賃貸物件の空室期間が半年…契約すべき?気になるポイントとチェックリスト

賃貸・空室期間・・ 契約しようか悩んでいる部屋 今年の4月から空いてるそうです。 空室期間半年って普通ですか? 水回りに大きいカビがあったり壁に穴が空いていたりなど綺麗とは言えませんが、清掃・ 修繕はしてくれる事にはなっています。 立地、家賃など気に入った部屋なのですが 空室期間半年というところが引っかかっています。 不動産屋いわく、事故物件ではないとの事です。

半年もの空室期間…それは普通?気になる原因を探る

立地や家賃が気に入っている物件なのに、半年もの空室期間が気になりますよね。確かに、一般的に賃貸物件の空室期間は、物件の条件や市場状況にもよりますが、数ヶ月以内が理想とされています。半年という期間は、やや長いと言えるでしょう。しかし、すぐに「おかしい」と決めつける前に、その原因を詳しく調べてみましょう。

空室期間が長い理由を不動産会社に確認する

まず、不動産会社に空室期間が長い理由を具体的に尋ねることが重要です。単に「事故物件ではない」という説明だけでは不十分です。以下のような点を質問し、納得できる回答を得ることが大切です。

  • 空室期間が長い理由の具体的な説明:前の入居者が退去した理由、その後リフォームや修繕に時間がかかったのかなど、詳細な説明を求めましょう。
  • 修繕・清掃の内容の確認:水回りのカビや壁の穴などの修繕・清掃について、具体的な方法や時期、使用する資材などを確認しましょう。写真や動画で確認できれば、より安心です。
  • 近隣環境の確認:周辺の騒音問題や治安状況など、生活に影響する可能性のある情報をしっかり確認しましょう。不動産会社だけでなく、実際に現地を訪れて周辺の様子を観察することも重要です。
  • 類似物件との比較:同じエリアで、同程度の条件の物件の空室期間を比較することで、問題の有無を判断する材料になります。

空室期間が長い物件の潜在的なリスク

空室期間が長い物件には、以下のようなリスクが潜んでいる可能性があります。

  • 設備の老朽化:長期間空室だと、設備の劣化が進む可能性があります。特に水回りなどは、カビや腐食などの問題が発生しやすいです。修繕はされるとしても、完全に元通りになる保証はありません。
  • 建物の構造上の問題:建物の構造に問題があり、入居者がなかなか見つからない可能性もあります。これは、専門家に見てもらう必要があるかもしれません。
  • 周辺環境の変化:周辺環境の変化(例えば、近隣に騒音源が増えたなど)によって、人気がなくなった可能性もあります。
  • 心理的な抵抗:長期間空室だったという事実自体が、入居者にとって心理的な抵抗となる場合があります。

具体的なチェックポイントと対策

半年という空室期間を踏まえ、契約前に必ず確認すべきポイントと、その対策をまとめました。

1. 修繕・清掃の徹底確認

不動産会社が「清掃・修繕はしてくれる」と言っているだけでは不十分です。

  • 具体的な修繕内容の確認:カビの除去方法、壁の穴の補修方法、使用する資材などを詳細に確認しましょう。写真や動画で確認できれば、より安心です。専門業者に依頼するのか、自社で対応するのかなども確認しましょう。
  • 修繕完了後の検査:修繕が完了した後、必ず自分で物件の状態を丁寧に確認しましょう。気になる点があれば、すぐに不動産会社に伝えましょう。
  • 契約書への明記:修繕内容や完了時期を契約書に明記してもらうことで、トラブルを避けることができます。

2. 近隣への聞き込み調査

不動産会社からの情報だけでなく、近隣住民への聞き込み調査も有効です。

  • 周辺の状況:騒音問題や治安状況など、生活に影響する可能性のある情報を収集しましょう。
  • 物件の評判:物件や前の入居者に関する評判を聞くことで、隠された問題を発見できる可能性があります。

3. 専門家への相談

不安な場合は、不動産鑑定士や建築士などの専門家に相談してみましょう。

  • 物件の状況の客観的な評価:専門家の視点から、物件の状態やリスクを客観的に評価してもらうことができます。
  • 適切なアドバイス:契約するかどうか、また、契約する際の注意点などをアドバイスしてもらえます。

4. 契約前にじっくり時間をかける

焦らず、十分な時間をかけて検討することが大切です。

  • 複数の物件を比較検討:他の物件も検討することで、比較対象ができて、より良い判断ができます。
  • 冷静な判断:感情に流されず、冷静にメリットとデメリットを比較検討しましょう。

まとめ:納得できるまで確認を!

半年という空室期間は、確かに気になる点ですが、必ずしも悪い物件とは限りません。しかし、契約する前に、上記で挙げたポイントをしっかりと確認し、納得できるまで時間をかけて検討することが重要です。不動産会社とのコミュニケーションを密に取り、不安な点を解消してから契約しましょう。

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