賃貸退去時のクロス張替え見積もりに関する疑問と解決策

賃貸の退室の立会いを行ったのですが、当日不動産屋も大家も来ずに仲介をやっているという業者1人でした。現状復帰が原則ではありますが、一体何を基準にしてるのかなと思いながらも、見積もりをもらったのですが「クロスが汚れていて取替えないといけないけどこのクロスは三年置きに入れ替わるから同じのは無いので一部分だけ取り替える事は出来ない、全てのクロスを取り替えないといけないが、あなたが負担する部分は部屋の一面と玄関の一面の二面の負担で大丈夫あとは大家負担にしときます」と業者に言われました。見積もりを出してもらい自分の負担部分の料金が、約1㎡1000円で約30㎡で3万円でした。相場が分からずその位なのだろうとサインしましたが、家に帰って計算してみると業者の指定された部分の㎡数は精々多く見積もっても15㎡程度で30㎡も無かったので、不動産屋を通じて業者に確認してもらった所15㎡張り替えるのに30㎡分が必要だからこの見積もりになっているとの事でした。(自分の15㎡は窓の部分なども入れての数値です、壁は高さ2.3m位で合計の長さが7m位貼る部分は特別な形はしていません)ちなみに業者は仲介をしているとしか名乗りませんでしたが、調べるとハウスクリーニング、リフォームの会社でした。業者のホームページには退去時のクーラーの清掃代が9000円になっているのに見積もりでは13000円の請求だったり、サインの前に敷金からオーバーしていましたので少し安くならないかと思い、玄関の所の汚れは小さく落ちそうな汚れだったので「これはクリーニングで落ちないですかね?」と聞いてみた所、急に態度が豹変し「じゃあそこ払わなくていいのでフローリングなど他全部負担しますか?どっちがいいですか?別に自分はどっちに負担してもらってもいいんだけど」とかなり威圧的な態度になったり(コレにビビッてサインしてしまいましたw)業者は同じクロスは無いと言っていましたが前日に引越しを手伝ってもらった方がハウスクリーニングを経営してる方で「クロス張り替えることがあってもクロスはサンゲツのsp2319だから量産品の物で部分的に変えられるからこの汚れた部分だけで大丈夫だと思うよ」と話していました ちなみにハウスクリーニングの経営者の知り合いは15㎡で30㎡なんてボッタだと言っていますが、自分にはどちらが正しいか分かりませんが、業者へ少し不信感もあり怪しいとは思いますが何せ無知なのでどちらが正しいか分かりません。クロスの張替えなど詳しい方15㎡で30㎡の請求どう思いますか?

賃貸退去時のクロス張替え見積もり:高額請求の真相と対処法

今回のケースは、賃貸物件の退去時におけるクロス張替えの見積もりに関するトラブルです。業者による不透明な請求と威圧的な態度に不安を感じるのは当然です。この問題を解決するために、一つずつ検証していきましょう。

1. ㎡数の算出と請求金額の妥当性

業者は「15㎡の張替えに30㎡分のクロスが必要」と説明していますが、これは不自然で、妥当な説明とは言えません。クロス張替えは、通常、汚損部分のみを交換することが可能です。特に、サンゲツのSP2319のように量産品であれば、同じクロスを入手しやすいです。

1㎡1000円という単価自体も、高すぎる可能性があります。クロス張替えの費用は、使用するクロス、施工範囲、業者によって異なりますが、一般的には1㎡あたり500円~1500円程度と言われています。しかし、今回のケースでは、必要以上に面積を多く見積もっている可能性が高いため、単価が妥当かどうかを判断する前に、面積の算出方法に問題があると考えられます。

2. 業者の対応と信頼性

業者の対応は、非常に問題があります。見積もり段階で、クーラー清掃代の価格がホームページと異なっていたこと、そして、質問をした途端に態度が豹変し威圧的な言動に出たことは、プロとして不適切です。さらに、不動産業者や大家不在での立会いは、不透明な取引を招きやすい状況です。

3. 具体的な解決策

まず、冷静に状況を整理しましょう。

  • 見積書の内容を詳細に確認しましょう。㎡数、単価、作業内容などが明確に記載されているかを確認し、不審な点があれば、具体的な質問を書き出しておきましょう。
  • 複数の業者に見積もりを依頼しましょう。少なくとも2~3社の見積もりを比較することで、相場観を掴み、今回の見積もりが妥当かどうかを判断できます。インターネットで「クロス張替え 見積もり」と検索すれば、多くの業者が見つかります。
  • 不動産会社に相談しましょう。今回の立会いは不動産会社を通じて行われたはずなので、業者と不動産会社に連絡を取り、見積もりの妥当性について確認を求めましょう。不動産会社は、あなたと大家さんの間の仲介役であり、不当な請求を防ぐ責任があります。
  • 必要であれば、弁護士や消費者センターに相談しましょう。もし、業者との交渉が難航したり、不当な請求をされたと感じたら、弁護士や消費者センターに相談することをお勧めします。彼らは、法律的な観点からアドバイスをしてくれます。

4. 専門家の視点:クロス張替えの相場と注意点

クロス張替えの費用は、使用するクロスの種類、施工面積、施工難易度によって大きく変動します。一般的に、量産品であれば比較的安価で、特殊なクロスやデザイン性の高いクロスを使用する場合は高額になります。また、施工面積が小さい場合でも、最低料金が設定されている場合があります。

今回のケースのように、明らかに過剰な請求をされている場合は、業者との交渉を慎重に行う必要があります。必要に応じて、証拠となる写真や資料を準備し、冷静に事実を説明することが重要です。

5. 具体的な行動ステップ

1. **証拠集め:** 見積書、写真(汚損箇所の状況、部屋の寸法)、メールのやり取りなどを保存しましょう。
2. **複数業者への見積もり依頼:** 少なくとも2社以上の業者に見積もりを依頼し、比較検討します。
3. **不動産会社への相談:** 状況を説明し、アドバイスを求めましょう。
4. **交渉:** 不動産会社を介して業者と交渉し、妥当な金額で解決を目指します。
5. **最終手段:** 交渉が不調に終わった場合は、弁護士や消費者センターに相談しましょう。

まとめ

賃貸退去時のクロス張替えは、トラブルになりやすいポイントです。事前に業者選びを慎重に行い、見積もり内容をしっかりと確認することが重要です。不当な請求をされたと感じたら、すぐに対応を取り、適切な解決策を見つけることが大切です。今回のケースでは、業者の対応に問題があり、不当な請求の可能性が高いと考えられます。冷静に対処し、適切な解決策を見つけましょう。

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