賃貸物件トラブルと消費者生活センターへの相談:通知書作成と解決策

トラブルがあります。消費者生活センターに相談したら通知書を教えてもらいました。作成したことがないので不安です。このような感じでよろしいでしょうか?入りきらない文は写真であります。アドバイス願います。 通知書 平成23年1月9日 私、○○ ○○は平成22年12月17日に○○区○○町○-○-○○マンション名○○号室に引越し てきました。 引越し当日から、オートロックの鍵が渡されなかったり、トイレにタンクに水が溜まらなかったりといろいろ なトラブルに悩まされました。 そして、未だに解消されていない問題がございます。 平成22年12月23日に部屋の鍵交換の手続きのお願い管理会社○○○○にお願いしましたが、未だ 鍵交換会社からの連絡もございません。 同年、12月25日にエアコンのリモコンの故障交換していただくお約束をしましたが、それ以来連絡もな く、交換されていません。 同日、ユニットバスの照明カバーを破損交換していただくお約束をし、交換していただける業者に依頼 されて写真をメールで送りましたが、未だ連絡もなく、交換されていません。 同年、12月26日に管理会社から委託された排水管の清掃業者の方に排水詰まりの清掃作業して頂 きましたが、つまりが解消されることはございませんでした。それどころか、保険会社に簡易修理を頼ん だ時よりさらに詰まるようになってしまいました。 日に日に詰まりが酷くなり、いまでは引越してきた時と変わらないぐらいにまで酷くなってしまいました。 シャワーをしただけで浴槽の足元に水が溜まり、洗面台の下の排水溝から水が上がってきます。浴槽 に水を溜めてから流すと、排水溝から溢れ、トイレ側が一面水で深さ5cmほどまで浸かってしまいます。 前にこの部屋に居住されていた方も慢性的に排水管づまりに悩んだそうで、幾度か業者に頼だそうです が、結局完全には直らなかったそうです。 業者の方は、排水管が鉄で出来ているため高圧洗浄が出来ないとおっしゃっていました。 このことから、オーナー様、また、管理会社○○○○が承知していなかったということがもし、あるとした ならば、いささか疑問に感じます。 そしてこれほどまでに排水に欠陥ガあるにもかかわらず、賃貸契約書にはまったく記載されていません でした。 私は、このことがわかっていたら契約しませんでした。 排水管の詰まりが完全に修理いただけない場合は、借主負担なしの継続的な修繕と家賃の1万円の 引き下げを求めます。 またあわせて、部屋の補足たしかに継続的に修理してもらうにしても毎週直しに来て貰わないとダメっぽいですし引越そうかと思います。契約時に掛かったお金全額請求ようと思いますが、迷惑代とはどのくらい求められますか?洗濯機置き場がなく廃棄したため、洗濯機代や、部屋のクリーニング代(洗剤、水道代)などは請求できますか? また、もうすぐ今月の家賃振込みですが、払わないといけないのでしょうか?すぐ出て行かないといけないのでしょうか?

賃貸トラブルにおける通知書の書き方と内容

消費者生活センターから通知書の雛形をもらったとのことですが、まずは落ち着いて、いただいた雛形を参考に、事実を正確に、そして簡潔に記載しましょう。 今回のケースでは、入居時から発生している複数の問題が複雑に絡み合っています。 通知書は、問題点を明確に示し、解決策を求めるための重要な文書です。 感情的な表現を避け、客観的な事実を淡々と記述することが重要です。

