、証拠として有効なため、交渉の際に有利に働きます。内容証明郵便では、以下の点を明確に記載しましょう。

  • 事実関係: いつ、どのように立ち会い日時を合意したか、管理会社が欠席した事実、その結果生じた損害を具体的に記述します。
  • 損害額: 姉の交通費、宿泊費、あなたの時間的損失などを具体的に記載し、合計金額を算出します。
  • 請求内容: 損害賠償の金額と支払期限を明確に記載します。
  • 今後の対応: 内容証明郵便への回答がない場合、弁護士に相談し、法的措置をとることを示唆します。

5.類似事例と専門家の意見

賃貸借契約において、大家側の不当な行為に対する損害賠償請求は、裁判例も多く存在します。例えば、事前に合意した立ち会い時間に大家が来なかった場合、借主の損害(時間的損失、交通費など)を賠償すべきという判例があります。弁護士や司法書士に相談することで、あなたのケースに最適な解決策を見つけることができます。

まとめ:グレーな対応は許さない!あなたの権利を主張しましょう

賃貸退去時の立ち合いは、借主と大家双方にとって重要な手続きです。大家側の不当な行為には毅然とした態度で対応し、あなたの権利を主張することが大切です。証拠をしっかり確保し、必要であれば専門家に相談することで、納得のいく解決を得られる可能性が高まります。 今回の経験を教訓に、今後の賃貸契約においては、契約内容をしっかりと確認し、トラブルを未然に防ぐ努力をしましょう。

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