賃貸物件の初期破損と退去時の対応:不動産会社との交渉と対策

昨日の質問に追加質問させてください ※ご回答下さった方、ありがとうございます 保証人→保証会社の件はやはり、もめそうで、引き続き頑張ってみます! 今回はこちらのお部屋でさらに困った件があり、 今回の更新が4度目、入居当初のオーナーから二代目オーナーでそこから管理する不動産屋が更新とは関係ない時期に3回かわり、 当初の入居の内覧の控えが引き継がれておらず 当初から破損箇所など全て退去時に当方負担と言われました この点はどう対応、対策したらよろしいか是非教えてくださいませんか。 宜しくお願いいたします! 補足※是非前回質問とともに、宅建や法律にお詳しい方、回答お待ちしております

賃貸物件における初期破損問題:現状と対応策

賃貸物件を借りる際、入居前に物件の状態をしっかり確認し、記録しておくことは非常に重要です。しかし、今回のケースのように、不動産会社が複数回変わり、内覧時の記録が引き継がれていない状況では、初期破損の有無を証明することが難しくなります。そのため、退去時に全ての破損が借主負担と主張される事態に陥っているのです。これは、非常に不当な要求である可能性が高いです。

現状の課題:記録の不在と不当な負担要求

今回のケースの最大の問題点は、入居時の物件状態を記録した書類(内覧時のチェックシートなど)が引き継がれていないことです。この書類は、退去時の精算において、初期からの破損と入居後の破損を区別する上で決定的な証拠となります。書類がないことで、借主は初期破損を証明することが難しくなり、不当な負担を強いられるリスクが高まります。さらに、不動産会社が複数回変わったことも状況を複雑にしています。それぞれの会社が責任を曖昧にする可能性があり、交渉が難航する可能性も考えられます。

具体的な対応策:証拠集めと交渉

まずは、可能な限りの証拠を集めることが重要です。以下に具体的な対応策を示します。

  • 写真・動画の撮影:入居時に、物件全体の状況を写真や動画で記録しておきましょう。特に、気になる箇所は複数枚撮影し、日付と時刻が記録されるように注意してください。スマートフォンで撮影したものでも、証拠として有効です。
  • 証人の確保:内覧時に同席した人がいれば、証人として証言を得られる可能性があります。証言内容を記録しておきましょう。
  • メールや手紙の記録:不動産会社とのやり取りは、全てメールや書面で行い、記録を保管しておきましょう。口頭での約束は、証拠として弱いからです。
  • 専門家への相談:弁護士や不動産会社に詳しい専門家などに相談し、適切なアドバイスを受けることをお勧めします。専門家は、法律的な観点から適切な対応策を提案してくれます。

交渉のポイント:冷静かつ明確な主張

不動産会社との交渉では、感情的にならず、冷静かつ明確に主張することが重要です。以下の点を意識しましょう。

  • 事実を淡々と説明する:感情的な言葉は避け、事実関係を淡々と説明しましょう。証拠となる写真や動画などを提示しながら、初期破損であることを主張します。
  • 法律に基づいた主張:民法や借地借家法などの関連法規に基づいて、自分の権利を主張しましょう。専門家のアドバイスを参考にすると、より効果的です。
  • 書面でのやり取りを重視する:口頭での合意は曖昧になりがちです。全てのやり取りを文書で残すことで、後々のトラブルを避けることができます。
  • 交渉期限を設定する:交渉が長引く場合は、交渉期限を設定することで、不動産会社に圧力をかけることができます。期限までに合意に至らない場合は、次のステップ(裁判など)を検討しましょう。

専門家の視点:宅建士のアドバイス

宅地建物取引士の視点から見ると、今回のケースは不動産会社側の対応に問題がある可能性が高いです。内覧記録の引き継ぎが不十分であること、そして、全ての破損を借主負担とする主張は、不当な要求と判断される可能性があります。

宅建士の役割と責任

宅建士は、不動産取引における専門家として、取引の公正と安全を確保する役割を担っています。今回のケースでは、不動産会社は、入居者に対して物件の状態を正確に伝え、記録を適切に管理する義務を負っています。その義務を怠った結果、借主が不利益を被っていると言えるでしょう。

解決に向けた具体的なステップ

借主は、まず不動産会社に、入居時の物件状態を証明する証拠を要求するべきです。もし、証拠が提示されない、もしくは不十分な場合は、弁護士などの専門家に相談し、法的措置を検討することも必要です。

インテリアと初期破損の関係:予防策と対策

初期破損の問題は、インテリアにも影響を与えます。例えば、壁に傷があった場合、気に入った壁紙を貼ることができなくなります。そのため、入居前にしっかりと物件の状態を確認し、記録しておくことは、インテリアを楽しむ上でも非常に重要です。

入居前のチェックポイント

入居前に、以下の点をチェックし、写真や動画で記録しておきましょう。

  • 壁:傷、汚れ、穴など
  • 床:傷、汚れ、へこみなど
  • 窓:破損、汚れなど
  • 設備:故障、不具合など

これらの記録は、退去時のトラブルを避ける上で非常に有効です。

まとめ:冷静な対応と証拠の確保が重要

賃貸物件の初期破損問題は、適切な対応をしないと、大きなトラブルに発展する可能性があります。冷静な対応と、証拠の確保を心がけ、必要に応じて専門家の力を借りることで、問題解決に繋げましょう。 今回のケースでは、不動産会社側の責任が大きいと考えられますが、借主側も、証拠をしっかりと確保しておくことで、より有利な交渉を進めることができます。

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