通知書に記載すべき事項

* **日付と宛先:** 通知書を作成した日付と、通知書の宛先(管理会社名、住所など)を明確に記載します。
* **あなたの氏名と住所:** あなたの氏名と、問題となっている賃貸物件の住所を正確に記載します。
* **問題点の箇条書き:** 発生している問題点を箇条書きにして、発生日時、内容、対応状況などを具体的に記述します。 写真や動画などの証拠があれば、それらを添付しましょう。今回のケースでは、鍵の不備、エアコンリモコン故障、ユニットバス照明破損、排水管詰まりなど、複数の問題が挙げられています。それぞれの問題について、発生日時、状況、管理会社への連絡状況、そして現状を詳細に記述します。
* **これまでの対応状況:** 管理会社への連絡状況、業者への依頼状況、そしてその結果を具体的に記述します。 例えば、「12月23日に鍵交換を依頼したが、未だ連絡がない」といったように、具体的な日付と内容を記述します。
* **あなたの要求:** 問題の解決策として、何を要求するのかを明確に記載します。 今回のケースでは、排水管詰まりの完全修理、家賃減額、契約解除に伴う損害賠償などが考えられます。 要求は、法的根拠に基づいて明確に記述することが重要です。
* **証拠資料の添付:** 写真や動画、メールのやり取りなどの証拠資料は、必ず添付しましょう。これらは、あなたの主張を裏付ける重要な証拠となります。

通知書の具体的な記述例

例えば、排水管詰まりの問題については、以下の様に記述できます。

「平成22年12月26日、管理会社から委託された排水管清掃業者による清掃作業が行われましたが、詰まりは解消されず、むしろ悪化しました。シャワー使用時、浴槽に水が溜まり、洗面台下から排水が逆流する状況です。以前の居住者も同様のトラブルを経験しており、排水管の老朽化が原因と考えられます。この問題は、賃貸契約時に告知されておらず、居住に支障をきたしています。」

賃貸トラブル解決のための具体的なステップ

通知書を送付した後も、問題が解決しない場合は、以下のステップを踏んで解決を目指しましょう。

1. 管理会社との交渉

まずは、管理会社と直接交渉し、問題解決に向けて話し合います。 通知書の内容を丁寧に説明し、具体的な解決策を提案しましょう。 交渉の際には、冷静に、そして事実を基に主張することが重要です。 記録として、交渉内容をメモしておきましょう。

2. オーナーとの交渉

管理会社との交渉で解決しない場合は、オーナーに直接連絡を取り、交渉してみましょう。 オーナーは、最終的な責任者であるため、交渉の余地があるかもしれません。

3. 弁護士への相談

管理会社やオーナーとの交渉がうまくいかない場合は、弁護士に相談することをお勧めします。 弁護士は、法律的な観点からアドバイスをしてくれます。 弁護士費用はかかりますが、適切な対応を取ることで、より有利に交渉を進めることができます。

4. 裁判

それでも解決しない場合は、裁判を起こすことも検討しましょう。 裁判は時間と費用がかかりますが、最終的な解決手段となります。

家賃の支払いについて

家賃の支払いは、状況によって判断が必要です。 深刻な居住上の問題があり、居住に支障をきたしている場合は、家賃の減額または支払いを一時的に停止することも検討できます。 ただし、家賃不払いは、法的リスクを伴うため、弁護士に相談の上、慎重に判断する必要があります。 安易な不払いによって、逆に不利な立場に立たされる可能性もあるため注意が必要です。

損害賠償請求について

契約時に発生した費用や、洗濯機廃棄費用、クリーニング費用などは、状況に応じて請求できる可能性があります。 ただし、請求できる金額や根拠は、契約内容や状況によって異なります。 弁護士に相談し、適切な請求を行うようにしましょう。 迷惑料についても、状況に応じて請求できる可能性がありますが、具体的な金額は、弁護士に相談して判断する必要があります。

まとめ

賃貸トラブルは、迅速かつ適切な対応が重要です。 消費者生活センターや弁護士などの専門家の力を借りながら、冷静に問題解決に取り組んでいきましょう。 今回のケースのように、複数の問題が複雑に絡み合っている場合は、特に専門家のアドバイスが不可欠です。 通知書の作成は、問題解決への第一歩です。 事実を正確に、そして簡潔に記述することで、あなたの主張を効果的に伝えることができます。

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