賃貸解約と退去立会いの疑問を解消!費用負担や注意点

お世話になります。この度、引っ越しが決まったのですが、部屋の解約及び立会はいつごろがいいんでしょう?入居1年程で、今回転職することになったもので。解約申請は1か月前までなので大丈夫なのですが、退去時の立会について。・荷物を全て業者が運び出したあとでよいのか?・これまで、パッキンの劣化による水漏れや上階の方の不始末で雨漏りが起きて壁紙が多少偏食したように見えます。その際、管理会社に連絡し業者にも確認してもらいましたが、補修などはしておりません。それらの費用は請求されますか?基本的に修理してもらったものは業者曰く経年劣化によるものと伺ってます。・現状復旧費用は原則借主負担でしょうか?契約上、仲介業者曰く折半と伺ってますが、長期に借りた場合は得だと聞いてますが何分短期になってしまったもので。現在の住まいは積和不動産管理で1K家賃4.2万。元々入居時には各所のサビや汚れ、焦げ付き等がありそれは不動産側も把握済みと聞いてます。一応写真は撮りましたが。恐らくフローリング張替となるでしょうが、どの程度の費用が掛かるのでしょう?契約時敷金1ヶ月のみ払ってます。補足回答ありがとうございます。地区年数が40年近くのもので、ほかにも浴室換気扇が故障したりと。都度管理会社経由で業者手配の末交換修理してもらってます。業者曰く相当な年代物と言われました。フローリングも入居当時数か所に部分的に張り替えた?のか接着剤がはみ出たものがでており、また冷蔵庫等一応クッションを間に挟んでますが凹みなどがあるのです。此方が故意に傷をつけた等はありません。

賃貸解約のタイミングと退去立会い

賃貸契約の解約は、契約書に記載されている期日までに解約届を提出することが重要です。多くの場合、1ヶ月前までに届け出ることが求められます。退去立会いのスケジュールは、荷物の搬出後に行うのが一般的です。事前に管理会社と連絡を取り、都合の良い日時を調整しましょう。スムーズな立会いを行うために、以下の点をチェックしておきましょう。

  • 解約届の提出:契約書に記載されている期日までに必ず提出しましょう。
  • 立会いの日時調整:管理会社と事前に連絡を取り、都合の良い日時を調整しましょう。
  • 鍵の返却:立会いの際に鍵を返却します。紛失しないように注意しましょう。
  • 精算:家賃や共益費などの精算を行いましょう。敷金精算についても確認しておきましょう。

退去時の修繕費用について

退去時の修繕費用は、損耗の程度や原因によって負担割合が異なります。

経年劣化と通常の損耗

経年劣化による損耗は、借主の負担とはなりません。例えば、建物の老朽化による壁のひび割れや、フローリングの自然な摩耗などは、通常は借主の責任ではありません。ただし、写真や動画で証拠を残しておくことが重要です。入居時の状態を記録しておけば、後々のトラブルを防ぐことができます。

借主の故意または過失による損傷

借主の故意または過失による損傷は、借主が負担することになります。例えば、壁に大きな穴を開けたり、フローリングに深い傷をつけたりした場合などは、借主が修繕費用を負担する必要があります。

不可抗力による損傷

不可抗力による損傷は、借主の負担とはなりません。例えば、地震や台風などの自然災害によって建物が損傷した場合などは、借主は責任を負う必要がありません。

今回のケースの検討

質問者様のケースでは、パッキンの劣化による水漏れや上階からの雨漏りによる壁紙の損傷について、管理会社に連絡済みで業者も確認済みとのことです。これらの損傷が、経年劣化や建物の老朽化、または上階住人の不注意によるものと判断されれば、借主である質問者様の負担は原則としてありません。ただし、管理会社との間で、損傷の原因や責任の所在について明確な合意を得ることが重要です。

冷蔵庫の凹みについても、クッションを挟んでいたとのことですので、故意によるものではないと判断される可能性が高いです。しかし、管理会社によっては、状況によっては修繕費用の一部負担を求められる可能性も否定できません。入居時の状態を記録した写真や動画を提示することで、ご自身の主張を裏付けることができます。

フローリング張替え費用と敷金精算

フローリングの張替え費用は、面積や材質によって大きく異なります。一般的な1Kマンションの場合、数万円から数十万円かかる可能性があります。40年近く経過した建物とのことですので、相当な劣化が見込まれる場合、費用が高額になる可能性も考慮する必要があります。

敷金は、通常、退去時の修繕費用に充当されます。敷金が1ヶ月分しかない場合、修繕費用が高額になった場合は、追加で費用を負担する必要が出てくる可能性があります。契約書をよく確認し、仲介業者に現状と費用について相談しましょう。

専門家の意見

不動産鑑定士などの専門家に相談することで、より正確な修繕費用の見積もりや、敷金精算に関するアドバイスを得ることができます。専門家の意見を参考に、管理会社との交渉を進めることが重要です。

具体的なアドバイス

1. **証拠写真の確認と追加撮影:** 入居時の状態を記録した写真や動画を改めて確認し、現状の写真・動画と比較することで、経年劣化と借主の責任による損傷を明確に区別できます。特に、冷蔵庫の凹みや接着剤のはみ出しなどは、追加で撮影しておきましょう。

2. **管理会社との丁寧なコミュニケーション:** 管理会社に、現状を詳しく説明し、写真や動画を提示することで、修繕費用負担の明確化を図りましょう。冷静かつ丁寧に説明することで、良好な関係を維持し、円滑な交渉を進めることができます。

3. **契約書の確認:** 契約書に記載されている修繕に関する条項を改めて確認し、仲介業者にも相談しましょう。契約内容を理解した上で、管理会社との交渉に臨むことが重要です。

4. **専門家への相談:** 必要に応じて、不動産鑑定士などの専門家に相談し、客観的な意見を聞きましょう。専門家のアドバイスは、管理会社との交渉において大きな力となります。

5. **交渉記録の保持:** 管理会社とのやり取りは、メールや書面で記録しておきましょう。交渉の内容を明確に記録しておくことで、後々のトラブルを防ぐことができます。

まとめ

賃貸解約と退去立会いは、多くの手続きや費用負担に関する問題が発生する可能性があります。事前にしっかりと準備を行い、管理会社と円滑にコミュニケーションをとることが重要です。必要に応じて専門家の意見を聞き、冷静に状況を判断し、対応することで、スムーズな退去を実現できるでしょう。

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