賃貸物件のエアコン故障!大家の責任と解決策

エアコンが壊れました。賃貸契約している部屋のエアコンが壊れました。契約書には“エアコンつき”だと書いてあります。 エアコンのメーカーに問い合わせたところ、「古い型なので部品があるか調べてみないとわかりません。修理できない可能性もあります」と言われました。ちなみにエアコンはもともと動力で契約してあり、一般家庭で使っているものを取り付けるわけにはいかず、どうすれば良いかわかりません。 大家にメールしたところ、「不動産やさんで安く修理してくれるところを紹介してくれるんじゃない?きいてみたらどうですか」と、まるで他人事のように言われました。連日30℃を越えるので、あまりの暑さに死にそうです。 賃貸契約している部屋でエアコンが故障した場合、住んでいる人が修理したり買い換えたりしないといけないものですか? エアコンつきの条件で入居していても、大家は修理する義務はないのでしょうか? どなたか教えてください。 自分はともかく、室内犬がいるので、私の留守中に死んでしまわないか心配です。補足大家に電話が繋がらなかったので、メールで報告すると同時に、メーカーのサポートセンターにエラーコードの意味を確認するために問い合わせました。 なにをしたいのか??とありますが、エラー内容と、修理や部品がない旨を大家に伝えて、どうしたら良いのか、修理してもらえるのか、誰が責任をもつのか、聞きたかっただけです…。

賃貸物件におけるエアコン故障の責任は誰にある?

30℃を超える猛暑の中、賃貸物件のエアコンが故障する事態は、非常に深刻な問題です。特に、室内犬を飼われているとのことですので、ペットの安全も考慮しなければなりません。 契約書に「エアコン付き」と明記されているにも関わらず、大家の対応が不十分な場合、どのように対処すべきでしょうか。

まず、重要なのは賃貸借契約書です。契約書に「エアコン付き」と記載されている場合、それは賃貸物件の重要な設備として扱われます。 大家には、入居者が快適に生活できるよう、この設備を適切に維持管理する義務があります。 エアコンが故障した場合、修理または交換の責任は、原則として大家にあります。

ただし、故障の原因が入居者の故意または過失によるものだと証明された場合は、状況が変わってきます。例えば、エアコンのフィルターを適切に清掃しなかったり、異物を投入したりして故障させた場合などは、入居者に修理費用負担を求められる可能性があります。

大家に修理を依頼する手順と具体的な対応策

大家にメールで連絡したものの、適切な対応が得られなかったとのこと。まずは、再度連絡を取り、状況を詳しく説明することが重要です。電話が繋がらない場合は、内容証明郵便で状況を伝え、修理または交換を依頼しましょう。内容証明郵便は、証拠として残せるため、後々のトラブル防止に有効です。

メールや電話でのやり取りを記録しておき、証拠として残しておきましょう。具体的な手順は以下の通りです。

  • 1. 故障状況の詳細を伝える: エアコンのメーカー名、型番、エラーコードなどを明確に伝えましょう。修理不能の可能性についても伝え、早急な対応を求めます。
  • 2. 契約書の内容を提示する: 契約書に「エアコン付き」と明記されていることを強調し、大家の修理義務を改めて確認します。
  • 3. 室内犬の存在を伝える: ペットの安全を懸念していることを伝え、緊急性の高さを訴えます。写真や動画で室内温度の高さを示すのも有効です。
  • 4. 修理期限を設定する: いつまでに修理または交換を完了してほしいか、具体的な期限を提示します。期限までに対応がない場合は、次のステップに進みます。
  • 5. 不動産会社への相談: 大家との交渉が難航する場合は、不動産会社に相談しましょう。不動産会社は大家と入居者の仲介役として、問題解決に協力してくれるはずです。
  • 6. 弁護士への相談: 上記の方法でも解決しない場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。弁護士に相談することで、法的措置を取ることも視野に入れた対応が可能になります。

具体的な事例:エアコン故障と大家の対応

Aさんは賃貸マンションに住んでおり、契約書には「エアコン付き」と記載されていました。しかし、入居から1年後にエアコンが故障。大家に連絡したところ、「古い機種なので修理は難しい」と言われ、修理費用を負担するよう求められました。Aさんは契約書の内容を主張し、不動産会社にも相談。最終的に大家は新しいエアコンへの交換費用を負担することになりました。

専門家の視点:賃貸借契約と設備の維持管理

弁護士の視点から見ると、賃貸借契約において、エアコンは重要な設備であり、大家にはその維持管理義務があります。契約書に明記されている場合は、その義務はより強固になります。故障の原因が入居者の故意または過失によるものでない限り、大家は修理または交換の責任を負うのが一般的です。

暑さ対策と室内犬の安全確保

エアコンが修理されるまでの間、暑さ対策と室内犬の安全確保は最優先事項です。

  • 扇風機やクーラーの使用: 一時的な暑さ対策として、扇風機やポータブルクーラーなどを活用しましょう。特に、室内犬がいる場合は、犬が熱中症にならないよう注意が必要です。
  • 涼しい場所への移動: 日中、室内が暑すぎる場合は、涼しい場所(ショッピングモール、図書館など)に避難することを検討しましょう。ペット同伴可能な施設を選ぶことが重要です。
  • ペットボトルクーラー: ペットボトルに凍らせた水を入れて、犬のそばに置いてあげましょう。保冷剤なども有効です。
  • こまめな水分補給: 自分自身と室内犬の水分補給をこまめに行いましょう。脱水症状を防ぐために、冷たい飲み物を用意しておきましょう。
  • 窓の遮光: カーテンやブラインドで直射日光を遮断し、室温の上昇を防ぎます。

まとめ

賃貸物件のエアコン故障は、入居者にとって大きな負担となります。しかし、契約書に「エアコン付き」と記載されている場合は、大家に修理または交換の義務があることを理解しておきましょう。 適切な手順で大家に連絡し、交渉を進めることが重要です。それでも解決しない場合は、不動産会社や弁護士に相談することを検討しましょう。 何よりも、暑さ対策とペットの安全確保を最優先に行動してください。

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