賃貸物件の汚れ問題:入居前の確認と対応策

賃貸物件で、入居後に気が付いた汚れについて。以前、賃貸物件について質問させて頂きましたが、結局相手側の説明間違いとわかり、予定通り契約しました。しかし、その不動産屋と言い、管理会社と言い、あまり信用できない気がしたので、入居予定日の前に、内覧の際に気になっていた、直してほしい点を管理会社に直接電話して伝えておきました。そして、入居日。案の定というか、直っていませんでした。私が伝えたのは、・窓ガラスが汚い・窓の網戸の開閉がしにくい・部屋のドアの開閉がしにくい・浴室の鏡の汚れがひどいこの位だったと思います。部屋に行ってすぐ、一番気になっていた鏡を見ましたが、汚いまま…。ウロコ状の汚れで真っ白で、姿など映りません。しかし、内覧の時よりは、ほんの少しだけ取れているような気もしました。他の部分も同様です。どれも完璧ではないのですが、少しだけマシになっています。窓やドアの開閉のしにくさは、完全には直らないかもと思っていたので、手を入れてこの状態なら我慢しようと思いました。しかし、鏡の汚れは見過ごせないレベルです。不動産屋にも何回も言っていましたし、管理会社にも強く言いました。このままでは鏡として使えないですし、何より不潔な感じがして気分が悪いです。そこで、すぐに管理会社に電話をしたのですが、回答は、「きちんとプロの洗い屋に頼んだ。自分も立ち会って、問題ないと思った」でした。びっくりしました。自分は神経質な方かとは思いますが、客観的に見ても、問題ないレベルではないと思います。(映らないし…)しかし、過ぎた事なので諦めていましたが、後から次々と、汚い部分に気が付きました…浴室の赤カビ、キッチンのシンクのゴムの蓋とその下の白く長い受け皿のようなもの(何と言うんでしょう…?)の汚れ。底の方は、直視するのもためらわれるくらい真っ黒でした…。さらに、一番許せなかったのがトイレの汚れです。便器自体は問題ないように見えたのですが、床に落ちた綿ボコリ、トイレットペーパーのカス、毛…。(一本二本ではない)そこで質問なのですが、引き渡し前に、こういう所は掃除しないのでしょうか?というか、トイレに綿ボコリができるほど放置していた前の住人にも腹が立ちます…。私が今から管理会社に言えることはあるでしょうか?鏡、窓は既に自分で掃除してしまいました。(鏡と窓は写真に撮っていますが)トイレは今でも気持ち悪くて使えません。浴室のカビは取れません…補足鏡の汚れは内覧の際に気付いて担当者に言いましたが、「このままって事は無いと思う」と言われました。カビにも気付いていましたが、掃除してくれるものと思っていました…シンクやトイレは内覧の時に気付かなかった自分に腹が立ちますが、あまり蓋を開けて受け皿を引っ張り出したりトイレの床を這いつくばって見るのもどうかと思い…ちなみに、トイレの床がグレーで柄入りなので、埃や毛は、立った状態だと全く見えなかったのです…

賃貸物件の入居前清掃:何が問題なのか?

今回のケースは、賃貸物件の入居前に十分な清掃が行われていなかったという問題です。 入居前の清掃は、家主または管理会社の責任であり、「原状回復」という観点からも非常に重要です。 入居者が快適な生活を送るために、清潔な状態での引き渡しは当然の権利と言えるでしょう。 しかし、現状では、鏡のウロコ汚れ、浴室のカビ、キッチンのシンクの汚れ、そしてトイレの汚れなど、許容範囲を超える汚れが残されていたことが問題です。

管理会社への対応:具体的な方法

既に鏡と窓は清掃済みとのことですが、写真撮影は非常に重要です。 残りの汚れについても、写真や動画で証拠をしっかりと残しましょう。 特に、浴室のカビやキッチンのシンク、トイレの汚れは、清掃前後の状態を比較できるよう、撮影することをお勧めします。

管理会社への連絡は、書面(メールや内容証明郵便)で残すことをお勧めします。 電話でのやり取りだけでは、後々証拠として弱い可能性があります。 書面には、以下の点を具体的に記載しましょう。

  • 具体的な汚れ箇所(浴室の赤カビ、キッチンのシンクのゴム蓋とその下の受け皿、トイレの綿ボコリ、トイレットペーパーのカス、毛など)
  • 汚れの程度(写真や動画を添付)
  • 清掃の要望(具体的な清掃方法や業者への依頼を要求するなど)
  • 期限の設定(いつまでに対応してほしいか)
  • 対応がない場合の措置(家賃減額請求、損害賠償請求など)

専門家の意見:弁護士や不動産相談窓口

管理会社との交渉が難航する場合は、弁護士や不動産相談窓口に相談することをお勧めします。 彼らは専門的な知識と経験を持っており、適切なアドバイスや法的措置を支援してくれます。 特に、内容証明郵便を送付する際には、弁護士に相談することで、より効果的な内容にすることができます。

入居前のチェックポイント:二度と繰り返さないために

今回の経験を踏まえ、今後の賃貸物件探しにおけるチェックポイントをまとめます。

内覧時のチェックリスト

  • 照明を十分に使い、隅々まで確認する:明るい時間帯だけでなく、夜間の照明状態でも確認しましょう。 特に、トイレやシンクの下など、普段はあまり見ない場所は念入りにチェックしてください。
  • 収納を開けて確認する:クローゼットや食器棚など、収納の中も確認しましょう。 汚れや破損がないか、しっかりチェックしてください。
  • 水回り設備の動作確認:トイレ、浴室、キッチンなどの水回り設備は、実際に使用して動作を確認しましょう。 水漏れや排水不良がないか確認しましょう。
  • 窓やドアの開閉確認:全ての窓やドアの開閉を確認し、スムーズに開閉できるか確認しましょう。
  • 写真や動画で記録する:全ての箇所を写真や動画で記録しておきましょう。 後々のトラブル防止に役立ちます。
  • 疑問点はすぐに質問する:少しでも気になる点があれば、その場で不動産会社や管理会社に質問しましょう。 曖昧な回答は受け入れないようにしましょう。

契約前の確認事項

  • 契約書をよく読む:契約書には、清掃に関する条項が記載されている場合があります。 内容をよく理解した上で契約しましょう。
  • 清掃状況の確認:契約前に、清掃状況を改めて確認しましょう。 必要であれば、清掃業者に依頼して清掃してもらうよう交渉しましょう。

まとめ:清潔な住環境を守るために

賃貸物件の入居前に、十分な清掃が行われているかどうかを確認することは、快適な生活を送るために非常に重要です。 今回のケースのように、入居後に汚れを発見した場合には、証拠をしっかりと残し、管理会社に迅速に対応を要求しましょう。 必要であれば、専門家の力を借りることも検討してください。 そして、今後の賃貸物件探しでは、今回得た経験を活かし、より慎重なチェックを行うようにしましょう。

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