賃貸物件選びの疑問を解消!仲介手数料無料の落とし穴と賢い選び方

同じ物件を紹介している会社の仲介手数料の違いについて。現在部屋を探していて、賃貸サイトで気に入った部屋があり、住所、階数からみても同じ部屋を紹介している会社が2つありました。どちらも、家賃6万(共益費管理費込み)、敷金一ヶ月、礼金0、鍵交換料20000円、とまったく同じ料金設定なのですが、片方の小さい会社だけ仲介手数料無料とありました。もちろん、無料の方で借りたいのですが、手数料無料の物件は礼金や、家賃から実はとられていると聞いた事があるので、サイトに載ってる以外の料金でとられんじゃないかと不安です。(自社物件ではなく仲介です。)空室確認をしたら両社とも内覧okの返事がきて、手数料無料の方に行くか、もし結局なんやかんや取られるなら、信用できないところより、大手のもう一社で決めたいですが時間的にどちらか片方にしか行けないので、悩んでいます。●サイトに載っている料金以外で実際行ったら別の初期費用をとられるという事はあるでしょうか?(火災保険、前家賃など正当なもの以外で)●それか、内覧もしていないのに初期費用の計算をしてメールで送ってくれというのは常識はずれでしょうか?ご回答よろしくお願いします。補足回答ありがとうございます!重ねて質問なんですが、料金にオプションをつけられていたら、外せますか?と言えば外してくれるでしょうか?勝手に管理会社に連絡して外してもらうよう交渉していいでしょうか?ちなみに家賃が立地の割に安く(駅もスーパーも近い住宅街、2F、築10年以内で部屋も広め)西向きという事以外そんなに悪い物件とは思えないのですが、内覧の時ここ見ておいた方がいい!という事があれば教えてください^^;

仲介手数料無料の賃貸物件の注意点

賃貸物件探しで「仲介手数料無料」の文字は非常に魅力的です。しかし、安易に飛びつく前に、注意すべき点がいくつかあります。 無料を謳っている会社の中には、実際には手数料を他の費用に上乗せしている、もしくは、本来の仲介手数料を大幅に圧縮することで利益を確保しているケースがあります。 そのため、提示されている料金以外に、追加費用が発生する可能性があることを理解しておきましょう。

初期費用に隠された手数料

サイトに掲載されている家賃、敷金、礼金、鍵交換料以外に、追加で費用が発生する可能性があります。 よくあるケースとしては、以下のものが挙げられます。

  • 保証会社利用料:賃貸物件を借りる際に、家賃滞納などのリスクを軽減するために保証会社を利用することが一般的です。保証会社への手数料は、物件によって異なりますが、数万円程度かかるのが一般的です。中には、仲介手数料無料を謳う代わりに、保証会社の手数料を高く設定しているケースもあります。
  • 火災保険料:火災保険への加入は、多くの場合必須です。保険料は、契約内容や保険会社によって異なりますが、年間数千円〜数万円かかります。
  • 鍵交換費用:物件によっては、鍵交換費用が別途請求される場合があります。既に記載されている場合もありますが、確認が必要です。
  • その他費用:稀に、清掃費用や事務手数料などの名目で、追加費用を請求されるケースがあります。これは、契約前に必ず確認する必要があります。

これらの費用は、正当な費用である場合が多いですが、仲介手数料無料を謳うことで、これらの費用を高く設定している可能性も否定できません。

内覧前の初期費用計算メールについて

内覧前に初期費用の計算書を送付してくること自体は、必ずしも常識外れではありません。 多くの不動産会社では、顧客の希望条件に合う物件を複数提示し、それぞれの初期費用を比較検討してもらうための資料として、見積もりを送信することがあります。しかし、内覧前に詳細な見積もりを送信する会社は、比較的少ないです。

しかし、不自然に高い金額が提示されている場合や、内訳が不明確な場合は、注意が必要です。 不明な点があれば、担当者に直接確認し、納得できる説明が得られない場合は、契約を避けるべきです。

賢い物件選びのためのチェックポイント

仲介手数料無料の物件を選ぶ際には、以下の点を注意深く確認しましょう。

1. 契約前に全ての費用を確認する

契約前に、家賃、敷金、礼金、仲介手数料、保証会社利用料、火災保険料、鍵交換費用など、全ての費用を明確に提示してもらうことが重要です。 不明な点があれば、担当者に質問し、納得いくまで説明を求めましょう。 口頭での説明だけでなく、書面で確認することも忘れずに行いましょう。

2. 不動産会社の実績や評判を確認する

インターネットで不動産会社の名前を検索し、口コミや評判を確認しましょう。 悪い評判が多い会社は避けるべきです。 また、会社の規模や実績も確認することで、信頼性を判断する材料となります。

3. 比較検討する

同じ物件を扱っている複数の不動産会社から見積もりを取り、比較検討しましょう。 複数の見積もりを比較することで、どの会社が最も費用が安く、信頼できるか判断することができます。

4. 契約書の内容を丁寧に確認する

契約書には、全ての費用や条件が記載されています。 契約書の内容を丁寧に確認し、不明な点があれば、担当者に質問しましょう。 契約書に署名・押印する前に、十分に内容を理解しておきましょう。

オプション費用について

質問にあるように、オプション費用が付けられている場合、外せるかどうかは、物件や不動産会社によって異なります。 交渉次第では外せる可能性もありますが、必ず外せるという保証はありません。 オプション費用を付けられている場合は、担当者に外せるかどうかを直接確認し、外せない場合は、その理由を明確に説明してもらうようにしましょう。 管理会社に直接連絡して交渉することは、一般的には推奨されません。 不動産会社を通して交渉することをお勧めします。

内覧時のチェックポイント

家賃が安い物件は、何かしらの理由がある場合があります。 内覧時には、以下の点を注意深く確認しましょう。

  • 日当たり:西向きとのことですが、日当たりは実際に確認しましょう。夏場の暑さや冬場の寒さなども考慮に入れてください。
  • 騒音:周辺の騒音レベルを確認しましょう。道路の騒音や近隣からの騒音など、生活に支障をきたすような騒音がないか確認しましょう。
  • 設備:水回り(キッチン、浴室、トイレ)の状態、収納スペースの広さ、エアコンなどの設備の状況などを確認しましょう。築10年以内とはいえ、設備の老朽化具合を確認しましょう。
  • セキュリティ:玄関ドアや窓のセキュリティ状況を確認しましょう。防犯対策がしっかりしているか確認しましょう。
  • 共用部分:共用部分(廊下、階段、エレベーターなど)の清掃状況や管理状況を確認しましょう。

これらの点をチェックすることで、物件の潜在的な問題点を発見し、後悔しない物件選びに繋がります。

まとめ

仲介手数料無料の物件は魅力的ですが、安易に飛びつくのではなく、慎重に検討することが重要です。 全ての費用を明確に確認し、複数の不動産会社と比較検討することで、最適な物件を選ぶことができるでしょう。 また、内覧時には、日当たり、騒音、設備、セキュリティなど、生活に影響する点をしっかりと確認しましょう。

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