賃貸物件の価格表示ミスと対応について:希望物件の価格が大幅に違っていた場合の対処法

賃貸物件のことでお尋ねします。ネット上で希望条件にぴったりの物件を見つけ(というか希望以上でした)、意気込んで見学申し込みをしました。アップしたての新着物件で、まだ間取り図も載せてなかったので、取り扱い業者に見学希望と共に資料をお願いしたところ、メールで間取り図等の資料を送ってくれましたが、資料記載のそのマンションの部屋は、ネット記載より4万円も高いものでした。指摘をしたところ、「あっ、まちがってました。それが正規の賃料です」って。最初に問い合わせた時に、「お部屋の広さのわりに、とってもお安いんせすが、何か理由があるんですか?」と聞いたときは、「何も特別な理由はありませんよ」と答えてたくせに、こちらが資料から発見して指摘すると、あっさりまちがえましたって。それってありですか?記載した以上、何の落ち度も認められないんでしょうか。本当にがっかりです。

物件価格の表示ミス:よくあるトラブルと対処法

ネット上の不動産情報サイトで、物件価格に誤りがあったというケースは、残念ながら珍しくありません。 情報更新の遅れや人為的なミスなど、様々な原因が考えられます。今回のケースのように、問い合わせ段階で価格の安さを指摘したにも関わらず、正しくない価格を提示し続けた不動産会社は、明らかに問題があります。

不動産会社側の責任と対応

まず、不動産会社には物件情報の正確性を担保する責任があります。誤った価格情報を掲載し、それを訂正せずに契約を勧誘しようとした行為は、消費者契約法違反に抵触する可能性があります。 法律的な観点から、以下の点を検討しましょう。

  • クーリングオフ: 契約を締結した後であっても、特定の条件を満たせばクーリングオフできる場合があります。ただし、クーリングオフはすべての契約に適用されるわけではありませんので、契約内容をよく確認する必要があります。
  • 損害賠償請求: 時間や精神的な負担など、誤った情報提供によって被った損害について、不動産会社に損害賠償を請求できる可能性があります。ただし、損害の程度を証明する必要があるため、メールのやり取りや、物件探しにかかった費用などを記録しておくことが重要です。
  • 消費者センターへの相談: 不安な場合は、お住まいの地域の消費者センターに相談しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、適切な対応策を見つけることができます。
  • 国土交通省への相談: 重大な問題と判断される場合は、国土交通省にも相談できます。不動産取引に関する苦情や相談を受け付けています。

具体的な対応ステップ

1. 証拠の確保: 誤った価格表示が掲載されていたウェブサイトのスクリーンショット、不動産会社とのメールのやり取り、物件資料などを全て保存しましょう。これらは、後々の交渉や訴訟において重要な証拠となります。

2. 冷静な対応: 感情的な言葉を使わず、事実を淡々と伝えましょう。メールや電話で、価格の相違点を明確に指摘し、訂正を求めます。 具体的な日付や時間、担当者の名前などを記録しておきましょう。

3. 書面での請求: 口頭でのやり取りだけでは、証拠として弱い場合があります。価格訂正の要求や、損害賠償請求などを行う場合は、内容証明郵便で書面を送付することをお勧めします。

4. 専門家への相談: 問題が解決しない場合、弁護士や司法書士に相談することを検討しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な対応を取ることができます。

賃貸物件選びにおける注意点と対策

今回のケースから学ぶべきことは、物件選びにおいて、情報に安易に飛びつかないことです。

信頼できる情報源の確認

  • 複数のサイトで比較: 一つのサイトの情報だけに頼らず、複数の不動産情報サイトで同じ物件の情報を確認しましょう。価格や設備、間取りなどに相違がないか確認することで、誤った情報の発見に繋がります。
  • 不動産会社への直接確認: ネットの情報だけでは不安な場合は、不動産会社に直接電話で確認しましょう。物件の詳細や価格について、丁寧に質問することで、誤解を防ぐことができます。 また、担当者の名前を記録しておくことも大切です。
  • 現地確認の重要性: ネットの情報だけで判断せず、必ず現地で物件を確認しましょう。写真や間取り図だけでは分からない、建物の状態や周辺環境などを確認することができます。 また、この際に改めて価格について確認しましょう。

インテリアとの関連性:物件選びと理想の空間

物件選びは、単に家賃や立地条件だけでなく、自分の理想とするインテリアを実現できるかという点も考慮すべきです。 例えば、ベージュの壁に合う家具や、窓からの採光を最大限に活かすレイアウトなど、具体的なイメージを持って物件を探すと、満足度の高いお部屋選びにつながります。

今回のケースでは、希望以上の物件だっただけに、価格の誤りに大きな落胆を感じられたと思います。 しかし、この経験を活かし、より慎重な物件選びを行うことで、将来、理想のインテリアに囲まれた快適な生活を送ることができるでしょう。

まとめ

賃貸物件の価格表示ミスは、残念ながらよくあるトラブルです。 しかし、冷静な対応と適切な手続きを行うことで、問題を解決できる可能性があります。 今回の経験を教訓に、より慎重な物件選びを行い、理想のインテリアを実現できるお部屋を見つけてください。

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