賃貸物件のエアコン問題:高額な電気料金と解決策

法律的な質問の答えを希望するかもしれませんが、今賃貸住宅(ビル)に住み出したのですが、その住居が自分の住んでいる所以外が、テナントになっていて、住んでいるのが自分だけなのです。その建物には業務用のエアコンしか装備されておらず、電力が別契約になっているのを知らずに入居しました。その後電力会社からの説明により発覚し電気料金が通常の家庭電力請求と業務用(エアコン)電力の請求の2つ支払う状態になりました。この不便さとありえない状態に疑問と憤りを持ったので仲介業者と管理会社に相談(抗議)しましたが、別途エアコンの工事代金(穴あけとコンセントの設置が3部屋)が払えないと言う答えで、こちらが泣き寝入りしている状態です。電気料金はこの冬で1万8千円超えがアリ、現在でも1万円は超えています。この夏はもっとなるのでは?と思っていてどうすればいいか思案中です。管理会社は月5千円の管理費をとっており、大家(オーナー)はエアコンの取り付けの許可は出しているそうです。家賃は7万8千円です。敷金、礼金、保険など入れて、¥389120ーかかっています。エアコンもその設置代金もこちらで払って出来るものでもなく、この夏を迎えるのは・・・何か良い手はないかと思案はしていますが、なかなか思いつきません。エアコンの穴あけ工事は大した金額では無いそうですが、エアコン用の電気コンセントの場所設置が法律?で義務付けられて、その部分の工事代が高いらしいです。因みに窓は開きますが、普通に横に開くタイプではなく、斜めに開くタイプなので網戸もつけれません。引越しも考えてみましたが、入居してまだ4ヶ月ぐらいですし、資金もありません。このまま、泣き寝入りするしかないのでしょうか?仲介業者や大家さん、管理会社に何か請求はできないのでしょうか?このような問題の知識や対応、解決をした方や実際この様な事があった方々がいましたらお知恵をお貸し願えませんでしょうか?かなり、へこんでいますし、悩んでいます。

賃貸契約における重要事項説明と告知義務違反の可能性

まず、重要なのは、賃貸契約時に業務用エアコンと別途電力契約であることが説明されていたかどうかです。賃貸借契約において、重要事項は必ず事前に告知する義務が大家・管理会社にあります。業務用エアコンとそれに伴う高額な電気料金は、生活に大きく影響する重要な事項であり、告知義務違反の可能性があります。

もし、契約時にこの事実が告知されていなかった場合、契約解除や損害賠償請求を検討できる可能性があります。具体的な対応としては、以下の手順を踏んでください。

1. 契約書と重要事項説明書を確認する

契約書と重要事項説明書を改めて確認し、業務用エアコンと別途電力契約に関する記述があるか、そしてその内容が十分に説明されていたかを精査しましょう。写真やメモがあれば、証拠として役立ちます。

2. 証拠を集める

電力会社からの請求書、仲介業者や管理会社とのやり取りの記録(メール、手紙、通話録音など)、契約書、重要事項説明書などを全て保管しましょう。これらの証拠は、後の交渉や訴訟において非常に重要となります。

3. 弁護士に相談する

専門家の意見を聞くことが重要です。弁護士に相談することで、あなたの権利を適切に主張するための方法を学ぶことができます。弁護士費用は心配かもしれませんが、法律相談は初回無料の事務所も多いので、まずは相談してみることをお勧めします。

管理会社・大家への対応

弁護士に相談する前に、管理会社や大家に再度交渉することも可能です。その際には、以下の点を明確に伝えましょう。

1. 告知義務違反の可能性を指摘する

業務用エアコンと別途電力契約について、契約時に告知がなかったことを明確に伝え、それが告知義務違反に当たる可能性を指摘します。

2. 具体的な損害を説明する

高額な電気料金によって被った具体的な損害(金額)を明確に提示します。冬場の1万8千円超え、現在の1万円超え、そして夏のさらなる増加を予測した金額などを示すことで、彼らの対応を促すことができます。

3. 解決策を提案する

単なるクレームではなく、具体的な解決策を提案することで、交渉がスムーズに進みやすくなります。例えば、

  • エアコンの設置工事費用負担の交渉: 管理会社に工事費用の一部または全額負担を要求する。
  • 家賃減額の交渉: 高額な電気料金を考慮し、家賃の減額を交渉する。
  • 契約解除: 告知義務違反を理由に契約解除を要求する。(弁護士と相談の上)

などを提案してみましょう。

具体的な解決策例

同様のケースでは、以下の様な解決策が考えられます。

事例1:契約解除

重要事項説明が不十分だった場合、契約解除が認められる可能性があります。弁護士に相談し、契約解除の手続きを進める必要があります。この場合、すでに支払った費用(敷金、礼金、家賃など)の返還請求も可能となるでしょう。

事例2:家賃減額

契約は継続するものの、高額な電気料金を考慮し、家賃を減額する交渉が成立する可能性があります。この場合、減額幅を明確に提示し、交渉を進める必要があります。

事例3:工事費用負担

大家または管理会社にエアコン設置工事費用の一部または全額を負担してもらう交渉が成立する可能性があります。この場合、工事の見積もりを取り、交渉材料とします。

専門家の視点:不動産会社に相談

不動産会社は、賃貸契約に関する専門知識を持っています。今回の問題について、不動産会社の担当者に相談することで、客観的なアドバイスを得ることが可能です。

まとめ:諦めずに解決策を探しましょう

現状は非常に辛い状況ですが、諦めずに解決策を探しましょう。弁護士や不動産会社に相談し、適切な対応を取ることで、状況を改善できる可能性があります。証拠をしっかり集め、冷静に交渉を進めることが重要です。

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