賃貸退去時の修繕費用負担:壁のカビや床の傷、退去費用を安く抑える方法

賃貸退去の修繕について詳しい方教えていただけないでしょうか? 今住んでいる賃貸マンションを退去することになりました。理由は蛙がすごい、庭の雑草が処理しても1週間で生えてくる、そして、決定打は家具がカビることです。質問は自分達がどの程度負担しなければいけないかです。部屋の大まかな傷や汚れを記載しますので負担が必要なもの必要ないもの、場合によっては必要なものを教えて下さい。・壁に子供が書いた15cmくらいのボールペンの線 ・子供が破った5cmほどの壁紙 ・壁の画鋲あと3つ ・壁に直径1cmくらいのネジ穴 ・湿気による壁紙の剥がれ ・床がクッションフロアのため家の跡 ・床のクッションフロアの家具を置いた場所の破れ(ずっと置きっぱなしで動かせない重い家具の下はなぜか角のあたりが破れたりめくれたりしています) ・北側角の壁のカビ ・畳の日焼け ・窓木枠のカビ ・エアコン裏の汚れ? ・冷蔵庫裏の汚れ?焦げ跡? ・ドアにシールの粘着たくさんありますがよろしくお願いします。ちなみに管理会社からの退去のしおりには故意の傷汚れは当たり前ですが、・畳、壁、クッションフロアの張替え ・下地の補修 ・流し、ガス台、換気扇、各ジョイントの清掃 ・ハウスクリーニング、庭の清掃 ・クーラースリーブ、電気プレートの補修は入居者修繕負担範囲と記載があります。そして、修繕負担範囲は床、壁、天井は画鋲ひとつでも一室負担と言われました。畳日焼けも一枚単位ではなく一部屋単位なので全替えだそうです。クリーニングは全室負担。建具や設備等は単品と書いてあります。カビに関しては数時間に換気し毎日拭きたまに除去スプレーをしてますが、動かせない家具の裏はカビています。家具もカビてしまいました。今手元に修繕手配代行依頼と言う書類があります。そこには先ほどの入居者負担の修繕範囲と敷金より修繕費を差し引くこと、弁済不能分は早急に納入することに異議申し立てしないと言う内容です。その場で印鑑を押さなかったのですが、管理会社からは嫌なら全部入居者負担で自分達の言うように直してもらえるならご自分で他社に依頼して下さい。ただし、時間はかかると思います。その間の家賃発生しますし、修繕してから退去届けと言う形になるので退去届け提出から1ヶ月は家賃発生しますと言われました。このままでは修繕費もしくは家賃をかなり負担しなくてはなりません。これが普通なのでしょうか?どうにか負担少なく退去したいのですがどなたかお力を貸していただけませんか?長文でわかりにくい内容ですがよろしくお願いします。

賃貸退去時の修繕費用負担に関するよくある問題点

賃貸マンションの退去時、修繕費用を巡るトラブルは少なくありません。特に、築年数の経過した物件や、湿気がこもりやすい物件では、カビや壁紙の剥がれなどが発生しやすく、入居者と管理会社との間で意見の食い違いが生じることがあります。今回のケースのように、管理会社から提示された修繕内容に納得できない場合、どのように対応すれば良いのでしょうか。

具体的な問題点と解決策

まず、ご質問にある具体的な問題点と、それに対する解決策を検討していきましょう。

壁の傷

* ボールペンの線(15cm):これは、故意の損傷と判断される可能性が高く、修繕費用負担の可能性があります。ただし、小さな傷であれば、クリーニングで済む場合もあります。
* 壁紙の破れ(5cm):これも故意の損傷と見なされる可能性が高いです。大きさから、部分的な張替えが必要となる可能性があります。
* 画鋲の跡(3つ):小さな穴であれば、パテ埋めなどで修復できる可能性があり、費用はそれほど高額にはならないでしょう。しかし、管理会社の言い分通り、一室負担となる可能性も考慮する必要があります。
* ネジ穴(直径1cm):これもパテ埋めなどで修復可能ですが、穴の大きさによっては壁紙の張替えが必要になるかもしれません。

床の傷

* 床の跡(クッションフロア):通常の使用による摩耗であれば、負担は不要なケースが多いです。ただし、ひどい傷や汚れの場合は、部分的な修理または交換が必要になる可能性があります。
* 家具による破れ(クッションフロア):これは、家具の設置場所や設置方法に問題があった可能性も考えられます。管理会社との交渉次第では、負担を軽減できる可能性があります。重要なのは、家具の移動が困難だったこと、そして、その旨を事前に管理会社に伝えていたか、です。証拠となる写真やメールのやり取りがあれば、有利に交渉を進められます。

カビ

* 壁のカビ、窓枠のカビ:これは、管理会社の責任を問える可能性があります。建物の老朽化や、換気設備の不備などが原因で発生したカビであれば、入居者の責任とは言い切れません。写真や動画でカビの状況を記録し、管理会社に原因究明と修繕費用負担を求めるべきです。
* エアコン裏、冷蔵庫裏のカビ:家具の裏側や、普段清掃しにくい場所は、入居者自身で清掃が難しい部分です。しかし、定期的な清掃を行っていたことを証明できる証拠(写真、清掃記録など)があれば、負担を軽減できる可能性があります。

その他

* 畳の日焼け:これは、日当たりによる自然な劣化と見なされる可能性が高く、負担は難しいでしょう。
* ドアのシール跡:粘着剤が残っている場合は、専用のクリーナーで除去を試みましょう。除去できない場合は、部分的な塗装が必要となる可能性があります。

管理会社との交渉方法

管理会社との交渉においては、以下の点を意識しましょう。

* 証拠を揃える:写真や動画、メールのやり取りなど、状況を客観的に示せる証拠を全て集めましょう。
* 冷静に交渉する:感情的にならず、冷静に事実を伝え、具体的な解決策を提案しましょう。
* 専門家の意見を聞く:必要に応じて、不動産会社や弁護士などの専門家に相談し、適切なアドバイスを受けましょう。
* 書面でのやり取りを重視する:口約束ではなく、書面でやり取りすることで、トラブルを回避できます。
* 契約書を確認する:賃貸契約書の内容をよく確認し、修繕費用に関する規定を確認しましょう。

専門家の視点:弁護士への相談

もし、管理会社との交渉が難航する場合は、弁護士に相談することをお勧めします。弁護士は、法律に基づいた適切なアドバイスを行い、必要であれば、管理会社との交渉や訴訟手続きを支援してくれます。

退去費用を抑えるための具体的なアドバイス

退去費用を抑えるためには、以下の点を心がけましょう。

* 退去前に徹底的な清掃を行う:ハウスクリーニング業者に依頼するのも一つの方法です。
* 小さな傷は自分で修復する:画鋲の穴や小さな傷は、市販のパテや補修材で自分で修復できます。
* 証拠写真を残す:入居時の状態と退去時の状態を写真で記録しておきましょう。
* 管理会社と事前に相談する:退去予定日の数ヶ月前に、管理会社と退去時の修繕について相談しておきましょう。
* 交渉の余地を残す:管理会社に提示された修繕費用が高額な場合は、交渉の余地があることを伝えましょう。

まとめ

賃貸退去時の修繕費用は、契約内容や状況によって大きく異なります。管理会社との交渉においては、冷静かつ客観的な証拠を提示し、専門家の意見を参考にしながら、適切な対応を心がけましょう。今回のケースでは、特にカビの問題については、管理会社の責任を問える可能性があります。証拠をしっかりと揃え、交渉に臨んでください。

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