賃貸物件の高額電気代トラブルと適切な補償について

以前、賃貸住宅での高額電気代トラブルで投稿しました。ようやく動きがあったのですが、それはそれで困っているのでご相談まで。一応、管理会社(オーナー会社)は電気図面がないこと、我が家入居前に電気関連の特別な工事はしていなかったということで、電器屋さんがきました。近隣の部屋に混線しているかどうかを見るための覗き口がお風呂場に1箇所で小さいため、急遽天井に一つ覗き口を作り、超最小限の電気配線にして近隣との混線をまずは止める仮設をしました。スイッチやコンセントの数も限られてます。来週からは毎週末、部屋毎に電気配線を引き直しするから荷物を移動する必要がある、天井や壁紙をはがす必要がある、とか。もちろん電気工事代、12月・1月の電気代約8万は管理会社が負担しますが、2月・3月の約6.5万は払ってくれません。ましてや、度重なる業者の対応、手間、共働きや学校行事で貴重な週末が工事で数週間も居心地の悪い状況下で生活する不安などなど、ストレスもいい加減たまりました…高額電気代の原因が不明でも、今回の工事は本来、我々の入居前に完了しておくべきであったものとして、①工事完了までの全額電気代は払ってもらうか、せめて我が家負担は上限制(1万/月など)にする、②今月の家賃減額か支払義務免除③生活の補償(仮住まいまではいらない方向での工事といわれるらしいので、手間をかけられたことによる賠償?)は、いずれか一つでも可能でしょうか?正直、入居して半年も経たず、子供のことを考えると転居は考えられないので、今後の賃貸更新を考えると損害賠償とかで騒ぐのにも限界を感じます。でも、電気代は想定外過ぎて毎月は無理。もう少し責任をもって管理した物件を貸与していただきたいということと、手間が大きくかかっていることで、補償をなんとかしてくれたらと。なんせ、疲れて疲れて…GWも出かけられそうにありません(泣)補足我が家のある賃貸マンションのオーナーが管理会社自体です。個人のオーナーさんが亡くなり、息子さん夫妻に競売に出されて、管理会社が買い上げたそうです。ちなみに、賃貸の斡旋不動産は別に大手チェーン店舗に委託し、我々は斡旋不動産を通じて契約を進めました。斡旋不動産側は、貸し出せる状態の準備はしてある聞いていたので委託を受けた、とのこと

高額電気代と賃貸トラブル:解決策と補償の可能性

賃貸物件で発生した高額な電気代と、その原因究明のための工事による負担について、解決策と適切な補償について検討しましょう。 現状は、入居前に済ませておくべきだった電気工事の不備が原因で、多大な時間と労力を費やしている上に、経済的な負担も強いられています。これは、管理会社(オーナー会社)の責任が大きいと言えるでしょう。

問題点の整理

* **入居前の電気工事の不備:** 近隣との電気配線の混線という重大な欠陥が、入居前に発見・修正されていませんでした。これは管理会社側の明らかな瑕疵(かし)です。
* **高額な電気代:** 混線による高額な電気代は、入居者であるあなた方が負担すべきものではありません。
* **工事による負担:** 工事期間中の生活上の不便さ、週末の工事対応による時間的損失、荷物の移動や生活空間の制限など、多大なストレスを抱えています。

管理会社への対応と要求事項

現状を踏まえ、管理会社に対して以下の3点について交渉することをお勧めします。

1. 電気代負担の上限設定または全額負担

工事完了までの電気代について、全額負担を求めるのは当然の権利です。仮に全額負担が難しい場合でも、月額1万円の上限設定を強く要求しましょう。 これは、通常の電気代を考慮した妥当な金額であり、工事期間中の負担を軽減する効果があります。 交渉の際には、工事の遅延や不備による損害を明確に伝え、法的根拠に基づいた主張をしましょう。

2. 家賃減額または支払義務免除

工事期間中は、生活空間が制限され、快適な生活を送ることが困難な状況です。そのため、今月の家賃減額または支払義務免除を要求するのも妥当な請求です。 これは、工事による生活上の不利益に対する補償として請求できます。 減額幅については、工事期間の長さや生活への影響度合いを考慮して決定しましょう。

3. 生活補償

仮住まいまでは必要ないとしても、工事期間中の不便さやストレスに対する生活補償は請求できます。 具体的には、工事期間中の清掃費用、精神的苦痛に対する慰謝料などを請求することが考えられます。 これらの補償額については、工事期間の長さ、生活への影響度合い、精神的苦痛の程度などを考慮して、適切な金額を算出する必要があります。

交渉のポイント

交渉にあたっては、以下の点を意識しましょう。

* **証拠の収集:** 高額な電気代の領収書、工事に関する書類、工事期間中の写真や動画などを証拠として保管しておきましょう。
* **冷静な対応:** 感情的な言葉遣いは避け、事実を淡々と伝えましょう。
* **書面でのやり取り:** 口頭での約束は曖昧になりがちなので、全てのやり取りは書面で行いましょう。
* **専門家への相談:** 弁護士や不動産会社などに相談し、法的アドバイスを受けることをお勧めします。 特に、損害賠償請求を検討する場合は、専門家の助言が不可欠です。

具体的な交渉例

「管理会社様には、入居前に完了すべきだった電気工事の不備により、高額な電気代を負担し、週末の工事で生活に支障をきたしていることを深く憂慮しております。そのため、工事完了までの電気代を月額1万円に上限設定していただくこと、今月の家賃を免除していただくこと、そして、工事による精神的苦痛に対する慰謝料として〇〇円を請求させていただきます。これらの要求は、正当な権利に基づくものであり、早急な対応をお願いいたします。」

専門家の視点

弁護士などの専門家によると、今回のケースは管理会社の責任が明確であり、電気代負担、家賃減額、生活補償の請求は十分に認められる可能性が高いとのことです。 しかし、交渉が難航する場合は、内容証明郵便を送付したり、裁判を起こすことも検討する必要があるでしょう。

まとめ

今回のトラブルは、管理会社の責任が大きいと言えます。 冷静に証拠を集め、適切な要求を行い、必要であれば専門家の力を借りながら交渉を進めていきましょう。 大切なのは、あなたの権利を主張すること、そして、快適な生活を取り戻すことです。 GWを安心して過ごせるよう、一日も早い解決を願っています。

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