賃貸物件の内見:契約前に見落としがないか確認する方法

申込をしている(?)物件があります。契約書も入金もまだで、保証会社の審査の書類を書きました。物件は気に入ったのですが、見落としがないか不安になりました。今ならキャンセルできる…もしくは、怪しい所を指摘できるのかなと思い、もう一度部屋を内観したいのですが不動産屋さんとしては、迷惑でしょうか?ガラスにヒビが入っていたのでそれは変えてくれると大家さんに言ってくれましたが、鏡に錆びがあったのも気になりました。どこまで伝えていいのでしょうか?教えて下さい。補足回答ありがとうございます。一軒家の賃貸です。安いので我慢しないといけないかな…と思ってしまったり。。どこまで聞いてよいかアドバイス下さい。

賃貸物件の内見:再内見の依頼と注意点

賃貸物件の契約前に、不安な点や気になる点を解消することは非常に重要です。契約後では対応が難しくなる場合も多いので、契約前にしっかりと確認しておきましょう。既に保証会社の審査書類を提出済みとのことですが、契約締結前であれば、再内見を依頼することは全く迷惑ではありません。むしろ、入居前にしっかりと物件の状態を確認したいというあなたの姿勢は、不動産会社にとっても好印象です。

しかし、再内見を依頼する際には、いくつか注意点があります。

  • 事前に連絡を取り、日時を調整する:突然訪問するのではなく、必ず事前に不動産会社に連絡し、再内見の希望と日時を調整しましょう。担当者とのスケジュールを考慮し、スムーズな対応を心がけましょう。
  • 具体的な質問事項をまとめておく:再内見の際に、何を確認したいのかを事前にまとめておきましょう。メモや写真などを活用して、確認漏れを防ぎましょう。今回のケースでは、ガラスのヒビと鏡の錆びが既に問題として挙がっていますね。
  • 短時間で済ませる:再内見は、あくまで確認が目的です。長居せず、効率的に確認を終えるように心がけましょう。不動産会社や大家さんの時間を無駄にしないように配慮することが大切です。

再内見で確認すべき点:設備・修繕・周辺環境

再内見では、以下の点を重点的に確認しましょう。

設備の確認

  • 水回り:キッチン、浴室、トイレの水漏れ、排水溝の詰まり、蛇口の水圧などを確認しましょう。特に、古い物件では水回りのトラブルが多いので、念入りにチェックが必要です。
  • 電気設備:コンセントの動作確認、照明器具の点灯確認を行いましょう。すべてのコンセントと照明器具が正常に機能するかを確認しましょう。
  • 給湯設備:給湯器の動作確認を行いましょう。お湯が出るか、温度調整は適切かなどを確認します。
  • エアコン:冷暖房機能が正常に作動するかを確認しましょう。特に、夏場や冬場は必須の設備なので、しっかり確認しましょう。
  • その他設備:インターホン、換気扇、収納スペースなど、その他の設備も確認しましょう。不具合があれば、すぐに報告しましょう。

修繕箇所の確認

既にガラスのヒビと鏡の錆びについて指摘されていますが、それ以外にも、以下の点をチェックしましょう。

  • 壁や天井:ひび割れ、汚れ、剥がれなどがないか確認しましょう。特に、湿気の影響を受けやすい場所には注意が必要です。
  • :傷、汚れ、へこみなどがないか確認しましょう。フローリングの剥がれや、畳の痛みにも注意しましょう。
  • :ガラスの破損、サッシの不具合などがないか確認しましょう。防犯面も考慮して、窓の鍵の動作確認も忘れずに行いましょう。
  • ドア:開閉の確認、鍵の動作確認を行いましょう。ドアノブや蝶番の破損にも注意しましょう。

周辺環境の確認

  • 騒音:周辺の騒音レベルを確認しましょう。道路の騒音、近隣からの騒音など、生活に支障をきたす可能性のある騒音がないか確認しましょう。
  • 日当たり:日当たりの状況を確認しましょう。日当たりが良いか、逆に日陰が多いかを確認しましょう。
  • 眺望:眺望を確認しましょう。景色が良いか、逆に眺望が悪い場合は、事前に確認しておきましょう。
  • 治安:周辺の治安を確認しましょう。防犯カメラの設置状況や、夜間の明るさなどを確認しましょう。

不動産会社への伝え方と交渉

再内見で発見した問題点は、不動産会社に丁寧に伝えましょう。写真や動画を証拠として残しておくことも有効です。

  • 具体的な説明:問題点を具体的に説明しましょう。「ガラスにヒビが入っている」だけでなく、「どのくらいの大きさのヒビで、どの位置にあるのか」などを明確に伝えましょう。
  • 客観的な表現:感情的な表現ではなく、客観的な表現で伝えましょう。「ひどい状態だ」ではなく、「ガラスに5cmほどのヒビが入っており、危険性があるように感じます」といったように伝えましょう。
  • 修理・交換の要望:修理や交換を要望する場合は、具体的な希望を伝えましょう。修理費用や交換費用についても、事前に確認しておくとスムーズです。
  • 交渉の余地:物件の価格や条件について、交渉の余地があるか確認しましょう。特に、安価な物件の場合、修繕費用を負担してもらえる可能性があります。

専門家の視点

不動産会社や大家さんは、物件の修繕や改善に責任を負います。しかし、入居者の責任範囲と大家さんの責任範囲を明確にするため、契約書をよく読んで、不明な点は必ず質問しましょう。必要であれば、弁護士や不動産専門家に相談することも検討しましょう。

安い物件だから我慢する必要はない

安い物件だからといって、不具合を我慢する必要はありません。安全面や生活の質に影響する問題であれば、積極的に不動産会社に相談し、解決策を探りましょう。交渉次第では、修繕対応や家賃交渉に応じてもらえる可能性もあります。

まとめ

賃貸物件の契約は、大きな決断です。再内見を有効活用し、安心して暮らせる物件を選びましょう。不安な点はすべて解消してから契約を進めることをおすすめします。

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