賃貸物件の採光をチェック!図面から明るさを判断する方法

部屋の採光について。まったくよくわからないので質問します。賃貸を借りるにあたり、図面を見ていて採光・換気の数字がのっているのですが、LD床19.05(11.5帖)、採光1/7、2.72<7.43、窓サイズ(16.5×1.5×3.0)並んで洋室床13.25(8帖)採光1/7、1.89<7.43、窓サイズ(16.5×1.5×3.0)南向き。この部屋は明るいでしょうか?入居中で部屋が見れない為。補足すいません1.65mです。リビング窓1つ。横の洋室窓1つ。両方南向き。1階。基礎高なので前駐車場ですが気にならない。前は6mぐらいひらけていて左に2階建てあり窓正面から見えない程度。右前は完全に開けている。建物全体に日はバッチリあたっている。なので今の比率の窓で十分中が明るい(電気つけず本みたり・曇りも電気いらない)かということなんですが・・・出窓で大きいとかなら予想はつくのですが数値とからめよろしくです。

賃貸物件の採光:図面から明るさを判断するポイント

賃貸物件を選ぶ際に、採光は非常に重要な要素です。特に、間取り図だけでは明るさが分かりにくいため、図面に記載されている数値を正しく理解し、判断することが大切です。今回の質問では、採光比(1/7)、開口面積(2.72㎡、1.89㎡)、窓サイズ(1.65m×1.5m×3.0m)といった情報が与えられています。これらを用いて、部屋の明るさを予測する方法を解説します。

採光比とは?

採光比とは、「窓の面積 ÷ 床面積」で計算される数値です。この数値が大きいほど、窓からの採光が豊富であることを示します。一般的に、採光比が1/5~1/7程度であれば、日中は十分な明るさを確保できると言われています。今回の物件はLDKと洋室ともに1/7と記載されており、この点においては基準を満たしています。しかし、採光比だけでは明るさを完全に判断することはできません。

開口面積と窓の配置

採光比に加えて、開口面積も重要な指標です。開口面積とは、窓の総面積のことです。今回の物件では、LDKが2.72㎡、洋室が1.89㎡となっています。この数値自体が大きいとは言い切れませんが、南向きで、前方の視界が開けているという条件を考慮すると、十分な採光が期待できます。

さらに、窓の配置も重要です。南向きの窓は、日射量が多いことから、最も効率的な採光を得ることができます。今回の物件はリビングと洋室の窓が両方南向きであるため、日中の明るさは確保しやすいでしょう。

窓サイズと日照条件

窓のサイズ(1.65m×1.5m×3.0m)も重要な要素です。高さ3.0mは天井高を示していると考えられます。窓の高さが高いほど、より多くの光を取り込むことができます。また、窓の幅が広いほど、より多くの光を取り込むことができます。

さらに、建物の周囲の環境も考慮する必要があります。質問者様によると、前方6mは開けており、左側に2階建ての建物がありますが、窓の正面からは見えない程度とのこと。右側は完全に開けているため、日照条件は良好と言えるでしょう。建物全体に日がバッチリ当たっているという情報も、明るさを判断する上で重要な要素です。

専門家の視点:建築士の意見

建築士の視点から見ると、採光比1/7は最低限の基準を満たしていると言えます。しかし、実際の明るさは、窓の種類(複層ガラスなど)、カーテンの有無、室内装飾などによっても大きく影響を受けます。南向きの窓で視界が開けているという条件は、明るさを確保する上で非常に有利に働きます。

ただし、図面だけでは、室内の明るさを正確に予測することはできません。可能であれば、現地を確認することが最も確実な方法です。

具体的なアドバイス:賃貸物件選びのポイント

賃貸物件を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 現地確認:可能であれば、実際に部屋を見て、日中の明るさを確認しましょう。午前中と午後で明るさが変わる可能性があるため、時間帯を変えて確認することをおすすめします。
  • 窓の向きと大きさ:南向きの窓は日射量が多く、明るさを確保しやすいです。窓の大きさは、採光比だけでなく、開口面積も考慮しましょう。
  • 周辺環境:隣接する建物の高さや位置、植樹など、周辺環境が日照に影響を与える可能性があります。現地で確認しましょう。
  • 窓の種類:複層ガラスなど、断熱性能が高い窓は、冬場の寒さ対策にもなります。また、遮熱効果のある窓は、夏場の暑さ対策にも有効です。
  • 室内装飾:カーテンや家具の色、配置なども明るさに影響します。明るい色のカーテンや家具を選ぶと、部屋を明るく見せることができます。

まとめ:採光の良い部屋選び

今回の物件は、採光比、開口面積、窓の向き、周辺環境などを総合的に判断すると、十分に明るい部屋である可能性が高いです。しかし、図面だけでは判断できない部分もあるため、可能であれば現地を確認することを強くお勧めします。 明るさは生活の質に大きく影響するため、慎重に物件選びを行いましょう。

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