賃貸物件の黒い汚れ、原因と対処法|虫の糞?それとも…

賃貸アパートの契約をしました。3週前に不動産屋さんと内覧しに行き問題なかったのですが、鍵をもらったので見に行ったところ、トイレは画像のようになっていて、部屋の壁、床等にも同じような黒い汚れが点々とついていました。不動産屋さんに確認に来てもらったところ、虫の糞じゃないかとのことですが、このような糞をする虫はいるのでしょうか?便器のふたは閉まっていました。換気扇も確認しました。トイレですが人の排泄物などとは違います。3週間前にはなかったと思うので、なんだか気持ちが悪いです。

賃貸物件の気になる黒い汚れ、その正体とは?

新居への期待感の中で、予想外の汚れを発見すると、不安や不快感が募りますよね。特に、トイレや壁といった生活空間で目立つ黒い汚れは、衛生面への懸念も生じさせます。今回のケースでは、不動産会社は「虫の糞」と判断していますが、本当にそうなのでしょうか? 様々な可能性を検討し、具体的な対処法を提案していきます。

可能性1:虫の糞

確かに、特定の種類の虫は小さな黒い糞をします。しかし、壁や床にまで点々と付着しているとなると、単なる虫の糞とは考えにくい点もあります。 可能性としては、以下の虫が考えられます。

  • ゴキブリ:最も可能性が高いです。ゴキブリの糞は、黒い点状のものから、小さな粒状のものまで様々です。特に、黒くて小さな糞が多数散らばっている場合は、ゴキブリの可能性が高いでしょう。ゴキブリは、狭い隙間にも潜むため、発見が難しい場合があります。
  • ハエ:ハエの糞は、小さな黒い点状のものが多いです。しかし、ゴキブリと違い、大量に発生しない限り、壁や床に点々と付着することは少ないです。
  • その他の昆虫:小さな甲虫類や、ダニなどでも黒い糞をする可能性はありますが、大量に発生している場合を除き、今回のケースのように広範囲にわたって点々と付着することは稀です。

しかし、3週間前に内覧した際にはなかったという点から、虫の活動が活発になった、あるいは大量発生した可能性も考えられます。

可能性2:カビや汚れ

黒い汚れが虫の糞とは断定できない場合、カビや長年の汚れの可能性も考慮する必要があります。特に、換気が不十分な場所では、カビが発生しやすく、黒く変色することがあります。 また、前の入居者の生活習慣によっては、目に見えない汚れが蓄積し、時間が経つにつれて黒く変色している可能性も考えられます。

可能性3:その他の原因

上記以外にも、以下のような原因が考えられます。

  • ペンキのはがれ:古い建物の場合、ペンキのはがれが黒く見える場合があります。
  • 煤:タバコの煙や、火災による煤が原因の可能性もあります。
  • その他:原因不明の汚れの場合もあります。

具体的な対処法と専門家への相談

まずは、不動産会社に改めて状況を説明し、写真や動画などを提示して、原因究明を依頼しましょう。 虫の糞であれば、駆除業者への依頼が必要になるでしょう。 カビや汚れであれば、清掃業者に依頼する必要があります。

専門家への相談

不動産会社だけでは原因が特定できない場合は、以下の専門家に相談することをおすすめします。

  • 害虫駆除業者:虫の種類の特定や駆除方法についてアドバイスをもらえます。
  • 不動産鑑定士:建物の状態や、汚れの原因について専門的な見解を得られます。
  • 清掃業者:汚れの種類に合わせた適切な清掃方法を提案してくれます。

専門家の意見を参考に、適切な対処法を選択することが重要です。

予防策と今後の対策

今回の様な事態を防ぐためには、以下の予防策が有効です。

  • 入居前の徹底的なチェック:内覧時には、隅々まで確認し、写真や動画で記録を残しましょう。特に、トイレや浴室などの水回り、壁や床の汚れには注意が必要です。
  • 定期的な清掃:定期的に清掃を行うことで、汚れの蓄積を防ぎ、虫の発生も抑制できます。
  • 換気の徹底:こまめな換気を行うことで、カビの発生を防ぎ、虫の繁殖も抑制できます。
  • 防虫対策:ゴキブリなどの害虫対策として、殺虫剤や忌避剤を使用するのも有効です。

まとめ

賃貸物件での黒い汚れは、様々な原因が考えられます。 まずは、不動産会社に状況を説明し、専門家の意見を参考に適切な対処法を選択することが重要です。 入居前にしっかりと確認し、定期的な清掃や換気など、予防策を講じることで、快適な生活空間を保ちましょう。 今回の経験を活かし、今後の賃貸生活に役立ててください。

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