賃貸物件の引渡しチェック:タバコの焦げ跡や破損箇所の対処法

賃貸のトラブルに詳しい方、至急教えてくださいm(__)m 3月19日引越し先の鍵をもらい、クリーニングも終わったとの事で部屋のチェックに行きました。地震の影響で立ち会う事ができないのでチェックシートを渡すので自分達でチェックをお願いしますと言われました。部屋を見たら フローリングのタバコの焼け焦げ複数、網戸が閉まらない、和室の床落ち、風呂のスイッチボタンが取れている、洗面台にヒビ…と他にもありますが綺麗とは言えない状態でした。(前居住者の不要物の撤去、壁紙と畳は新しいものに変わっていました。)気になるところをチェックして、その日はデジカメを忘れてしまったので、携帯で撮影しました。チェックシートを送付する前に不動産屋に不備を電話をした所「一度中を見せてほしい」と言われました。今日一緒に中を見る予定です。クリーニングや修繕ってもっと綺麗にしてから引き渡してくれるものだと思っていてショックです。鍵をもらってから一週間経っているのですが、携帯で撮影した写真は証拠になりますか?一週間の間に汚くしたと思われても嫌なので(:_;) また、何らかの理由で直せない場合、書類を書いてもらった方がよいのでしょうか?長文失礼致しました。

賃貸物件の引渡しチェックにおける注意点

賃貸物件の引渡しは、入居者にとって非常に重要な手続きです。物件の状態を正確に把握し、トラブルを未然に防ぐためには、入居前のチェックが不可欠です。今回のケースのように、地震などの影響で直接立ち会えない場合でも、しっかりと現状を記録し、不動産会社と連携することが重要です。

携帯電話で撮影した写真、証拠として有効?

まず、携帯電話で撮影した写真は、証拠として有効です。ただし、以下の点を意識しましょう。

  • 撮影日時が明確に記録されていること:写真に撮影日時が記録されていることを確認し、できれば複数枚撮影しましょう。複数枚あれば、状況をより正確に伝えられます。
  • 撮影場所が特定できるよう工夫する:部屋番号や特徴的な箇所を写し込むなど、撮影場所が特定できるようにしましょう。全体像と、問題箇所のアップの写真を両方撮影するのが理想的です。
  • 問題点を明確に示す:焦げ跡、破損箇所などを明確に示すように撮影しましょう。写真に写っているだけでは不十分な場合もありますので、メモを併記するのも有効です。
  • 第三者の立会いがあれば尚良し:もし可能であれば、友人や知人に立ち会ってもらい、写真撮影の際に証人になってもらうと、より証拠としての信頼性が高まります。

一週間経過している点を懸念されていますが、現状を正確に記録した写真と、不動産会社とのやり取りの記録があれば、あなたが故意に破損させたとは判断されにくいでしょう。

不動産会社との対応:具体的な手順

不動産会社との対応は、冷静かつ丁寧に進めることが大切です。

  • 現状を詳細に伝える:今日、不動産会社と物件を一緒に確認する際に、写真と照らし合わせながら、問題点を一つずつ丁寧に説明しましょう。箇条書きにして伝えることで、相手に理解しやすくなります。
  • 修繕の可否を確認する:各箇所の修繕が可能かどうか、そして修繕にかかる期間を明確に確認しましょう。修繕が不可能な場合は、代替案(例えば、家賃減額など)を検討する必要があります。
  • 記録を残す:不動産会社とのやり取りは、すべて記録に残しましょう。電話でのやり取りはメモを取り、メールや書面でのやり取りはプリントアウトして保管します。これは、後々のトラブル防止に非常に重要です。
  • 書面での合意を得る:修繕内容や期間、家賃減額などの合意事項は、必ず書面で確認しましょう。口約束だけでは、トラブルになった際に証拠として不十分です。合意内容を記載した書類に、不動産会社と入居者双方が署名・捺印をするのが理想的です。

専門家の意見:弁護士や不動産相談窓口への相談

もし、不動産会社との交渉が難航したり、納得のいく解決が得られない場合は、弁護士や不動産相談窓口に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、より適切な対応ができます。

賃貸トラブルを防ぐための事前準備

今回のケースのようなトラブルを防ぐためには、入居前にしっかりと準備をすることが重要です。

入居前のチェック:徹底的な確認を

  • デジカメを持参する:携帯電話のカメラでも撮影できますが、デジカメの方が高画質で、証拠としてより有効です。また、複数枚撮影することで、より詳細な状況を記録できます。
  • チェックリストを作成する:事前にチェックリストを作成し、部屋全体をくまなくチェックしましょう。フローリング、壁、窓、網戸、設備機器など、すべての箇所を確認します。チェックリストに問題点を記録することで、後々のトラブルを防ぎます。
  • 専門家同行を検討する:専門知識を持つ業者に同行してもらうことで、より詳細なチェックが可能です。特に、老朽化した物件や、リフォーム済みの物件の場合は、専門家の意見を参考にすると安心です。
  • 写真・動画撮影:写真だけでなく、動画撮影も有効です。特に、設備の動作状況などは動画で記録しておくと、後々のトラブル防止に役立ちます。

まとめ

賃貸物件の引渡しチェックは、入居者にとって非常に重要な手続きです。今回のケースのように、問題点が見つかった場合は、冷静に状況を把握し、不動産会社と丁寧に交渉することが大切です。写真や動画などの証拠をしっかりと残し、必要に応じて専門家のアドバイスを受けることで、トラブルを最小限に抑えることができます。

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