賃貸物件の間違いと対応策:芳香剤臭と設備不足への対処法

仲介業者が案内する部屋を間違えた!部屋を借りました。お金も振り込み終わり、あと4日ほどで入居というところで「案内する部屋を間違えていた、見学した部屋は既に契約済の部屋だった」と言われました。正しい部屋の間取りも見学した部屋と同じだということだし、家電や家具も注文してしまっていたので仕方ないかと思いOKを出しました。日数の都合で見学し直している時間もありませんでした。入居当日いざ部屋に入ってみるとものすごく芳香剤臭いし掃除が雑で汚いしで明らかに見学した部屋の方が良かったです。記憶が曖昧なのですが見学した部屋にはガスの温度調節リモコンがあったと思います。でも入居した部屋には付いていません。管理会社にこの事を話してガス用のリモコンを設置してもらう事は可能でしょうか。もうひとつ気になるのが仲介業者がわざと良い方の部屋を見学させて契約金を受け取ってからやっぱり間違えてたなんて言うことあるのでしょうか。ちょっと騙された気分です。ちなみに全国区の大手仲介業者です。

賃貸物件の間違えと、その後の対応

賃貸契約において、仲介業者が案内した部屋と実際に契約した部屋が異なるという事態は、非常に残念な経験です。特に、入居直前に発覚し、時間的な制約から他の選択肢を選べない状況は、ストレスが溜まるでしょう。今回のケースでは、契約済みの部屋と間違えて案内された部屋と、実際に入居した部屋の状況に大きな差があり、さらにガスリモコンの有無という重要な設備の違いまで発生しています。まずは、落ち着いて状況を整理し、一つずつ解決策を探っていきましょう。

ガスリモコンの設置について

入居した部屋にガス温度調節リモコンがないにも関わらず、見学した部屋にはあったという記憶があるとのこと。これは重要な問題です。契約書に記載されている設備と実際の設備に相違がある場合、管理会社に設置を依頼する権利があります。

管理会社への連絡方法と具体的な手順

まず、管理会社に連絡を取り、状況を詳しく説明しましょう。見学した部屋の写真や動画があれば提示すると、よりスムーズに話が進みます。具体的には、以下の手順で進めてみましょう。

  • 管理会社への電話連絡:最初に電話で状況を説明し、担当者とアポイントを取りましょう。
  • 状況説明:見学した部屋と入居した部屋の違い、特にガスリモコンの有無について詳細に説明します。契約書のコピーも用意しておきましょう。
  • 設置依頼:ガスリモコンの設置を正式に依頼します。設置費用が自己負担なのか、管理会社負担なのかを確認しましょう。契約書に記載されている設備と異なる場合は、管理会社が負担するのが一般的です。
  • 書面での確認:口頭でのやり取りだけでなく、メールや書面でやり取りの内容を確認しておきましょう。

もし、管理会社が設置を拒否したり、費用を請求したりする場合は、消費者センターなどに相談することをお勧めします。

芳香剤臭と清掃状況について

部屋の芳香剤臭と清掃状況の悪さは、快適な居住環境を大きく損なう問題です。

管理会社への対応

管理会社に清掃状況の悪さを伝え、再清掃を依頼しましょう。具体的な問題点(汚れの種類や場所など)を写真や動画で記録しておくと、より効果的です。芳香剤の臭いについても、換気だけでは改善しない場合は、専門業者による消臭作業を依頼するよう交渉してみましょう。

仲介業者の行為について

仲介業者がわざと良い部屋を見学させ、契約金を受け取った後に「間違えていた」と言う行為は、倫理的に問題があり、場合によっては法律に抵触する可能性もあります。

証拠の収集

もし、仲介業者の行為に不正があったと疑う場合は、証拠を収集することが重要です。見学した部屋の写真や動画、契約書、メールのやり取りなど、あらゆる証拠を保管しておきましょう。

消費者センターや弁護士への相談

証拠が揃ったら、消費者センターや弁護士に相談し、適切な対応を検討しましょう。大手仲介業者であっても、不正行為があれば責任を問われる可能性があります。

今後の賃貸探しにおける注意点

今回の経験を踏まえ、今後の賃貸探しでは以下の点に注意しましょう。

  • 部屋の設備を詳細に確認する:契約前に、部屋の設備を一つずつ丁寧に確認し、写真や動画で記録しましょう。特に、ガスリモコンのような重要な設備は、必ず確認しましょう。
  • 契約書を丁寧に読む:契約書には、部屋の設備や条件が記載されています。契約前に、内容をしっかりと確認しましょう。不明な点があれば、仲介業者に質問しましょう。
  • 複数の物件を見る:複数の物件を見学することで、比較検討がしやすくなり、より良い物件を選ぶことができます。
  • 信頼できる仲介業者を選ぶ:口コミや評判などを参考に、信頼できる仲介業者を選びましょう。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士に相談することで、法的観点からのアドバイスを受けることができます。今回のケースでは、仲介業者の行為が契約違反に当たるか、損害賠償請求が可能かなどを検討できます。

まとめ

賃貸物件の間違いは、非常にストレスの溜まる経験ですが、適切な対応をとることで解決できる可能性があります。落ち着いて状況を整理し、管理会社や必要に応じて専門家へ相談することで、問題解決に向けて進んでいきましょう。今回の経験を活かし、今後の賃貸探しではより慎重に、そして賢く物件選びを進めてください。

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