賃貸退去時、70万円の請求!その対応策とインテリアとの関連性

1年前に賃貸マンションを退去時に、70万円という、ありえない金額を提示されました。請求内容は、・2LDK(リビング・2部屋・玄関・トイレ・洗面所)すべてにわたってのタバコの染みによるクロス張り替え →タバコは、リビング横のキッチン換気扇下のみで喫煙。他の場所では1度も喫煙していません。・2LDK(リビング・2部屋・玄関・トイレ・洗面所)すべてにわたってのカビによる床の汚損 →入居時から、湿度が極端に高く1度口頭で大家さんに報告したが、室内の換気口をあけていれば良いとのことで、そのまま実施しその後もカビが発生したため、除湿機を購入し定期的に拭き掃除などを行いました。・床のキズ →退去時には指摘なし・壁の破損 →こちらの破損なので、問題なし・インターホンの破損 →入居時からネジがゆるく、途中でぱかっと外れその後はほとんど使えずに過ごしました。・洗面台下の破損 →入居時から、両面テープで貼られたずさんな洗面台の下の部分がはずれ張り付かなかったためそのまま保存していました。退去時には通常、大家さんが立ち会うはずが(大家さんが管理会社になってました)立ち会わず代理人(大家経営の会社のスタッフ)が立会いまったく書類などにサインすることもなく、1週間後に大家さんから請求されました。その後、何度も請求額が変わり、こちらの負担ではないと思われることが多くぷっつりと請求が止まりその1年後の今になって、簡易裁判所から訴状が届きました。ちなみに証拠写真も訴状にありましたが、撮影は6月であり、写真にも多々、見たこともない傷や壁の破損があったり何もカーテンなどがない状態で放置されていたはずなので壁も退去時よりずっと黄ばんでいます。最初は30万くらいの請求だったのですが、こちらがそれは高額ではないかというと嫌がらせのように倍の60万にされました。『こちらが30万がおかしいと言ったから金額が上がったんですか?』と聞くと『前のは安く見積もってやったのに、文句言うから本当の金額にしたんだ』と怒鳴りつける、テープによる証拠もあります。皆様はどう思いますか?また、効果的な方法がありましたら意見をください。どんな小さなことでも結構です。補足ちなみに、家賃は62000円で、敷金は1ヶ月分で62000円でした。退去の清算ができていない状態なので1年経った今も、敷金は返還されていません。

70万円の請求内容の不当性と対応策

このケースは、明らかに不当な請求である可能性が高いです。70万円という高額な請求の内訳を見ると、多くの点が疑問点を含んでいます。

タバコの染みとカビに関する請求の不当性

* 喫煙場所の限定:リビング横のキッチン換気扇下のみの喫煙で、全室のクロス張り替えが必要となるのは不自然です。換気扇の清掃費用や、ごく限られた範囲のクロス張り替えが妥当な範囲でしょう。
* カビの発生原因:入居時から高い湿度を指摘しており、大家への報告と室内の換気、除湿機の購入など、入居者側の努力も確認できます。カビの発生は、建物の構造的な問題や、適切な換気設備の不足の可能性も考えられます。大家側の責任を問える可能性があります。
* 証拠写真の不自然さ:退去時とは異なる状態の写真が提出されていることは、証拠としての信頼性を著しく損なっています。写真に写っている損傷が、実際に退去時の状態であることを証明する必要があります。

その他の請求の不当性

* 床のキズ、壁の破損:退去時に指摘がなかったキズや、入居者側の破損以外については、請求の根拠がありません。
* インターホンと洗面台下の破損:入居時から破損していた状態を放置していたとありますが、これは入居時の状態を記録した写真や、大家への報告記録があれば、入居者側の責任とは認められません。

具体的な対応策

簡易裁判所の訴状が届いている状況では、早急に弁護士に相談することが重要です。弁護士は、証拠となる写真、大家とのやり取りの記録(テープ録音など)、賃貸借契約書などを精査し、適切な対応策をアドバイスしてくれます。

弁護士への相談と証拠集め

* 証拠の整理:賃貸借契約書、入居時の写真、退去時の写真(もしあれば)、大家とのやり取りの記録(メール、手紙、録音)、除湿機購入の領収書など、すべての証拠を整理しましょう。
* 専門家の意見:必要に応じて、不動産鑑定士や建築士に依頼し、損傷の程度や原因を専門家の視点から評価してもらうことで、裁判での有利な証拠となります。
* 裁判への準備:弁護士の指示に従い、裁判への準備を進めます。これは、証人喚問や、反論のための証拠提出など、様々な準備が必要です。

インテリアとの関連性

このケースは、インテリアとは直接関係ないように見えますが、間接的には関連しています。例えば、適切な換気や湿度管理は、カビの発生を防ぎ、クロスや床材の寿命を延ばすことに繋がります。また、高品質なインテリア素材を選ぶことで、損傷しにくく、長持ちする空間を作ることができます。

例えば、

* 防カビ・抗菌効果のあるクロスや床材:湿度が高い環境では、防カビ・抗菌効果のある素材を選ぶことが重要です。
* 耐久性の高い家具:傷つきにくい素材や、しっかりとした造りの家具を選ぶことで、退去時の損害を最小限に抑えることができます。
* 適切な収納:適切な収納スペースを確保することで、物が散らからず、壁や床へのダメージを軽減できます。

これらの点を考慮したインテリア選びは、将来的なトラブルを防ぎ、快適な住空間を維持することに繋がります。

まとめ

今回のケースは、不当な高額請求の可能性が高いです。弁護士に相談し、証拠をしっかり準備することで、適切な解決を目指しましょう。また、今後の賃貸生活においては、入居時の状態をしっかりと記録し、定期的なメンテナンスを行うことで、退去時のトラブルを未然に防ぐことが重要です。 適切なインテリア選びも、快適な生活とトラブル防止に役立ちます。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)