賃貸物件の残置物撤去費用:エアコン撤去の足場代は誰が負担すべき?

残置物の撤去費用はどちらが払う? 間取りの用紙に、エアコンやガスレンジなどが残置物として記載されていました。 エアコンを取り付けなくて済むのは嬉しくて、契約しました。 が、契約して住んでみたら、エアコンがカビだらけで、しかも配水管が抜け落ちていました。 不動産屋に言って、新しいエアコンを買い替えるので、撤去費用を払ってほしいとお願いしました。 家電量販店さんで店頭で撤去費用を聞くと「7000円」と言われたので、不動産屋さんにそう説明して、エアコンを買いました。 しかし、当日電気屋さんが来ると、 「この場所だと、足場(?)を組まなきゃ、取り外しも取り付けもできない。さらに1万円追加でかかる」 と言われました。 それを不動産屋に言うと、 「7000円は払うけど、追加の1万円は払えない」 と言ってきました。 この場合、足場代の1万円は、借りるこちらの負担ですか? 他の家電量販店さんにも足場が必要か聞くと、必要だそうです。 特殊な家を建てた大家さんの責任ではないのですか? エアコンを定期的に掃除するなどの管理をしなかった不動産屋の責任ではないのですか? クリーニングに出さなくても、月に1回くらい軽く送風するとかしていたら、あんなにカビだらけにはならなかったと思うのですが。補足もう少し教えてください。 この部屋は3年ほど空き部屋でした。 契約して部屋に入ってから俺が汚したのは、俺の責任なのはわかりますが、その前の時点での管理が悪い場合はどうしたらいいのですか? 前の人が出て行た時に清掃したとしても、3年もエアコンをそのまま置いておいたら汚れるのは当たり前だと思うのです。 次の契約者である俺が来るまでの間に放置し続けてカビが生えた責任も、俺にあるのですか? そこも教えてください。

賃貸物件における残置物の撤去費用と責任の所在

賃貸物件において、残置物の撤去費用やその責任の所在は、契約内容や物件の状態、そして法律に基づいて判断されます。今回のケースでは、エアコンの撤去費用の一部(足場代1万円)を巡ってトラブルが発生しています。この問題を解決するために、いくつかの点を整理して検討してみましょう。

エアコン撤去費用に関する契約内容の確認

まず、賃貸契約書や重要事項説明書に、残置物の撤去費用に関する記述がないか確認することが重要です。多くの場合、残置物の撤去費用は借主負担とされていますが、物件の状態や契約内容によっては、貸主(不動産会社や大家)が負担する場合もあります。特に、今回のケースのように、エアコンが著しく劣化していたり、故障していたりする場合は、貸主側の責任を問える可能性があります。

エアコンの状態と管理責任

3年間空き部屋だったこと、そしてエアコンがカビだらけで配水管が抜け落ちていたことなどから、貸主側の管理責任を問える可能性があります。定期的な清掃や点検は、貸主の義務です。3年間放置された状態は、明らかに管理不足と言えるでしょう。仮に前の入居者が清掃したとしても、長期間放置されたことによる劣化は、貸主の責任範囲に含まれる可能性が高いです。

足場が必要になった理由と費用負担

家電量販店での見積もりと実際の撤去費用に差額が生じた原因は、エアコンの設置場所の特殊性によるものです。足場が必要な特殊な設置場所であることは、事前に確認すべき点でした。しかし、不動産会社がその点を説明しなかった、もしくは説明不足であった可能性も考えられます。

専門家の意見:弁護士や不動産鑑定士への相談

現状では、不動産会社と合意形成が難しい状況です。そのため、弁護士や不動産鑑定士に相談することをお勧めします。専門家は、契約書の内容、物件の状態、そして法律に基づいて、適切な解決策を提案してくれます。

具体的な解決策へのアプローチ

1. **契約書・重要事項説明書の再確認:** 残置物に関する記述、特にエアコン撤去費用に関する記載を改めて確認します。
2. **写真・動画の証拠確保:** エアコンの状態、設置場所の状況を写真や動画で記録します。これは、今後の交渉や訴訟において重要な証拠となります。
3. **不動産会社との交渉:** 管理責任と足場代の負担について、改めて交渉を行います。証拠となる写真や動画を提示し、専門家の意見を参考にすることを伝えましょう。
4. **消費者センターへの相談:** 交渉が難航する場合は、消費者センターに相談し、適切なアドバイスを求めましょう。
5. **弁護士・不動産鑑定士への相談:** 交渉が不調に終わった場合、弁護士や不動産鑑定士に相談し、法的措置を検討します。

今後のトラブル防止のためのアドバイス

* 契約前に物件を丁寧に確認する:物件の状態を十分に確認し、写真や動画で記録しておきましょう。特に、エアコンや給湯器などの設備は、動作確認を行うことが重要です。
* 契約書の内容を理解する:契約書の内容をしっかりと理解し、不明な点は不動産会社に質問しましょう。特に、残置物に関する記述は注意深く確認することが重要です。
* 専門家に相談する:トラブルが発生した場合、一人で抱え込まずに、弁護士や不動産鑑定士などの専門家に相談しましょう。

まとめ

今回のケースは、賃貸契約における管理責任と費用負担の責任の所在が曖昧な点が問題となっています。不動産会社との交渉、そして必要であれば専門家への相談を通して、適切な解決策を見つけることが重要です。 今後のトラブル防止のためにも、契約前には物件の状態を十分に確認し、契約書の内容を理解することが大切です。

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