賃貸物件の内見後、契約を断りたい… 正しい断り方と注意点

賃貸部屋探し。アパマンで内見したが、断りたい。 今日一人でアパマンを訪ね、部屋を数件内見に行きました。 気に入った部屋があったのですが、親と相談したいのでその場で返事はできない旨を伝えると、 急に態度が 悪くなり、それでも今すぐの契約を迫られかけました。 非常に怖い思いをしました。 (私自身営業をしているので、アパマンさんの営業マンの気持ちも事情も痛いほどわかりますが・・・) ただ部屋自体は気に入ったので、親と相談して今日か明日くらいにお返事できると思います、とだけ担当の方にお伝えしました。 家に帰り冷静に考えた結果として、上記以外にも営業対応に不満があり、怖い思いもしたのでこれは良い機会ではないと思い、断ることにしました。 そこで、断りの電話をすべきだと思いますが、あまりにも怖い思いをしたのでもう関わりたくないのが本音です。 できればこのまま電話をしたくないのですが、これは非常識でしょうか?よくある事でしょうか? ちなみに内見だけで、契約書を書いたり本人確認書類を渡したりはしていません。 アンケート用紙に氏名・住所(番地は未記入)・携帯番号だけ記入した状態です。 回答をお待ちしております。よろしくお願いします。

賃貸契約の断り方:押さえるべきポイント

不動産会社とのやり取りで不快な思いをした経験は、決して珍しいことではありません。特に、強引な営業に遭遇した場合は、冷静に対処することが重要です。今回のケースでは、契約前に内見のみで、個人情報はアンケート用紙に氏名、住所(番地未記入)、電話番号のみ記入という状況です。契約書への署名や重要な書類の提出がないため、法的拘束力はありません。しかし、良好な関係を維持するためにも、適切な断り方を心がけましょう。

断りの電話は必要?

結論から言うと、電話での断りはマナーとして望ましいです。 直接会って話した担当者に対して、無言で契約をキャンセルすることは、相手に失礼なだけでなく、今後の不動産探しにも悪影響を及ぼす可能性があります。 しかし、恐怖を感じている状況での電話は、精神的に負担が大きいですよね。

断り方の具体的な手順

そこで、電話が難しい場合は、メールや手紙での連絡も有効です。ただし、メールの場合は、必ず「開封確認」ができるように設定し、返信がない場合も念のため電話で確認しましょう。

以下、具体的な手順です。

  • 落ち着いて文章を作成する:感情的な言葉は避け、簡潔で丁寧な言葉遣いを心がけましょう。事実関係を正確に伝え、謝罪の言葉も添えると好印象です。
  • 具体的な理由を伝える(必要に応じて):「親との相談の結果、条件が合わず」など、具体的な理由を伝えることで、担当者も納得しやすくなります。ただし、営業態度に関する苦情は、冷静に、事実のみを伝えましょう。感情的な表現は避けましょう。
  • 感謝の言葉を添える:内見の機会を与えてくれたことへの感謝の気持ちを伝えることで、印象を良くすることができます。「丁寧なご対応ありがとうございました」など、短い言葉でも効果があります。
  • 連絡手段の明記:万一、返信がない場合に備え、連絡可能な電話番号やメールアドレスを明記しましょう。

メール例文

件名:〇〇マンション 内見に関するご連絡

〇〇不動産 〇〇様

先日は〇〇マンションの内見にお時間をいただき、ありがとうございました。

親と相談した結果、諸事情により今回の賃貸契約は見送らせていただくことになりました。

ご期待に沿えず申し訳ございません。

丁寧なご対応ありがとうございました。

〇〇〇〇
〇〇〇〇

電話で断る場合のポイント

電話で断る場合は、以下の点に注意しましょう。

  • 時間帯を選ぶ:営業時間内、かつ担当者が対応しやすい時間帯を選びましょう。早朝や深夜は避けましょう。
  • 落ち着いて話す:深呼吸をして、落ち着いてから電話をかけましょう。感情的にならないように注意し、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
  • 要点を絞って話す:長々と話すと、相手も疲れてしまいます。簡潔に、要点を絞って伝えましょう。
  • 録音する(任意):不安な場合は、通話を録音しておくと、後々のトラブル防止に役立ちます。

強引な営業への対処法

今回の経験から、強引な営業への対処法についても考えてみましょう。

専門家の意見

不動産会社に詳しい弁護士によると、「契約書に署名していない、重要な書類を提出していない」という状況では、法的拘束力は発生していません。ただし、今後の不動産探しに支障をきたす可能性を避けるためにも、丁寧な対応は必要です。

今後の対策

  • 複数の不動産会社に相談する:一つの会社に頼らず、複数の会社に相談することで、より良い条件の物件を見つけられる可能性が高まります。また、比較することで、営業スタイルの違いも分かります。
  • 内見前に条件を明確にする:事前に希望条件を明確にしておけば、無駄な内見を減らすことができます。また、希望条件に合わない物件は、早めに断ることで、時間の節約にもなります。
  • 信頼できる仲介業者を選ぶ:口コミや評判などを参考に、信頼できる仲介業者を選ぶことが重要です。友人や知人の紹介を受けるのも良い方法です。
  • 同行者と一緒に行く:一人で内見に行くことに不安がある場合は、友人や家族と一緒に行くことをおすすめします。複数人で行くことで、安心感も高まります。
  • 契約前に十分に検討する:契約前に、物件の条件や契約内容をよく確認し、疑問点があれば担当者に質問しましょう。納得できない点は、無理に契約せず、断る勇気を持つことも大切です。

まとめ

賃貸物件の内見後、契約を断ることは、決して珍しいことではありません。今回のケースでは、契約前に個人情報の一部を提出しているものの、法的拘束力はありません。しかし、丁寧な対応を心がけることで、今後の不動産探しにも良い影響を与えます。 恐怖を感じている状況でも、落ち着いて対応し、適切な断り方をしましょう。 そして、今後の不動産探しでは、複数の会社に相談したり、信頼できる仲介業者を選んだりするなど、より安全でスムーズな物件探しを心がけましょう。

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