賃貸更新トラブル!家賃交渉と名義変更、そして勝手に引き落としされた家賃…どうすればいい?

賃貸更新での質問です。今賃貸で6年も住んでいて、11月で更新を迎えます(2年更新)。未成年時代から住んでいて、父名義でしたので今回の更新を期に自分名義に切り替えようと思っていました。しかし、9月に同じマンションの同じ階の空き部屋が今の家賃より1万5千円安く賃貸雑誌に載っており、それなら更新を期に引っ越そうかなと考えていたら、友人に『6年も住んでるんだから家賃引き下げ交渉したら?』と提案されたので、早速不動産屋さんに電話をしたところ、『1万5千円の家賃引き下げと更新時の名義変更につきましては、折り返し連絡します』と言われてから、9月末の元々の更新書類の提出期限を過ぎても連絡がないから、再度私からまた電話をしたのですが『まだ交渉中ですので週末に連絡します。』で、週末連絡なし。再度、電話をしたのですが『まだ交渉中ですのでこちらから連絡します。』と言われたきり、半月たちました…連絡をすると言われつつ一度もかかってこないし、もう更新1ヶ月前を切ったので引っ越しも無理だし。で、今日父のもとに11月分の家賃と更新料の引き落としの明細書が届きました。名義変更する予定だったので、契約更新の書類にはまだサインしていない状態なのにお金は引き落とされるんですか?納得がいきません!家賃の件は遅れても構わないですが、このままだと名義変更なしのまま更新されそうです…サインしてないのに不動産屋さんは勝手にそんなことして良いのでしょうか?月曜日に再度電話をしようとは思ってますが、怒りでキレそうです。冷静に話をしたいのですが、どのようにうまく説明をしたらよいのかアドバイスをいただけると助かります。

賃貸更新における家賃交渉と名義変更のトラブル:冷静に対処するためのステップ

6年間も住んでいる賃貸物件の更新を機に、家賃交渉と名義変更を検討されているとのこと。しかし、不動産会社からの対応が遅延し、家賃まで引き落とされてしまったとのこと。非常にストレスの溜まる状況ですね。まずは冷静になり、以下のステップで対応していきましょう。

1. 事実関係の整理と証拠の確保

まずは、現状を整理し、証拠を確保することが重要です。

  • 賃貸契約書のコピー:契約内容、更新に関する条項を確認しましょう。特に、更新手続きの期限や、家賃変更に関する規定を確認します。
  • 家賃明細書:いつ、いくら引き落とされたかの記録を残しておきましょう。
  • 不動産会社との通話記録:可能であれば、通話内容をメモしておきましょう。日付、時間、担当者名、発言内容を記録します。録音できる場合は、録音しておくとさらに強力な証拠となります。
  • 同じマンションの空き部屋の賃貸広告:家賃交渉の根拠として重要です。コピーやスクリーンショットを保存しておきましょう。

これらの証拠は、後々の交渉や、必要であれば法的措置を取る際に役立ちます。

2. 不動産会社への連絡と具体的な交渉

月曜日に電話する前に、事前に話す内容を整理しておきましょう。感情的にならず、事実を淡々と伝え、具体的な解決策を求めることが重要です。

具体的な交渉内容

  • 家賃引き落としについて:「契約更新の書類にサインしていないにも関わらず、家賃が引き落とされたことについて、説明を求めます。」と伝えましょう。誤って引き落とされた場合は、返金を求める必要があります。
  • 家賃値下げ交渉について:「同じマンションの同じ階で、家賃が1万5千円安い物件があることを確認しました。6年間居住しており、良好な賃貸関係を築いていることを考慮し、家賃値下げ交渉を継続したいです。」と伝えましょう。具体的な金額を提示するのではなく、交渉の余地を残す表現を使うことが重要です。具体的な金額を提示する場合は、賃貸広告の価格を参考に、妥協できる金額を提示しましょう。
  • 名義変更について:「更新にあたって、契約名義を父から自分に変更したいと考えています。手続きについて、具体的な手順と必要な書類を教えてください。」と伝えましょう。名義変更に必要な書類や手続きについて、明確な回答を求めましょう。
  • 対応期限の設定:「いつまでに回答をいただけるか、具体的な期日を教えてください。」と、明確な回答期限を設定しましょう。曖昧な回答を許さないことが重要です。期限までに回答がない場合は、次のステップに進みましょう。

3. 交渉がまとまらない場合の対応

不動産会社との交渉がまとまらない場合は、次のステップに進みましょう。

消費者センターへの相談

消費者センターは、賃貸トラブルに関する相談にも対応しています。不動産会社との交渉が難航する場合、消費者センターに相談することで、客観的なアドバイスや、交渉のサポートを受けることができます。

弁護士への相談

交渉が全く進展しない、または不動産会社から不当な対応を受けた場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。弁護士は、法的観点から問題点を指摘し、適切な解決策を提案してくれます。

4. 今後の賃貸契約における注意点

今回のトラブルを教訓に、今後の賃貸契約において注意すべき点をまとめました。

  • 契約内容の確認:契約書の内容をしっかりと理解し、不明な点は必ず質問しましょう。特に、更新手続き、家賃変更に関する規定は、しっかりと確認しておきましょう。
  • 更新時期の確認:更新時期をしっかりと把握し、余裕を持って手続きを進めましょう。ギリギリにならないように、早めに更新手続きを始めましょう。
  • 書面でのやり取り:重要な事項は、必ず書面でやり取りしましょう。口頭での約束は、証拠として残りにくいので、注意が必要です。
  • 記録の保持:契約書、家賃明細書、不動産会社とのやり取りの記録などを大切に保管しましょう。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士の視点から見ると、今回のケースでは、不動産会社が契約更新の手続きを不当に遅延させている可能性があります。また、契約書にサインしていないにも関わらず家賃を引き落とした点も問題です。これらの行為は、契約違反に当たる可能性があります。

まとめ

賃貸更新におけるトラブルは、冷静な対応が重要です。事実関係を整理し、証拠を確保した上で、不動産会社と交渉を行いましょう。交渉がまとまらない場合は、消費者センターや弁護士に相談することを検討してください。今回の経験を活かし、今後の賃貸契約においては、契約内容の確認や、書面でのやり取りを徹底することで、トラブルを未然に防ぎましょう。

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