賃貸物件退去時のトラブル解決ガイド:壁紙の張り替え請求と理不尽な対応への対処法

アパートの賃貸屋に怒っています!!!!! 2年ほど住んでいたアパートの部屋の受け渡しの際に、とても理不尽なことを言われてとても怒っています!!!!! まず、明らかに通常の生活で出来るであろう壁の縦長(20smほど)の汚れを指摘し、それによって南側の壁全面を張替えると言っています。 あと、小さな小さな傷を指摘し、それも張替えると言っきました。 それに加え、洗面所のツッパリ棒の跡を指摘し、「洗面所の全体も張替え!」と言ってきました。 私もいろいろな物件を見てきましたが、ツッパリ棒の跡など当たり前です! 私が「なぜ壁紙の切れ目?があるのに全面を張替えるのか?」と聞くと 「それはゆずれないから!」との一点張りです! 最後には「あなたじゃ話にならない。ご主人さんを呼んで!」と、とんでもない発言が飛び出しました!!! その賃貸屋は以前からとても対応が悪く、時間にルーズで、ある事で「わかったら連絡します。」と言って延々2か月も待たされ、もう頭に来てこちらから電話すると一切お詫びの言葉もなく それどころか「どうして連絡すると言っておいて、連絡しなかったのですか?ずっと待ってたんですよ!」と言うと、電話口でずっーっと黙り込む始末! しかもそれがそこの店長!!! もうあり得ません!非常識にもほどがあります!! 受け渡しの最後はもう大ゲンカ! 結局サインをせずに帰ってきました。 何か好い解決案はないでしょうか? 今はものすごい怒りで冷静に物事を考えられない状態です。 どんなお答えでも構いません。 みなさまお知恵をお貸しくださいませ。 よろしくお願いします!

冷静になって状況を整理しましょう

まず、落ち着いて深呼吸をしてください。怒りや不満は理解できますが、冷静な判断が解決への第一歩です。 現状を整理するために、以下の点をメモに書き出してみましょう。

* 具体的な損傷箇所の状況(写真や動画があればベストです):壁の汚れの大きさ、傷の深さ、ツッパリ棒の跡の程度などを詳細に記録しましょう。
* 賃貸契約書の内容:契約書に、原状回復に関する条項がどのように記載されているかを確認しましょう。特に、壁紙の張り替えに関する規定、修繕費用負担の割合などが重要です。
* 賃貸業者の発言内容:賃貸業者とのやり取りを可能な限り詳細に記録しましょう。日付、時間、発言内容を正確にメモしておきましょう。
* 証拠となる写真や動画:損傷箇所の状態、賃貸業者とのやり取りの様子などを写真や動画で記録しておくと、後々の交渉に役立ちます。

賃貸契約書と原状回復義務を確認

賃貸借契約書には、原状回復義務に関する条項が記載されています。 この条項は、借主が退去時に物件を元の状態に戻す義務を定めていますが、通常の使用による損耗は借主の負担とはなりません。 20sm程度の汚れや小さな傷、ツッパリ棒の跡は、通常の使用による損耗と判断される可能性が高いです。

通常の使用による損耗とは?

通常の使用による損耗とは、居住者が通常の生活をする中で生じる、やむを得ない劣化や損傷のことです。 例えば、壁紙のわずかな汚れや小さな傷、フックやツッパリ棒による跡などは、通常使用による損耗と判断されることが多いです。 ただし、故意または過失による損傷は除かれます。

具体的な解決策

冷静になったところで、具体的な解決策を検討しましょう。

1. 賃貸業者との再交渉

まずは、冷静に賃貸業者と再交渉を試みることをお勧めします。 その際、以下の点を意識しましょう。

* **証拠を提示する:** 写真や動画、契約書などの証拠を提示し、損傷が通常の使用によるものであることを主張しましょう。
* **専門家の意見を聞く:** 必要であれば、弁護士や不動産会社などに相談し、専門家の意見を参考に交渉に臨みましょう。
* **書面で交渉する:** 口頭での交渉だけでなく、内容証明郵便などで書面で交渉することで、証拠を残すことができます。
* **具体的な金額を提示する:** もし、修繕が必要だと認められたとしても、全面張り替えではなく、部分的な修繕で済むように交渉しましょう。 具体的な金額を提示することで、交渉がスムーズに進みます。

2. 消費者センターへの相談

賃貸業者との交渉がうまくいかない場合は、消費者センターに相談しましょう。 消費者センターでは、賃貸トラブルに関する相談を受け付けており、適切なアドバイスや解決策を提案してくれます。

3. 弁護士への相談

消費者センターでの相談でも解決しない場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。 弁護士は、法的観点から問題点を分析し、適切な対応策を提案してくれます。 訴訟に至る可能性もありますが、弁護士に相談することで、より有利な条件で解決できる可能性が高まります。

今後の賃貸生活における注意点

今回のトラブルを教訓に、今後の賃貸生活において以下の点に注意しましょう。

* **契約書を丁寧に読む:** 賃貸契約書は、非常に重要な書類です。 契約前に、内容を丁寧に読み、不明な点は必ず賃貸業者に確認しましょう。
* **入居時の状態を記録する:** 入居時に、部屋の状態を写真や動画で記録しておきましょう。 退去時のトラブルを避けるために、非常に有効な手段です。
* **定期的な清掃を行う:** 定期的に部屋を清掃することで、汚れや傷を防ぎ、退去時のトラブルを最小限に抑えることができます。
* **ツッパリ棒などの使用には注意:** ツッパリ棒を使用する際は、壁紙を傷つけないように注意し、跡が残らないように工夫しましょう。 跡が残ってしまった場合は、退去前に補修しておきましょう。

インテリアと原状回復の関係

今回のケースでは、壁紙の損傷が問題となっていますが、インテリア選びにも原状回復は関係してきます。例えば、壁に大きな穴を開けるようなDIYは避け、賃貸物件に適したインテリアを選ぶことが重要です。剥がせる壁紙や、賃貸OKのフックなどを使用することで、退去時のトラブルを減らすことができます。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)