賃貸物件でペット飼育の交渉が難航…諦めるべき？具体的な解決策とアドバイス

賃貸物件について質問です。本体ペット可ではない物件でペット可で交渉中ですが、色々な理由で遠回しに断られています。不動産さんの説明に納得できないのですが、やはり諦めるべきでしょうか？東日本大震災の被災地に住んでいます。未だに賃貸物件が少なく、空室の部屋を見つけること自体が難しい状況です。現在交渉中の物件が基本ペット不可の物件でしたが「敷金、礼金を大目にみて、退去時に壁の張替え費など覚悟してもらうのが条件ですが・・・」との話でペット可として予約しました。予約をした数か月後、部屋が空いたとの連絡があり、現在契約を進めているのですが、急に「ペットが難しい」と言われ諦めるべきか悩んでいます。ペットの写真や飼育方法を書面にして提出してください、というので写真と飼育方法も渡しました。小型犬(狆体重５キロ) 不在時はペットホテルや実家に預ける予定で小時間の留守番はゲージに入れておくので放し飼いで部屋に１匹にはしない。伝えたのですが、結果「大き過ぎるので・・・」「その部屋は今までペット可にしたことがない」「大家さんの判断で」と「ペットがいないんであれば大丈夫ですよ」と…。隣の部屋も犬を飼っているし、上の部屋も犬を飼っています。 (シーズーやブルドック) 以前、友人が2年近く前に借りていたアパートなので、賃貸情報も聞いていたのですが、今回の条件は家賃3千円加算、礼金は１か月分加算(ペット無の場合なので、プラスペット分加算予定でした) 友人もペット可で入居したしたのですがペットの加算分の敷金、礼金はなしだったようです。震災後と震災前で状況が変わってきたのは勿論わかるのですが・・・・やっぱり大家さん的にはペット有よりもペット無の入居者の方が望ましく、現在部屋を探している人が多いため「他にも借りる人はいる」と断りたいようにも思えます。何か月も待ってやっと空いた物件なので引っ越したいのですが…。愛犬の飼育放棄はしたくないので、どうしてもダメな場合１から探し直すことも考えています。何か交渉する手段等あるでしょうか？大家さんの判断で諦めるしかないのでしょうか？しつこいのかもしれませんが切実に住む場所を探しています。アドバイスお願いします。補足補足させて頂きます。震災後インターネットなどで検索しても１件も空物件がない位入居者募集がなくなってしまいました。何社か不動産に行ったのですが「ペット可の物件はちょっとないです…他にも予約待ちのお客様がかなり居て…空く見通しは無いです」と言われてしまい、予約すら出来ません。今回の不動産は小さい地元の不動産で運よく早い順番で予約出来たのですが…。

Contents

1 東日本大震災被災地におけるペット可賃貸物件の確保：困難と解決策
2 不動産会社との交渉：現状分析と改善策
- 2.1 具体的な交渉手段
3 大家さんの立場を理解する
- 3.1 大家さんの懸念を解消する具体的な対策
4 交渉における注意点
5 まとめ

東日本大震災被災地におけるペット可賃貸物件の確保：困難と解決策

東日本大震災の被災地では、賃貸物件の不足が深刻な問題となっています。特に、ペット可物件となると、選択肢はさらに狭まり、今回のケースのように、交渉が難航することも珍しくありません。ご質問者様は、ペット可ではない物件を、交渉の上ペット可として予約したにも関わらず、直前で断られてしまい、非常に困っている状況です。

不動産会社との交渉：現状分析と改善策

現状を分析すると、以下の点が問題となっています。

* **不動産会社の対応：** 当初はペット可を承諾したにも関わらず、その後「大家さんの判断で」と断られた点。これは、不動産会社が大家の意向を十分に把握していなかったか、あるいは、当初の承諾に問題があった可能性があります。
* **条件の不透明さ：** ペット可にする際の追加料金が、友人のケースと大きく異なる点。これは、不動産会社による恣意的な設定の可能性も考えられます。
* **物件の希少性：** 被災地という特殊な状況下で、空室自体が非常に少ないため、交渉の余地が限られている点。

具体的な交渉手段

諦める前に、以下の点を試みてみましょう。

書面での交渉：これまでのやり取りを全て記録し、不動産会社と大家さんに送付します。当初の合意内容、ペット飼育に関するご自身の準備（写真、飼育方法など）、そして、断られた理由などを明確に記載しましょう。「当初の合意に基づき、契約を履行するよう求める」旨を明確に記すことが重要です。
具体的な解決策の提示：大家さんの懸念事項を解消するための具体的な提案を提示しましょう。例えば、
- 追加の敷金・礼金： 当初の提示額に加え、さらに上乗せする。
- 賃貸保険の加入： ペット飼育による損害を補償する賃貸保険に加入する。
- 定期的な清掃： 定期的に専門業者に清掃を依頼する。
- 近隣への配慮： 騒音対策など、近隣住民への配慮を徹底する旨を約束する。
これらの提案を具体的に書面で提示することで、大家さんの不安を軽減できます。
他の不動産会社への相談：** 現状を説明し、他の不動産会社に相談してみましょう。もしかしたら、ペット可の物件を紹介してもらえる可能性があります。また、他の不動産会社の意見を参考に、交渉の際に有利な情報を得られるかもしれません。

弁護士や専門家への相談：** どうしても解決しない場合は、弁護士や不動産問題に詳しい専門家への相談も検討しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な交渉を進めることができます。

消費者センターへの相談：** 不当な扱いを受けていると感じた場合は、消費者センターに相談することもできます。

大家さんの立場を理解する

大家さんの立場から考えてみましょう。ペット可にすることで、以下のリスクを懸念している可能性があります。

* **物件の損傷：** ペットによる壁や床の傷、汚れなど。
* **近隣トラブル：** ペットの鳴き声や臭いによる苦情。
* **退去時の原状回復費用：** ペット飼育による損傷の修繕費用。

大家さんの懸念を解消する具体的な対策

これらの懸念を解消するために、以下の対策を提案しましょう。

* **高額な敷金・礼金：** 損害を補償できるだけの十分な金額を提示する。
* **賃貸保険への加入：** ペットによる損害を保険でカバーする。
* **清掃・メンテナンス：** 定期的な清掃やメンテナンスを行うことを約束する。
* **近隣への配慮：** 騒音対策や臭い対策を徹底する。
* **ペットの飼育状況の報告：** 定期的にペットの飼育状況を報告する。

交渉における注意点

交渉にあたっては、以下の点に注意しましょう。

* **感情的にならない：** 冷静に、事実を基に交渉を進めることが重要です。
* **証拠を揃える：** メールや契約書などの証拠をしっかりと保管しておきましょう。
* **専門家の力を借りる：** 必要であれば、弁護士や不動産問題に詳しい専門家の力を借りましょう。

まとめ

被災地での賃貸物件探しは非常に困難ですが、諦めずに粘り強く交渉を続けることが大切です。ご自身の権利を主張しつつ、大家さんの懸念事項にも真摯に対応することで、交渉を有利に進めることができるでしょう。それでも解決しない場合は、専門家の力を借りることを検討してください。愛犬との生活を守るため、諦めずに努力を続けましょう。