賃貸物件の退去時、保証金の返還について徹底解説!

本来、部屋を借りた際の「保証金」は預けているお金なので部屋を解約したらそ~と~ヒドイ補修箇所などがない限り全額返金してもらえるもの、と聞いたのですが本当でしょうか?でも「返してください!」と言ったところで返金してもらうことは無理ですよね…。

保証金返還に関するよくある誤解と真実

賃貸物件を退去する際、多くの入居者は保証金の返還について不安を抱いています。 「全額返金されるものだと思っていたのに、思ったより減額された」「返金交渉が難しそうで諦めてしまった」といった経験談も耳にするかもしれません。 今回の質問は、まさにこれらの不安を反映したものです。結論から言うと、保証金が全額返還されるのは、必ずしも当たり前ではありません。 ただし、「返金してもらうことは無理」という考え方は必ずしも正しくありません。 適切な手続きと知識があれば、正当な保証金の返還を受けることが可能です。

保証金とは? 何のために支払うのか?

まず、保証金の役割を理解することが重要です。保証金は、家賃滞納や物件の損傷に対する担保として支払うお金です。 預金とは異なり、自由に使えるお金ではありません。 契約時に定められた条件に基づき、退去時の精算が行われます。 契約書をよく確認し、保証金の使途や返還条件を理解しておきましょう。

保証金が減額されるケースと具体的な例

保証金が全額返還されない主なケースは以下の通りです。

1. 通常の損耗を超える損傷

経年劣化による自然な損耗は、保証金から差し引かれません。しかし、故意または過失による損傷は、修理費用として保証金から差し引かれます。例えば、

* 壁に大きな穴を開けた場合
* 床に深い傷をつけた場合
* 水道管を破損させた場合
* ペットによる汚れや破損

などが該当します。 これらの修理費用は、専門業者に見積もりを取った上で算出されることが一般的です。

2. 原状回復義務違反

賃貸借契約では、入居者は退去時に原状回復義務を負っています。これは、物件を借りた当初の状態に戻す義務です。 ただし、経年劣化による自然な損耗は除かれます。 原状回復義務違反に該当する例としては、

* 壁紙の張り替え(経年劣化による汚れ以外)
* 床の張り替え(経年劣化による損耗以外)
* クロスやフローリングの色変更
* 設備の交換(故障以外)

などが挙げられます。 これらの費用も、専門業者による見積もりに基づいて算出されます。

3. 清掃不良

退去時の清掃が不十分な場合も、清掃費用が保証金から差し引かれる可能性があります。 特に、キッチンや浴室などの水回りは、徹底的な清掃が必要です。 専門業者に依頼するのも一つの方法です。

4. 違約金

契約違反があった場合、違約金が保証金から差し引かれます。 例えば、

* 家賃の滞納
* 契約期間中の無断転居
* ペットの飼育禁止違反

などが該当します。

保証金返還をスムーズに進めるためのポイント

保証金の返還をスムーズに進めるためには、以下の点を意識しましょう。

1. 契約書の確認

契約書に記載されている保証金の取り扱い、原状回復に関する規定などを入居時にしっかりと確認しましょう。 不明な点は、大家さんや不動産会社に質問し、理解を深めておくことが大切です。

2. 定期的な清掃とメンテナンス

日頃からお部屋を清潔に保ち、定期的な清掃を行うことで、退去時の清掃費用を抑えることができます。 また、小さな傷や汚れは、早期に修復することで、大きな修理費用を避けることができます。

3. 写真・動画の撮影

入居時と退去時に、お部屋の状態を写真や動画で記録しておきましょう。 これにより、退去時の損傷の有無や程度について、客観的な証拠として活用できます。

4. 退去届の提出と立会いの実施

退去の意思を決めたら、早めに退去届を提出し、退去立会いをしましょう。 立会いの際には、物件の状態を大家さんや不動産会社と確認し、お互いの認識に相違がないかを確認することが重要です。 問題点があれば、その場で話し合い、記録を残しておきましょう。

5. 請求書や見積書の確認

保証金から差し引かれる費用については、請求書や見積書をよく確認しましょう。 不当な請求がないか、専門家の意見を参考に判断することも大切です。

6. 必要であれば専門家への相談

保証金返還に関して、大家さんや不動産会社との間でトラブルが発生した場合、弁護士や不動産相談窓口に相談しましょう。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士の視点から、保証金返還に関するトラブルを避けるためのアドバイスを以下に示します。

* 契約書は必ず熟読し、不明点は質問する。
* 入居時の物件状態を写真や動画で記録する。
* 退去時の立会いには必ず参加し、状態を記録する。
* 請求に納得できない場合は、弁護士に相談する。

まとめ

保証金は、賃貸契約における重要な要素です。 全額返還されることを期待するのではなく、契約内容を理解し、適切な手続きを行うことが大切です。 日頃からお部屋を大切に扱い、トラブルを未然に防ぐことで、スムーズな保証金返還を実現できるでしょう。 不明な点やトラブルが発生した場合は、専門家への相談を検討しましょう。

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