賃貸物件の内見で必ず確認すべきポイント!後悔しないお部屋選びのためのチェックリスト

不動産屋から家を借りる際に、部屋を見に行きますよね。その際に聞いておくべきことを教えてください。

賃貸物件の内見:後悔しないための事前準備と確認事項

賃貸物件の内見は、これから長く過ごす住まいを決める重要な機会です。せっかく気に入った物件が見つかっても、後から「聞いておけばよかった…」と後悔しないためにも、事前に準備しておきたいこと、そして内見時に必ず確認すべきポイントを詳しく解説します。

内見前に準備しておきたいこと

内見前に準備しておくと、スムーズに物件を確認し、重要なポイントを見逃さずに済みます。

  • 物件の情報を改めて確認する:間取り図、写真、設備一覧などを改めて確認し、疑問点をリストアップしておきましょう。特に、気になる点や重視するポイントはメモしておくと便利です。
  • チェックリストを作成する:本記事で紹介するチェックリストを参考に、自分自身のニーズに合わせたチェックリストを作成しておくと、内見時に漏れなく確認できます。事前に質問事項をまとめておけば、担当者への質問もスムーズに行えます。
  • カメラやメモ帳を用意する:気になる箇所の写真を撮ったり、メモを取ったりすることで、後からじっくり検討できます。スマートフォンで動画を撮影するのもおすすめです。
  • メジャーを持参する:家具の配置を検討する際に役立ちます。特に、大型家具のサイズを事前に測っておくと、搬入可能かどうかを確認できます。
  • 天気予報を確認する:雨天の場合は、建物の防水性や排水状況を確認する機会になります。

内見時のチェックポイント:設備・構造から周辺環境まで徹底解説

いよいよ内見当日。チェックすべきポイントは大きく分けて、お部屋の状態、設備、周辺環境の3つです。

1. お部屋の状態をチェック

  • 壁や天井の汚れ、傷:ひび割れ、シミ、剥がれなどがないか注意深く確認しましょう。写真に撮っておくと、後々のトラブル防止に役立ちます。
  • 床の状態:傷、へこみ、汚れ、湿気などがないか確認します。フローリングの場合は、隙間や反りがないかもチェックしましょう。畳の場合は、傷み具合や湿気、カビの発生がないか確認します。
  • 窓やドアの開閉:スムーズに開閉するか、隙間風がないかを確認します。窓の鍵の動作も確認しましょう。
  • 収納スペース:広さ、使いやすさ、収納力などを確認します。収納棚の強度や状態もチェックしましょう。
  • 通風と採光:窓の位置、大きさ、日当たりなどを確認し、通風や採光が十分かどうかを確認します。夏場の暑さや冬場の寒さについても想像してみましょう。
  • 臭い:タバコ臭、ペット臭、カビ臭などがないか確認します。換気をしても臭いが残る場合は、注意が必要です。
  • 水回り(キッチン、浴室、トイレ):排水溝のつまり、水漏れ、異臭、カビ、汚れなどがないか確認します。蛇口やシャワーの水圧、便器の洗浄機能なども確認しましょう。特に浴室は、換気扇の動作や窓の開閉も確認しておきましょう。

2. 設備をチェック

  • エアコン:動作確認を行い、冷暖房機能が正常に作動するか確認します。古すぎるエアコンは、省エネ性能が低い可能性があります。
  • 給湯器:お湯が出るか、温度調整が適切に行えるか確認します。給湯器の種類や設置場所なども確認しておきましょう。
  • 照明器具:明るさ、数、種類などを確認します。必要に応じて追加の照明器具が必要かどうか検討しましょう。
  • インターネット回線:光回線、ケーブルテレビなど、利用可能な回線と速度などを確認します。事前にインターネット環境の確認は必須です。
  • 洗濯機置き場:設置スペースの広さ、排水口の位置などを確認します。防水パンの有無や状態も確認しましょう。

3. 周辺環境をチェック

  • 騒音:道路の交通量、近隣からの騒音など、生活環境に影響を与える可能性のある騒音がないか確認します。日中だけでなく、夜間の騒音も確認できると理想的です。
  • 治安:防犯カメラの設置状況、街灯の明るさなどを確認します。近隣の住民に話を聞いてみるのも良いでしょう。
  • ゴミ捨て場:場所、ゴミ出しルールなどを確認します。分別方法や収集日なども確認しましょう。
  • スーパーやコンビニなどの利便性:生活に必要な施設までの距離やアクセス方法を確認します。徒歩圏内に必要な施設があるか確認しましょう。
  • 駅からの距離:最寄りの駅までの距離と所要時間を確認します。通勤・通学に支障がないか確認しましょう。
  • 病院や学校などの公共施設:必要な施設までの距離やアクセス方法を確認します。特に、小さなお子さんやご高齢の方がいる家庭では、重要なポイントとなります。

内見時に必ず質問すべきこと

内見時に、担当者へ必ず質問すべき項目をまとめました。

  • 修繕履歴:過去の修繕履歴を確認することで、建物の状態や管理状況を把握できます。
  • ペット飼育の可否:ペットを飼う予定がある場合は、事前に確認が必要です。
  • 駐車場の有無と料金:駐車場が必要な場合は、空き状況と料金を確認しましょう。
  • 契約期間:契約期間と更新方法を確認します。
  • 家賃以外の費用:管理費、共益費、敷金、礼金、仲介手数料などの費用を確認します。
  • 退去時の条件:原状回復義務、敷金の返還条件などを確認します。
  • 近隣トラブルの有無:過去に近隣トラブルが発生したことがあるか確認します。

専門家からのアドバイス:不動産のプロに相談してみよう

賃貸物件選びで迷ったときは、不動産のプロに相談してみましょう。経験豊富な不動産会社は、物件選びのアドバイスだけでなく、契約に関する注意点なども教えてくれます。複数の不動産会社に相談することで、より良い物件を見つけられる可能性が高まります。

まとめ:後悔しないお部屋選びのために

賃貸物件の内見は、慎重に行うことが大切です。この記事で紹介したチェックリストと質問事項を参考に、納得のいくお部屋選びをしてください。 事前に準備をしっかり行い、内見時にしっかりと確認することで、快適な賃貸生活を送ることができるでしょう。

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