賃貸物件の騒音対策:3階角部屋と5階最上階、どちらを選ぶ?

賃貸物件での騒音の少ない部屋は以下のどちらと思いますか? 5階建ての団地型の分譲賃貸なのですが 3階の角部屋と 5階最上階の角部屋ではない部屋では 以下の条件下ではどちらが騒音が少ないと プロの目から推測して考えられますか? 3KのSRC(鉄骨鉄筋コンクリ)造です。 築35年。 〈3階角部屋〉 隣室との戸境壁はRC壁クロス直貼りでスラブ厚も十分で ペチペチですが 外壁側や窓サッシのある部屋の方の壁が 結露防止などでGL工法の壁で 叩くと結構響きがあります。 〈5階最上階〉 隣室に面してる壁は両隣室ともの壁がRC壁クロス直貼りで やはりスラブ厚も十分でペチペチです。 5階最上階だと上階はないし 両側の部屋のそれぞれ隣室に接する部屋はペチペチなので 心配ないと思われます。 それに対して3階ですが角部屋なので 隣室に接する壁は一つでそちらは問題ないのですが 逆に外壁側の部屋の壁がトントンと響く いわゆるGLボンドでの工法となっています。 この場合は、角部屋のほうが隣室に接してないけれども 角部屋のGL壁部分から上下階の音がダダ漏れとなり 角部屋なのに実は騒音問題があるということを ネットなどで調べていると目にすることがあります。 以上のような条件の物件では どのように考えられますでしょうか? 私自身はRC造の最上階角部屋のGL壁全開の2Kマンションなのですが 片側隣室と下階からの騒音が異常なレベルです。 床スラブの問題もあるかと思いますが それ以前に構造壁の問題から上下階の音の問題に至っているので 床スラブ以前の問題だと思われます。 このような推測からして 以上に挙げた2つの部屋では 3階角部屋は実は片側の部屋の外壁側の壁がGL工法のため 騒音問題を懸念はしております。 ちなみに内見はしましたが いまいち把握はできませんでした(上下隣室とも留守で)。 よろしくお願いします。

築35年の賃貸マンション、騒音の少ない部屋選びのポイント

5階建てSRC造、築35年の賃貸マンションで、3階角部屋と5階最上階の部屋の騒音問題について悩まれているとのことですね。どちらも角部屋という点で魅力的ですが、それぞれに騒音リスクが潜んでいる可能性があります。 ご自身の経験から、GL工法の壁が騒音に大きく影響することをご存知である点、非常に鋭い洞察力です。

結論から言うと、提供された情報だけでは、どちらの部屋が騒音が少ないと断言できません。 しかし、それぞれの部屋のメリット・デメリットを分析し、騒音リスクを軽減するための具体的な対策を検討することで、より良い選択ができるでしょう。

3階角部屋のメリットとデメリット

メリット

* 隣室との壁はRC造で遮音性が高い:隣室からの騒音は比較的少ないと期待できます。RC造の壁は、GL工法に比べて遮音性能が優れています。
* 角部屋ならではの開放感:窓が2方向にあり、通風や採光が良好です。

デメリット

* 外壁側のGL工法の壁:これが最大の懸念点です。GL工法は、比較的軽量でコストを抑えられる反面、遮音性能が低いというデメリットがあります。特に、上下階の音を伝えやすい傾向があります。
* 築35年経過による劣化:建物の老朽化により、遮音性能が低下している可能性があります。

5階最上階のメリットとデメリット

メリット

* 上階からの騒音がない:これは大きなメリットです。マンションの上階からの騒音は、生活音の中でも特にストレスになりやすいものです。
* 隣室との壁はRC造で遮音性が高い:隣室からの騒音も比較的少ないと期待できます。

デメリット

* 外壁からの騒音:最上階は、風の音や雨音、外部からの騒音を受けやすい傾向があります。
* 角部屋ではない場合の隣室からの騒音:質問では角部屋ではないとされていますが、隣室からの騒音は、部屋の配置によっては問題となる可能性があります。

騒音対策と部屋選びのアドバイス

どちらの部屋を選ぶか迷う状況ですが、以下の点を考慮して判断することをお勧めします。

  • 内見時の確認事項
    • 時間帯:昼だけでなく、夜間の内見も検討しましょう。夜間の騒音レベルを確認することで、より現実的な判断ができます。
    • 隣室の状況:可能であれば、隣室の居住者の有無や生活スタイルについて、管理会社に問い合わせてみるのも良いでしょう。
    • 壁の叩き音:3階角部屋の外壁と、5階最上階の隣接壁を叩いて、音の響き具合を確認しましょう。響きが大きい場合は、遮音性能が低い可能性があります。
    • 窓の確認:窓の材質や性能も騒音に影響します。二重窓や防音サッシであるか確認しましょう。
  • 騒音対策グッズの活用
    • 防音カーテン:外部からの騒音を軽減する効果があります。
    • 防音マット:床からの騒音対策に有効です。
    • 防音パネル:壁に設置することで、隣室や上下階からの騒音を軽減できます。
  • 専門家への相談
    • 建築士や不動産会社:専門家の意見を聞くことで、より客観的な判断ができます。

まとめ

3階角部屋と5階最上階、どちらを選ぶかは、個々の状況や優先順位によって異なります。 騒音への耐性、生活スタイル、予算などを考慮し、最適な選択をしてください。 重要なのは、内見時にしっかりと騒音状況を確認し、必要に応じて騒音対策グッズを活用することです。 また、専門家の意見を参考にすることで、より安心できる選択ができるでしょう。 ご自身の経験に基づいた鋭い洞察力は、部屋選びにおいて大きな武器となります。 慎重に検討し、快適な住まいを選んでください。

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