賃貸物件の退去連絡ができない!不動産会社と連絡が取れない時の対処法

部屋の退去連絡をしようと不動産に連絡したら、電話がつながらないのです。1カ月後に引越しすることを決定し、いま住んでいる部屋の契約書にある不動産に電話をしました。(この不動産が賃貸人で、この不動産の口座に毎月家賃を振り込んでいます)すると「現在使われておりません」のアナウンスが。住所をたずねてみたら、引越し後でもぬけの殻です。こういう場合、退去の意思表示はどのようにしたらよいのでしょうか?回答をお持ちの方、同じような経験をされた方はいらっしゃいませんか?勝手に無断で退去するわけにもいかず・・・困り果てています。どうぞよろしくお願いいたします。

不動産会社と連絡が取れない!まず取るべき3つの行動

賃貸物件の退去手続きにおいて、不動産会社との連絡が取れない事態は非常に困りますよね。 焦る気持ちも分かりますが、まずは落ち着いて以下の3つの行動を取りましょう。

1. 他の連絡手段を試す

電話が繋がらない場合、まず試すべきは他の連絡手段です。

  • 契約書に記載されている電話番号以外に、不動産会社のホームページやインターネット検索で別の電話番号を探してみましょう。 ファックス番号やメールアドレスが記載されている可能性もあります。
  • 不動産会社の所在地を特定し、直接訪問してみるのも有効です。 営業時間外であれば、不在票などを残して連絡を待つようにしましょう。
  • 管理会社が存在する場合は、管理会社に連絡を取ってみましょう。 賃貸物件によっては、管理会社が退去手続きの窓口になっている場合があります。

2. 内容証明郵便で退去の意思表示を行う

他の連絡手段でも連絡が取れない場合は、内容証明郵便で退去の意思表示を行うことを強くお勧めします。内容証明郵便は、いつ、どのような内容の郵便物を送付したかを証明する制度です。万が一、トラブルになった場合に証拠として役立ちます。

内容証明郵便には以下の情報を明確に記載しましょう。

  • 賃貸借契約書に記載されている住所、氏名、電話番号
  • 物件の住所
  • 退去予定日
  • 鍵の返還方法
  • 敷金精算に関する要望(あれば)

内容証明郵便の書き方は、郵便局のホームページなどで確認できます。不明な点があれば、郵便局員に相談しましょう。

3. 法律相談を検討する

上記の方法を試しても連絡が取れない、もしくは連絡が取れても適切な対応が得られない場合は、弁護士などの専門家に相談することを検討しましょう。専門家は、あなたの状況を的確に判断し、適切な解決策を提案してくれます。

不動産会社が連絡不能なケースの背景

不動産会社が連絡不能になるケースには、いくつかの背景が考えられます。

  • 廃業・倒産:残念ながら、不動産会社が廃業または倒産している可能性があります。この場合、管轄の市町村役場や県庁などに問い合わせて、後継者や管理会社を探してもらう必要があります。
  • 移転・電話番号変更:電話番号の変更や移転をしている可能性もあります。契約書に記載されている住所や電話番号が最新のものではない可能性を考慮しましょう。
  • 担当者の異動・不在:担当者が異動したり、長期休暇を取っている可能性も考えられます。この場合は、他の担当者を探したり、連絡がつくまで待つ必要があります。
  • 故意の連絡不能:稀なケースですが、故意に連絡を避けている可能性も否定できません。この場合は、弁護士などの専門家に相談する必要があるでしょう。

退去時の注意点とスムーズな手続きのためのアドバイス

不動産会社との連絡が取れない状況は不安ですが、冷静に対処することで問題を解決できます。退去手続きをスムーズに進めるために、以下の点にも注意しましょう。

1. 契約書をよく確認する

契約書には、退去に関する重要な情報が記載されています。退去予告期間、鍵の返還方法、敷金精算の方法などを確認し、手続きを進めましょう。

2. 写真や動画で証拠を残す

退去する前に、部屋の現状を写真や動画で記録しておきましょう。特に、傷や汚れの状態を記録しておくことは、後々のトラブルを防ぐために非常に重要です。

3. 重要事項説明書を確認する

重要事項説明書には、契約内容に関する重要な事項が記載されています。特に、解約に関する事項をよく確認しましょう。

4. 複数の証拠を残す

内容証明郵便以外にも、メールやFAXで退去の意思表示を行うことを検討しましょう。複数の証拠を残しておくことで、トラブル発生時の対応が容易になります。

インテリアと退去手続き:お部屋を綺麗に保つための工夫

退去時のトラブルを避けるためには、日頃からお部屋を綺麗に保つことが大切です。退去時に備え、以下のような工夫をしてみましょう。

1. 定期的な清掃

定期的に清掃を行うことで、汚れが蓄積するのを防ぎます。特に、キッチンや浴室はこまめな清掃が必要です。

2. 家具の配置

家具の配置を工夫することで、部屋の傷みを防ぐことができます。壁に傷がつきやすい家具は、壁から離して配置しましょう。

3. 防汚対策

カーペットやラグなどを敷くことで、床の汚れを防ぐことができます。また、テーブルやカウンターには、コースターなどを敷いて、傷や汚れを防ぎましょう。

4. 色選びのポイント

インテリアの色選びも、お部屋の印象を大きく左右します。ベージュのような落ち着いた色は、汚れが目立ちにくく、清潔感を保ちやすいです。

まとめ

不動産会社と連絡が取れない状況は非常に困りますが、落ち着いて対応すれば解決できます。内容証明郵便で退去の意思表示を行い、必要であれば専門家に相談しましょう。日頃からお部屋を綺麗に保つことで、退去時のトラブルを最小限に抑えることができます。

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