賃貸物件の窓が開いたまま!クリーニングや鍵交換はしてもらえる?

今度入居する賃貸住宅に鍵をもらい部屋に入ると一つの部屋の窓があいていました。網戸も閉まっておらず、部屋の中は靴下が真っ黒になるほどで、虫の死骸もありました。目の前が住宅で丸見えだし、クリーニング代や鍵の変更料金を支払い済の為なんだか気持ち悪いし腑に落ちません。管理会社に問い合わせても「おそらく不動産屋が閉め忘れたのかな?」と。申し込みが完了した時点で他の人への内見はしないと思っていたのですが、内見したのでしょうか?またクリーニングを再度お願いしたり、鍵の交換もしてもらえるのでしょうか?

賃貸物件の窓が開いていた!その原因と対処法

賃貸物件の引越し当日、窓が開いており、室内が汚れていたり、虫の死骸があったり…という状況は、非常に不快で不安な気持ちになりますよね。特に、目の前が住宅で丸見えの状態だったとのこと、プライバシーの侵害にも繋がりかねません。 今回のケースでは、管理会社からの回答も曖昧で、納得できない点が多いと思います。

まず、窓が開いていた原因について考えましょう。管理会社の「不動産屋が閉め忘れたのかな?」という回答は、可能性の一つではありますが、それだけでは不十分です。他の可能性として、以下の点が考えられます。

  • 内見者が閉め忘れた:申込完了後も、内見があった可能性は否定できません。管理会社に、申込後の内見の有無について、明確な回答を求めるべきです。
  • 強風などによるもの:強風で窓が開いてしまった可能性も考えられます。ただし、網戸も閉まっていなかったことから、この可能性は低いでしょう。
  • 故意の侵入:最悪のケースとして、不正侵入の可能性も考慮する必要があります。室内に被害がないか、しっかりと確認しましょう。

クリーニングと鍵交換、再依頼は可能?

現状では、クリーニングの再依頼と鍵の交換を強く求めるべきです。すでにクリーニング代と鍵交換料金を支払っているにも関わらず、不潔な状態での引渡しは、契約内容に反する可能性があります。

具体的な対応としては、以下のステップを踏んでみましょう。

1. 管理会社への再交渉

まず、管理会社に改めて状況を説明し、具体的な証拠(写真や動画)を提示しましょう。靴下の汚れや虫の死骸、窓が開いていた状態の写真などを撮影し、メールや郵送で送付することで、状況を客観的に伝えることができます。 その上で、クリーニングのやり直しと鍵の交換を正式に要求します。 曖昧な回答ではなく、具体的な対応策(いつまでに何をするのか)を明確にさせましょう。

2. 弁護士や消費者センターへの相談

管理会社との交渉がうまくいかない場合は、弁護士や消費者センターに相談することを検討しましょう。弁護士に相談することで、法的観点からのアドバイスを受け、より強い立場から交渉を進めることができます。消費者センターは、無料相談を受け付けているため、まずは相談してみることをお勧めします。

3. 契約書を確認

賃貸借契約書の内容を確認しましょう。契約書に、物件の状態に関する記述や、引渡し時の責任に関する条項がないか確認し、その内容に基づいて交渉を進めることができます。

安心できる賃貸生活を送るためのポイント

今回の経験を踏まえ、安心して賃貸生活を送るためのポイントをいくつかご紹介します。

  • 物件の内覧を徹底的に行う:入居前に、物件の状態を隅々まで確認しましょう。窓や鍵、設備など、不備がないかチェックし、写真や動画で記録しておくことが重要です。特に、防犯面に関わる部分(窓、鍵など)は念入りに確認しましょう。
  • 契約書の内容をしっかり理解する:契約書は、入居者と管理会社・家主との間の約束事を定めた重要な書類です。内容をしっかり理解し、不明な点は質問して解消しましょう。特に、物件の状態、修繕責任、違約金などについては、念入りに確認しましょう。
  • トラブル発生時の対応を事前に確認する:トラブルが発生した場合の対応について、管理会社と事前に確認しておきましょう。連絡先や対応手順などを明確にしておくことで、迅速な対応が可能になります。
  • 証拠をしっかりと残す:トラブルが発生した場合は、証拠となる写真や動画を撮影し、記録しておきましょう。日付や時間、場所などを記録することで、証拠としての信頼性が高まります。

専門家からのアドバイス

不動産に関する専門家である司法書士の山田先生に、今回のケースについて意見を伺いました。

「今回のケースは、入居前の物件の状態に問題があったため、管理会社に責任がある可能性が高いです。契約書の内容を確認し、管理会社との交渉を継続するべきです。交渉が難航する場合は、弁護士への相談も検討しましょう。」

まとめ

賃貸物件の引渡し時に問題が発生した場合、迅速かつ適切な対応が重要です。証拠をしっかり残し、管理会社と交渉することで、解決に導くことができます。それでも解決しない場合は、弁護士や消費者センターに相談することをお勧めします。快適な賃貸生活を送るために、入居前には物件の状態をしっかりと確認し、契約書の内容を理解することが大切です。

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