賃貸退去時のクリーニング代:想定金額とトラブル回避策

賃貸契約に詳しい方、退去後のクリーニング代について 去年の11月から1DK、敷金なしの部屋に今年8月末まで住んでました。 日割り計算せずこちらのミスで9月分の家賃まで振り込んでしまっていました(3万6千) 退去時にクリーニング代の請求書を送りますと言われ新居に越してから1ヶ月経っても音沙汰なくすっかり忘れていたのですが先週、請求書送るので住所を、と電話がきました。 退去時は自分でできる範囲の掃除はしてでました。水回り、ホコリなど タバコは吸いません。またお香などきつい匂いのするものも扱ってません。 郵送すると言って一週間が経ちまだ届いてません。 金額が7、8万とかいくのかなと思うと正直マズイです。 上記からみておおよそクリーニング代はいくらくらいでしょうか? よろしくお願いします。

賃貸退去時のクリーニング代:想定金額とトラブル回避策

敷金なしの賃貸物件から退去し、クリーニング代を請求されたとのこと。ご心配な気持ち、よく分かります。 請求金額が不明瞭な点、そして請求のタイミングの遅れなど、不安要素が多い状況ですね。まずは、クリーニング代の一般的な相場と、高額請求を回避するための対策について解説します。

クリーニング代の相場と内訳

クリーニング代の相場は、物件の広さ、汚れ具合、そして業者によって大きく異なります。1DKの場合、一般的な相場は3~5万円程度とされています。しかし、特殊な汚れ(ペットの汚れ、タバコのヤニ、油汚れなど)があったり、築年数が古い物件であったりすると、金額は高くなる可能性があります。

今回のケースでは、タバコを吸わず、お香なども使用していないとのことなので、特殊な汚れは少ないと推測できます。しかし、水回りやホコリの状況によっては、相場の上限に近づく可能性も否定できません。

請求金額が高額になる可能性がある要因

* 築年数:築年数が古い物件ほど、経年劣化による汚れが蓄積されている可能性が高く、クリーニング費用が高くなります。
* 設備の老朽化:キッチンや浴室などの設備が古く、傷んでいる場合は、修理費用がクリーニング費用に上乗せされる可能性があります。
* 清掃の徹底度:業者によっては、徹底的な清掃を行うため、費用が高くなる場合があります。
* 追加作業:予想外の汚れや破損が見つかった場合、追加作業が発生し、費用が追加される可能性があります。

7~8万円という金額の可能性

7~8万円という金額は、一般的な1DKのクリーニング代としては高額です。 ただし、以下のような状況であれば、その金額も可能性としてはゼロではありません。

* 非常に古い物件で、設備の老朽化が著しい場合
* 予想外の汚れや破損が多数発見された場合(例えば、壁の大きな汚れ、フローリングの傷など)
* 高額な清掃業者に依頼した場合

請求書が届く前にすべきこと

請求書が届く前に、以下の対応を検討しましょう。

* 大家さんまたは管理会社に連絡する:請求内容について詳細を確認しましょう。具体的にどのような汚れがあったのか、見積もり明細を請求し、根拠を確認することが重要です。写真や動画の提示を求めるのも有効です。
* 過去の賃貸契約書を確認する:契約書にクリーニングに関する規定が記載されているか確認しましょう。
* 複数の業者に見積もりを取る:複数の清掃業者に見積もりを依頼することで、相場を把握し、高額請求を回避するのに役立ちます。

具体的なアドバイス

1. **請求書の内容を丁寧に確認する:** 請求書が届いたら、項目ごとに金額の内訳を確認しましょう。不明な点があれば、すぐに大家さんまたは管理会社に問い合わせましょう。
2. **写真や動画を証拠として残す:** 退去時の状態を写真や動画で記録しておくと、後々のトラブル防止に役立ちます。
3. **交渉を試みる:** 請求金額が高額だと感じた場合は、大家さんまたは管理会社と交渉してみましょう。9月分の家賃を過払いしている点を伝え、クリーニング代を減額できないか交渉するのも一つの方法です。
4. **専門家に相談する:** どうしても解決しない場合は、弁護士や不動産会社などに相談してみましょう。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士の視点から見ると、請求金額の妥当性、請求のタイミングの遅れ、そして過払い分の家賃などを考慮すると、交渉の余地は十分にあると考えられます。 証拠となる資料(契約書、領収書、写真など)をしっかり保管し、冷静に交渉を進めることが重要です。

まとめ

賃貸退去時のクリーニング代は、物件の状態や業者によって大きく異なります。高額請求を避けるためには、退去前にしっかりと清掃を行い、退去時の状態を記録しておくことが重要です。 また、請求書が届いたら、内容を丁寧に確認し、不明な点があればすぐに大家さんまたは管理会社に問い合わせるようにしましょう。 必要であれば、専門家に相談することも検討してください。

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